Column

たてヨコラム

たてヨコメンバーによるフリーテーマのコラム

「夢を叶えたいなら”環境”がいちばん大事」

『夢を語ることはステキなこと』という文化をつくる。

これは私の夢であり、私が主催しているコミュニティの基本理念です。

ご挨拶

改めてご挨拶致します!

2022年2月 生まれ故郷の松山市に19年ぶりにUターンしました、田中歩と申します!

夢を語り合う仲間のコミュニティ「夢ラボ」というオンラインサロンを主宰しています。

2016年11月に交流会イベントを開いたことを機に、

現在はメンバー数が約120名の規模にまで成長することができました。

今でも毎日オンラインイベントや勉強会を開いていて、

最近はメタバース内でのイベント開催にハマっています!

突然ですが、皆さんはどのような夢を持っていらっしゃいますか?

私は現在、毎日オンライン交流会イベントを開催しています。

交流会ではまず自分の夢を書き出し、自己紹介ならぬ「夢紹介」を行っています。

私は、「夢」は日々を生きる活力として、私たちの人生を豊かにしてくれるものだと信じています。

しかし、主催者の私が言うのもなんですが「夢を語り合うコミュニティ」って、ちょっと変わっている?

なんなら怪しそうな会?なんて思いませんか(^^)笑

10年位前の私なら、きっとそう思うでしょう。

私は元々、夢もへったくれもない根暗人間だったからです。

そんな私が、なぜ「夢を語り合うコミュニティ」を主宰しているのか?

夢を語り合うことの体験談と、そのコミュニティを通じて起きた出来事、

そして夢を叶えたいなら”環境”がいちばん大事という視点について、

コラムを書かせていただきます。

「自由に夢を語れる環境」と出逢う

皆さんは日常生活において、自身の夢を語り合うような機会はどれだけあるでしょうか?

家族、学校、友人、同僚、チームメイト…

誰もあなたの夢を知らないし、自分も相手の夢を知らない。

もしかしたら、夢は子どもだけが見るもので、そもそも自分は夢がない。

大人になっても夢を持つなんて、恥ずかしいことのように感じる人もいらっしゃるかもしれません…

実は私がそうだったのです。

元々 人見知りで引っ込み思案な子どもでしたが、中学時代のいじめが原因で、人付き合いに完全に嫌気を覚えていました。

当然のように夢もなく、日々漫然と生きていくような生活をしていました。

しかしある時、高校時代からの唯一と言っていい親友が自殺未遂を起こし、私は戦慄します。

友人が大きな悩みを抱え、苦しんでいた。

実は、当時の私はそのことを知っていたのです…

知っていてなお、私は何の力にもなれませんでした。

「このままでは、自分はいつか取り返しの付かないものを失う。」

そう感じました。

その直後から、なんとかして自分を変えたくて、様々な勉強会・己啓発などを渡り歩きます。

当時は大阪市に住んでいましたが、見つけた講座やセミナーには、片っ端から参加していたように思います。

その後、とあるご縁がきっかけで「夢と事業」についてプレゼンテーションするという場に立たせて頂くことになりました。

それが2013年7月28日のことです。

「誰でも自由に夢を語り、一切の否定もなく、励まし応援し合える学びの場をつくりたい」

それが、当時の私のプレゼンテーション内容でした。

このプレゼンテーション会の特に素晴らしいところ、

それは「相手の夢を一切批判、否定しない」という理念です。

当時の自分にとって、目から鱗が落ちる想いでした。

私は元々夢を持っていない人間でした、と先に述べましたが、

その最も大きな理由は、夢を語っても周りに否定されたり、

冷ややかに見られることが怖かったのです。

これは私だけではありません。

人が夢を持っていないのではなく、安全に、自由に夢を語り合える環境が無いのだ。

だから世の中に「夢のない人」が増えてしまうということに気が付きました。

この時のプレゼン大会の時に経験した、

「相手の夢や想いを決して否定しないこと」

「夢を持つことの素晴らしさ」

「夢を語り合える環境の価値」

これらは今でも私の行動理念・価値観の大元になっています。

私の人生観を大きく変えてくれた!

