Column

たてヨコラム

たてヨコメンバーによるフリーテーマのコラム

教育とこれからの日本について勝手に考えてみた

コラムを書くと愛媛の友達が増えるのでコラムを書いています。
僕は移住者なので愛媛の友達が少ないのでこういう機会はラッキーと思っています。西条市に住んでるのでイベントなどには顔を出さないですが(笑)コラムに一貫性が無いのが特徴です。

こんなコラムを書いてますが、、、、まあ、読んでも読まなくても人生は変わらないので、暇すぎて時間潰したい人は読んでみてください。

さて、今までコラムをプロモーションに利用させてもらうことが多かったので、今回はちゃんと書いて帳消しにしようと企んでおります。必ず誰かの役には立つと思います。

秋山さんのコラムを読んで今回のコラムの内容を決めました。秋山さんは面識もなくお会いしたこともないのですが、このコラムはめちゃくちゃ良いので読んでください。僕のコラムなんて読まなくて良いのでこのコラムを読んでください。今年のコラム大賞はこれです。

読んでくれました??(笑)

僕はこの部分に衝撃を受けました。

「え、え、なんで?」と。こんなに最高の出来事が起きているのに、凹んで自分を責めたと書いてあるのです。あれ、世の中の人はこの出来事はポジティブじゃなくネガティブに捉えている人が多いのかな。もしそうだとしたらとてももったいないことなので、そんな人が少しでも減るようなコラムが書けたらなと思い今回の内容を決めました。常識を疑えない人にとっては衝撃的な内容が多いかもしれませんが、本質は捉えているんじゃないかなと勝手に思っています。ただ、僕が考えることなので全然合ってないかもですが。

ちなみに、高田家は元服制度を取り入れ15歳には子供に独立してもらおうと考えています。早く子供に独立してもらって嫁と世界一周にでも行こうなんて話しています。人生は1回しかないから子供のために生きるのを早く終わらせて楽しまないとって。

さ、本題に入っていきましょう。

良い学校に入れば、良い会社に入れば、良い人生になる

この思いこみをいい加減に卒業しましょうって話をしていきます。これは高度成長期の日本だったら当てはまりますし、きっとその頃にできた言葉なんでしょうけど、、、でも、今の時代には当てはまらないような気がしませんか?だってせっかく入った大手企業や大手銀行で大リストラ問題があったり、ダイハツの不正があり大問題になっていたり、AIの進化によりなくなる仕事がめっちゃあったり、コロナや戦争が起きて物価が上がり、日本の価値が下がっているのに。ちょっと考えたら、、、ちょっと常識を疑ったらわかるようなことかもしれないですが、、、良い学校に行くための学習塾が流行っているのを見ると、この思いこみに苦しめられている人がまだまだ多そう。図に表すとこんな感じになるのだろうか。

良い人生を過ごしたいというのは全員に言えることだが、果たして良い人生とは何か?
→このあたりは岡部さんにお任せしましょう。

東京大学を卒業して、大手企業に入社して、良い人生が待っている。わかりやすく例えるとこんな感じだろうか。

この話が当てはまるなら、東大生から良い就職先が決まり低い偏差値の大学生は就職が決まらないとなるが、実際の就活の現場はそうでもない。僕は東京時代に大手企業の面接を代行するという仕事をやっていたが、東大や慶応や早稲田などの高学歴の学生をバンバン落としていた。しかも足切りと言われる1次面接とかグループディスカッションで。コミュニケーションが取れなかったり、相手との距離感を掴めなかったり、、、理由は様々だが、良い学校に行っても良い会社に入れないケースは多い。もちろん、東大生にはぶっ飛んだことをやっている人もいるけど、就職がなかなか決まらない事実もそこにはちゃんとある。採用活動のシステムを変えるべきという課題はここでは置いておきます。ただ、チームラボの猪子さんとか、落合陽一さんとか、成田さんとか東大出身の化け物もたくさんいるのも事実ですが、彼らはやっぱり表現者だから良い会社に入るのではなく良い会社を作る側なわけ。

では、学生生活だと優秀な子が社会に出るときに劣等生になるのか。

それは実は簡単なことなんです。

学生は正解を探すのに長けている人を優秀とし、
社会人は正解を生み出すのに長けている人が優秀になる。

学生と社会人だとルールが違うのである。サッカーをしてたのに急にモルックに変更になるわけだ。このルールに違いに気づけなかったら時から不幸が始まる。高学歴な学生ほど、このルールの違いについていけない人も多い気がする。だって、学生までは「すごいね」と言われプライドだけ高くなってますから急には変われない。

本人が気づけないなら、誰かがちゃんと教える必要がある。伝えられるのは学校の先生か親になるだろう。でもこんな話は学校の先生には理解してもらうことが難しい。なぜか?それは学校の先生が社会に出たことない真面目(ここでは優等生という意味)な学生の延長であるという仕組みに問題がある。学校の先生に期待しても酷な部分がある。だって、先生は「正解を探すことを教えるプロ」であって、「正解を生み出すプロ」ではないから。

