
■正直、なにがおもろいねん。
「08時07分スタートか。家から甲賀カントリー倶楽部まで約1時間40分だから、1時間前には到着しておくとすると、7時の、5時20分か。5時起きか・・・・」
ゴルフ場まで遠くてとにかく早起きの必要があった。
関西在住のころの私はこんな風に思っていた。
正直、なにがおもしろいねん。会社の付き合いじゃなければ絶対に行かない。正直、コスパ、タイパどれを取っても最悪。ビジネスを円滑に行うのに有利になるって?そんなのビジネスと御用聞きをはき違えてる奴らの遠吠えにしか聞こえないしその上、仕事ができる人達に全く見えないんだよなあ。
「山田、はじめろや、社会人になったんなら」
「週末ゴルフショップついて行ってやるよ」
「1打〇〇円な。(25年も前の話ですから・・)」
そうなのか、そんなもんなのか、社会人って。賭け事嫌いで、朝起きるの嫌いで、下手くそで、お金かかって。そんな社会人1年目でこの「ゴルフ」とやらを心から嫌いになりやめた。
■あれ、メンバーによるかも?
それから15年ほど全くやってなかったある日。クライアントとの呑み会でそんな話になり、これまたあるあるで、クライアント主催のゴルフコンペに呼ばれることに。15年ぶり3度目くらいのゴルフ場。
おそるおそる「お金掛けたりするの苦手なんですが」と言うと「そんなのしないから、気にせず楽しみましょう!」と。私からすると「え!そうなの?! え?」って感じ。
復活した時のメンバーが本当にいい人達でこの時初めて「楽しい!」って思ったのは言うまでもない。
2017年に愛媛にJターンしてきて同級生やデザイナー仲間にやたら誘われるようになる。
愛媛の人ってめっちゃみんなゴルフするやん。てか、頻度高くない?
確かに愛媛ってプレー料金安いし、近いし、かなり恵まれてる環境。下手くそでも、上手い人でもニコニコ笑いながらプレーして、ゴルフ上がりに風呂入って帰宅からの街での呑み会。凄い、凄すぎるぜ愛媛のゴルフ環境!

■で、なにがおもろいねん。
そうなのだ。皆さんからすると環境が良いのは解った。メンバーが大切なのも解った。で、ゴルフ自体は「なにがおもろいねん。」なのだ。実にその通り。ぐうの音も出ないほどの賛同。
うーん。何なんだろう。過去沢山の先人達がゴルフってやつを人生や哲学になぞらえてきたようにその1つかもしれない。ということはどこぞの「哲学と言えば」のAさんは直ぐにでもやるべきなんだろう。いや、アスリートとしてのポテンシャルもあるから知らないだけで既にやってるのかもしれない。
「与えられた自然の中でそれをどう攻略するのか?」で言うと、同じように自然と対峙する釣り好きのBさんにはうってつけだし。同時に素材と対峙する料理人のCさんにも面白さは伝わるはず。
「自己設定したKPIを達成するために計算立ててもイレギュラーが発生し、常に対応力を求められる」といういみでは、営業職のDさんはやるべきだし、同じ要素で「次々と常にクエストが発生しては一つづつ攻略し、目標に向かう」という点で言うと、RPGゲーム好きのEさんにも間違いなくオススメだ。
そっか、1人で自然と向き合うという意味では、「最近バイクを楽しんでいる」Fさんも、「海で風にのって滑走しちゃう」Gさんも楽しいと思う素養はあると言うことだ。その他、「自然とふれあうのが好き」なHさんにも、「キャンプが好き」なIさんにも、「人生を落とし込めるくらいのドラマティックな展開もある」とすると、もの書きのJさんも楽しめるんだろう。
なるほどな。
なにがおもしろいのかなんて、本当に余計なお世話なんだな。
そんなものは人それぞれ見つければいい。(急に無責任発言)
■20年後も遊んでほしいじゃん?
2045年、私もほぼ後期高齢者の仲間入りをしようとしてるはず。生きてれば。<これ重要
みなさんもおんなじように20年分の年齢を重ねるはずです。コールドスリープでもしなければ。
先日、打ちっぱなしに行ったときに、隣の打席は齢75くらいの老紳士。正に20年後の私。決して美しい訳でもない独特のゆったりとしたスイングでボールを飛ばす。飛ばすといってもドライバーで150ヤードほどだろうか。私は一般男性の中では飛ばない方で230ヤードほど。男性プロなら300ヤードなので、その半分しか飛んでない。
ただ、その球筋は実に素直であり、まっすぐ綺麗に飛んで行く。そして、そのボールはブレずにほぼ同じ箇所に飛んで行く。
そう。ゴルフは決してボールを飛ばすスポーツではない。18ホールを回り終えた後、一番打数が少なく終えた人が一番偉いのだ。
まず、この体力や体格、性差、年齢差などが吸収されやすいスポーツというのは1つの大きな魅力。そしてその上更にゴルフというのはハンディキャップというルールが存在する。20年後も皆さんと遊んでるとすると、ゴルフってのが一番楽しめるスポーツになるのだと思えるのだ。

