2回目のコラム投稿になる山下です。前職でIT系の営業を10年程経験していたので、そこで学んだことを簡単にお伝えできればと思います。
コラムのタイトルが啓発本みたいになってしまったのですが、先にお断りしておくと、私は「全国No.1成績」とか「新規100件獲得」とかのスーパー営業マンではなく、ごく普通の営業マンでしたので、ごく当たり前のことばかりですが、何かの気づきになれば幸いです。
興味を持つこと
営業するにあたり、相手がどんな人かわからなければ、話のきっかけもつかめないので、まずは興味を持つようにしていました。
相手はどのような仕事をしていて、いま何に忙しいのか、何に困っているのか。仕事のことだけでなく、相手の人柄や愚痴など、いろいろなことに興味を持つようにしていました。
興味を持つことで、相手が困っていることが少しわかるようになり、それを糸口に解決するための提案(営業)ができるようになりました。
また、自分に興味を持ってもらえるって、少しうれしくないですか?(私だけ?)相手に興味を持つことで、距離が縮まり、いろいろ話しやすくなり、相手との信頼関係を構築しやすかったです。
現場に行く
何かあれば現場に行って、自分の目で見て確かめるようにしていました。
自分の目で見ることで、細部まで状況がわかり、その後の自分の発言に説得力と自信がつきやすかったです。現場を見ていないと、質問されたときに、フワッとした回答しかできていませんでした。
また机上でいくら検討しても、現場がどうなっているか、現場の声と乖離していないか、そこも重要だと考えていました。
忙しいと現場から足が遠のいてしまいがちですが、やはり事件は会議室ではないんだなぁと強く思います。
相手に聞く
興味を持って、現場に行っても、わからないことがでてきます。わからなければ、とにかく相手に聞いていました。
こんな当たり前のこと聞いたらまずいかなとか、聞いたら怒られるかなとか、いろいろ葛藤はあると思いますが、事実をしっかり把握する方が大切だと考えていました。(いきなり聞くのではなく、最低限の仮設は立てたうえで)
これを疎かにすると、自分の想像でモノゴトを決めつけて進めてしまうので、的外れな提案や報告をしてしまいがちでした。
今でも
ごくごく普通のことを書いてしまいましたが、転職して主に事務をしている今でも、これらのことは通じるものがあると感じています。
営業でも、事務でも、どんな仕事もお客さんとなる相手がどこかにいて、その人のことを考えながらやることが大切だと思います。