人と夢にちゃんと向き合おう。

その決意を与えてくれた環境に、今でも感謝しています。

そしていつか、私も「夢を持てる、応援し合える環境を作れるようになろう」という夢の種を手に入れました。

「コミュニティづくり」という天職

それから少しの月日が経ち、転職を機に東京へ移住しました。

営業職の忙しい日々に追われ、仕事にはやりがいを感じていましたが…

残念ながら、職場の人間関係はサイアクでした。

足を引っ張りあう同僚、パワハラ上司、人が新たに入社しては誰かが辞めていく、

そんな職場にすっかり疲弊しきっていました。

その場所はまさに「夢を語ろうものなら否定される」そんな環境であり、

社員は会社の利益を上げるためのただの道具だったのです。

(少なくとも、私はそう感じました。)

結局私はその職場環境に耐えかねて、1年半で辞めてしまいました。

同時に東京での生活で感じていたのは、人は日本一多いのに、

お互いが妙によそよそしいと思ったことです。

どこか距離が遠いというか、利害関係が先行しすぎているというか、

他の街に住んでいた時より、人付き合いに息苦しさを感じる機会が多かったように思います。

※もちろん、東京にも親切な人はたくさんいましたが。

私が現在も開催しているコミュニティ「夢ラボ」を始めたのは、

転職した東京の会社を辞めてから約半年後のことです。

東京での仕事を無くしていた私は、改めて気の合う友人・仲間が欲しい!

と強く願うようになりました。

そう。仕事よりもまずは友人が欲しい!

というのが、当時の私の切実な願いでした。笑

それくらい、東京生活に息苦しさを感じていたのです。

今こそ、2013年の大阪で手に入れた

「誰もが安全に、自由に夢を語り合える環境を作る」という夢の種を育てる時!

2016年11月の渋谷での交流会初主催を皮切りに、現在まで68ヶ月連続開催、

交流会開催数642回、述べご参加者数3987名の実績となりました。

「お互いの夢を叶えることを応援し合える環境と仲間づくり」

私が当初プレゼンで語らせていただいた夢は、初段階の成果として手応えを感じています。

その後コロナ禍によりリアル開催を自粛してからは、

ZOOMを用いたオンライン開催に切り替えて運営中です。

もちろん最初は上手くいかないことだらけ

こうして書くと、コミュニティを始めてからはさぞ順風満帆であるかのように聞こえるかもしれせんが、もちろんそんなことはありません。笑

交流会を始めたばかりのころは、東京出身でもないため人脈はほぼ無し。

開催経験もノウハウも無い。

開催してもイベントご参加者1~2名だって当たり前、0人の時だって何度もありました。

なんなら今だって、失敗することはしょっちゅうです。

人が集まらない、ファシリテートも上手くできない、

特に開催し始めたばかりの1年目の頃は特に失敗続きで、継続を断念するかどうか迷っていました。

ですが、現在はたとえどんな失敗や大変なことが続いたとしても、

私は「夢を語り合えるコミュニティ」を辞めるつもりは毛頭ありません。

その理由は、とあるご参加者様の言葉にあります。

「退院して元気になったら、また参加したいです」

以前コミュニティの交流会にご参加してくれた、とある方の感想です。

仮にKさんとさせて頂きます。

Kさんは2017年に夢ラボ交流会にお越しいただいた方です。

その後にガンを発症して入院され、この言葉はKさんのご友人が、Kさんのお見舞いにうかがわれた際に仰っていたそうです。

Kさんはその後、症状が回復されることはなく、2018年に他界されました。

上記のお言葉は、Kさんが亡くなった後日に、お見舞いに行かれた方から教えて頂きました。

Kさんのように、「夢を語り合える環境に、また参加したい」と思ってくれている方がいる。

そのことを確信した私は、その日はKさんの残してくれた言葉への喜びと、

もう二度とKさんと会えない、夢を聞くことができない事実に、一晩中泣きました。

その日から、私は多少の失敗や障害なんて関係ない。

「自由に夢を語り合える環境」を作り続けることを心に決めて、

今でもコミュニティを開催し続けています。

私は100歳くらいまでは生きるつもりなので、それまでに開催してきた中で”語り合うことができた夢”の思い出を胸に、あの世でKさんに活動報告をしようと思っています。

新たな夢は、愛媛県にもっと”自由に夢を語り合える環境”をつくること

最後に、これまでにコミュニティに参加された方々が叶えられた夢、

その事例も下記にご紹介いたします。

◇恋人ができて、その後 婚約した!