■ハンディキャップって聞いたことあるけどさ
ゴルフはまず、1打目(ティーショット)を打つ場所が女性や年配の方は随分前に設定してある。つまり飛距離が出にくい分、穴(ホール)までの距離が近かかったり、谷や池などのコース上のトラップを幾つか避けられるように設定してある。
逆にもっとスコアの良い人達は我々が普段使用する場所よりもさらに後方に場所が設定されている。
これが1つ目のハンディキャップ。
それぞれの体力差をきちんと距離や難易度を下げることで同じような成績になるように設定されている。
次に打数にもハンディキャップはある。
ゴルフで言う「ハンデ」ってのは、個々の普段の打数からその人それぞれに免除される打数のこと。
きちんと公式な大会でも使える計算式も存在するのだが、一般的には過去5回くらいの平均スコアから72を引いた数字が目安でMAX36。でも友達と行くときは「ハンデ50頂戴!」とかはあり得る。😊
また、大人数でやるコンペだと、コース側か秘密裏にホールによってハンディキャップを設定してて、終わった後の結果発表で初めて自分の成績が解るという、できるだけ初心者とベテランの差が小さくなる工夫がされる方法もある。(ダブルペディアとか、幾つかあるが説明は割愛)
つまり、今時の言葉を使えば「ダイバーシティ(Diversity)なスポーツ」と言えるのだな。キリっ!
■爆誕、たてヨコゴルフ部!
なんでこんな話をし始めたかというと、先月とある方からこんなメッセージが。
「師匠、〇月〇日、ロイヤル行きましょー🏌」
世界一私を気軽に使う男、岡野さんと時々ゴルフを御一緒させていただくのだが、この時は「たてヨコの人ってゴルフしてないのか?」って話に。みんなゴルフはしてないのか、してるけど知らないのか。良くは解らん。でも、あまり聞かない気もするし、聞いたら聞いたで行くことになるからみんな話を避けてるのか?
ゴルフって基本4人1チームで回るスポーツ。
なので、2人、3人でも回れますが、基本は4の倍数人数で前半2時間半、後半2時間半の約5時間ほどでコースを回るので、人数が多いと前後の組も仲間だしでめっちゃおもしろくなる。
誰かゴルフする人がいて行けたら良いねえ。って話をしたその刹那。たてヨコカナダのテイト氏から「トルコ建国の父、ケマル・アタテュルクの生まれ変わり」と言わしめた男がそのポテンシャルを発揮。先週食事会の席でたてヨコ主要メンバー2人をたぶらかしに成功したとの報告あり。
13年前に購入して2回しか使ってないゴルフバックを引っ張り出させられた小松さん、
呑み会翌日にはゴルフバックを購入してしまうこの人の行動力はいつもどうかと思う岡田さん、
そしてその上で、私には前連絡無しで「5月〇日、高原ゴルフ倶楽部の予約取りました」という事後報告。
ここにめでたく、たてヨコ愛媛のケマル・アタテュルクこと岡野氏を部長として、ゴルフ部をたてヨコらしく勝手に爆誕させ、勝手に宣言してしまおうと言うのが今回のコラムの趣旨だったりする。笑
さあ、人生を楽しむことに貪欲な「たてヨコ」の大人達よ。
今こそその握りしめた何でも買える素敵なカードを持って、とりあえず中古ゴルフショップへ向かうのだ!
■結局、なにがおもろいのか考えてみたら。

私のここ6回の成績「97>105>94>106>99>106」
1つの目安である100は切ったけど、波のように行ったり来たり。。。。
ボールを打って200mほど広い整備された自然に向かって、ある意味無責任にボールをかっ飛ばす。
そりゃ偶然にでもまっすぐすっ飛んでいったりした時、周りからは「おおお!」との感嘆の声と共に「ナイスショット!」と声が掛かる。これ、結構「快感」なんだよね~。
偶然のロングパットがたまたま入ったとしても、狙ってましたってどや顔する。周りは「ナイスイン!」や「うまっ!」「すげー!」と声が上がる。これまた「快感」なんだわな~。
結局褒められるの好きなんだな。人は他人から褒められることが快感なのだ。
そっか、ピグマリオン効果だったりするのかも。
ゴルフとはピグマリオン効果でドーパミンが出て快楽を得られるスポーツ。練習して上手くなればその頻度は高くなり、そうで無い人も偶然でもその快楽を得られる。
しかも、ダイバシティーであり、若くても年老いても、平等に快楽を得られるスポーツ。
ゴルフは快楽を得る行為なのだ。なるほどね。
さ、今始めるともれなくどんぐりの背比べ。
感のいい人や練習する人、スクールに通う人なら数ヶ月でゴルファーの1つの目標である100打切りを達成しちゃう人もいる。少なくともまんまと岡野さんの毒牙にかかった2人、もう既にレッスンとか行ってるんじゃないかと思える行動力・探求心お化けの岡田さんや、氷上の格闘技とは全く異なる芝上での戦闘能力は未知数な小松さん、そして歴だけ長くなってもへっぽこゴルフで楽しんでる私と一緒にうまくなって行けるチャンス。かも。
我々は5月後半に「たてヨコゴルフ部0回目」で山を耕しに行って参りま~す。
※あと4人追加も行けるかも?
ワッペンとかトロフィーとか作っちゃおうかなあ。なんか考えよう。
■ここまで飽きもせず読んで頂いた方。
- ゴルフやられてる方 > ご自分のシャフトの硬さ「X」「S」「R」などを。
- 読み終えただけの方 > 「ちょっと200球ほど打ってくる!」
- ゴルフ初めてもいいかもって思った方 > 「やっぱりチッパーは最強だよね~」
ってコメントに書き込んでください。では芝の上でお会いできるお待ちしております。笑


