ちょっと学校の先生になる仕組みを考えてみましょう。

学校の先生になるためには、大学で教職という単位を取って、教育実習に行って、国家試験に合格しないと教員にはなれない。僕は学校の先生になりたかったので、数学と社会と情報の3つの資格が取れる学部に進んだ。でもね普通の(真面目ではない)大学生の僕にはめちゃくちゃハードルが高くて、、、教職の単位が取れなかった。なんでかっていうと、教職の授業が18時以降から始まる授業しかなく、授業を受けられなかった。だって僕の大学時代の生活は、18時以降はバイトとバンドとコンパが忙しくて授業なんて受けてる場合じゃなかった(笑)社会勉強に精を出していたのです。ちゃんと真面目に授業を受け教職の単位が取れたとしても、そのあとに教育実習に3〜4週間学校現場に行かされる。。そのあとに国家試験のために勉強をたくさんするわけ。大学時代に勉強しかできないわけ。社会人の先輩に会って話を聞いたり、自分で起業してみたり、インターンシップに行って社会を知るということができないのです。社会のことを何にも知らない人が学校の先生になるんだから、そりゃー「社長になりたい」「お笑い芸人になりたい」「世界一周に行きたい」と言う学生の気持ちは理解できないから「バカなこと考えないで真面目に勉強しなさい」と言うしかないわけである。そんなことを先生から言われた生徒はショックで動けなくなりやりたいことを諦めていく。学生時代の先生ってなんだかんだで大きい存在なので、先生に言われたら可能性がなくなると信じ込んでしまう。

では、良い学校に行かせれば良いのでは?

シュタイナー学園とか先生のレベルが高い学校も日本にはたくさんある。学生の主体性がどんどん上がり、学校の先生のレベルが高いので生徒の能力をどんどん上げてくれる。シュタイナー学園の卒業生と友達だけど彼らは自分らしく生きているし、僕とはとても相性が良い。話していて面白い。でも、社会になかなか馴染めていない側面もあり人生に苦しんでいるようにも見えた。じゃあ、みんながそこに行けば良いかというと、やっぱりお金の問題が出てくる。入学時に45万円入学後は年間54万円かかる。国立大学と同等なレベルだし、シュタイナー学園に通うために移住も必要になってくる。だからハードルは高いだろう。しかも、シュタイナー学園に関しては親のレベルも高くないと厳しかったりする。例えばテレビを見させることが禁止なのである。ドラマを6個くらい見ている今の僕には無理。しかも、頭を使う学校に行くと子供からの「なんでなんで?」攻撃がしつこくなる。納得しないとずっと聞いてくる。普段から考えることに慣れていない親御さんは大変そう。だから親も色々とチャレンジしている人が多いし、成長し続けている人じゃないとキツそう。

これがシュタイナー学園の学費。これに生活費とかもかかってくる。

ちなみに個人的に面白そうな学校はFC今治の里山校。あの講師陣から学べるのは非常に楽しそう。岡田監督のすごさを感じるが、FC今治はシュタイナーよりも高額。結局は良い教育を受けるにはお金が必要になってくるのは仕方ない。ちなみにこの学校は全寮制だから子供が家から出てくれる。親離れと子離れがスムーズに一緒にできるのもとても良い。15歳から独立するという高田家の教育方針と合うので、ここに行かせたい。やっぱり僕もドラマばかり見てるんじゃなく、ちゃんと稼ぐ力を高めなければいけない。

でもね、良い学校の校長先生が卒業式に言う言葉がある

「卒業おめでとう。残念ですが、今日まで学んだことは今日で忘れてください。明日からは社会に順応してください」と伝えるらしい。自分勝手に生きるのは今の日本社会では大変なことも多いからなんだそうです。せっかく良い学校に行って良い教育を受けても卒業したらイマイチな日本社会に放り込まれるわけだから納得もできる。シュタイナー出身の友達が生きづらそうにしているのを目の当たりにしているので、この言葉の意味がよくわかる。

最後に日本の現状もちょっと見ておこう。

これからの日本の未来は果たして明るいのか。物価も向上、円の価値も暴落(ちなみに今の円の価値はバブルが始まった時よりも価値が低いらしい)し、人口も減少(人口が減少した国で発展したところは過去に無い)、海外との交流を持たない(パスポート保有率20%)。多分、日本は先進国から下がって発展途上国になっていると考えた方がしっくりくる。そんな日本でこれからどうやって生きていくのか。消費税がなかった時代に生きていた人と消費税10%を生きている僕らは全然違う。昔の方がはるかにイージーモードで自分で考えなくても国が成長しているから頑張るだけで良かった。「24時間戦えますか?ビジネスマーン、ビジネスマーン」という歌が流行ってたんだから。昔の人は体を使って頑張って日本を発展途上国から先進国にのしあげてくれた。でも、今はどうだろう?頑張っている人が多いのだろうか。ライフワークバランスがうまく運用できなかったのかなー。周りを見ても自己成長するための行動をしている人が少ないように見える。(たてヨコメンバーは除きます)口だけは立派だけど行動できない人が多い。モンスターペアレンツとかね。行動しないと現実って変わらないから、残念ながらこの国がまた頑張って成長できるとは思えないんだよね。

さ、もっとあるけど、どんどん暗くなってきたのでここらへんで終わりにしていきます。客観的に現状をしっかり受け入れるって大事なことだけどね。

今の時代に必要なことは、「想像と創造」

よく使われる言葉だから聞いたことある人も多いと思うが、この言葉を翻訳するときっとこうなると思う。

想像(頭を使って考える力)と創造(行動する力)。

ちなみにこれ、結構むずいですよ。トレーニングが必要です。

じゃあどうするのか?

でもね、解決策があるんです。たてヨコメンバーはこれを当たり前にやっている人が多いので教わりに行くと良いですよ。せっかくのご縁なので使った方が良いですよ。図々しく爽やかにね。

終わります。

ABOUT ME
高田 裕明
東京から愛媛県西条市に移住して4年目。現在は、キッチンカーでバインミーを販売していたり、西条市の野菜を全国に配送していたり、企業向けに研修を実施したりしています。中学生の時のあだ名は、ドラえもん。高校の時のあだ名は、じゅんじでした。3年周期で仕事を変えてしまう、ちょっと厄介な体質を持っているようです。
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