◇第一子が無事に誕生した!

◇第一志望の企業から内定がもらえた!

◇会社員から独立して、起業を果たした!

◇商業出版を叶えた!後日、重版も決定。

◇実物のクジラを見れた!

◇20キロのダイエットに成功した!

◇富士山に登頂した!

◇野球チームの日本代表選手に選ばれた!

◇自分のお店をオープンした!

◇クラウドファンディングで2000万円の支援を集められた!

◇スピーチコンテストに優勝した!

◇両親に海外旅行をプレゼントして親孝行できた!

◇500人の前で講演をした!

などなど

あくまで一例ですが、こうしてたくさんの方々の夢の実現報告が届くことが、何よりも嬉しいです。主催者の醍醐味だと思っています!

『21世紀はコミュニティの時代』

といった言葉を、聞かれたことがあるかもしれません。

コミュニティの素晴らしさや「夢を語り合えるコミュニティ」を開催していく中で、

私は新たに実現したいことが見つかりました。

それは、愛媛県にもっと”自由に夢を語り合える環境”をつくることです。

前述の通り、今の社会で「お互いの夢を語り合う」といった環境は、非常に少ない様に感じています。希薄になる人間関係や、自分の夢・達成したい目標があっても叶えるすべが無いと考えている。

そうした人々が増え続ける社会…

私は、社会がそうした方向に進まないことを願っています。

夢を叶えるために最も貴いことは、「一人でなく、仲間と共に叶える」ということです。

そのために必要な環境を、生まれ故郷である愛媛県でもっと増やすことが新たな夢です。

夢の実現に向けて、応援し合い、達成を喜び合える仲間ができる環境をつくり、

『夢を語ることはステキなことである』という文化をつくること。

夢の無かった、元いじめられっ子が、一生をかけて挑戦する「夢を語り合う環境」のコミュニティづくりです。

たてヨコ愛媛グループの皆さんやこのコラムを読んでいただいた方々と一緒に、これから夢を語り合う環境を築いていけたら、何より嬉しく思います。

お読みいただき、ありがとうございました!

夢ラボ コミュニティ主催者

田中 歩

《プロフィール》

田中 歩(たなか あゆむ)
◇オンラインコミュニティ主催者

◇WEBライター
◇メタバース・イベント主催者

◇セミナー講師

1984年6月生まれ。 愛媛県松山市出身。

高校卒業後に進学・就職により、京都市・大阪市・東京都に移住し、この度2022年2月に19年ぶりに松山市にUターンしました。

東京にいた頃から開催している交流会・コミュニティを機に、日本中・世界中に夢を語り合える仲間と環境をつくります。

直近はメタバース上にも、イベントやコミュニティを作ることに熱中しています。

家庭・学校・職場・サークルなど、社会全体に
『夢を語ることはステキなことである』という文化をつくることが、私の夢です。
ぜひ皆さんの夢も聞かせて頂けると嬉しいです!


田中歩SNSアカウント


夢ラボ オンラインサロン

https://community.camp-fire.jp/projects/view/201113

ABOUT ME
田中歩
田中 歩(たなか あゆむ) ◇オンラインコミュニティ主催者 ◇メタバース・イベント主催者 ◇セミナー講師 ◇WEBライター ◇ラジオパーソナリティー はじめまして!「夢ラボ」というオンラインコミュニティを主宰しています、田中歩と申します。 1984年6月生まれ、愛媛県松山市出身。高校卒業後に進学・就職により、京都市・大阪市・東京都に移住し、この度2022年2月に19年ぶりに松山市にUターンしました。 東京にいた頃から開催している交流会・コミュニティを機に、日本中・世界中に夢を語り合える仲間と環境をつくります。直近はメタバース上にも、イベントやコミュニティを作ることに熱中しています。 家庭・学校・職場・サークルなど、社会全体に 『夢を語ることはステキなことである』という文化をつくるのが、私の夢です。 たてヨコ愛媛の皆さんの夢も、ぜひ聞かせて頂けると嬉しいです!
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