Column

たてヨコラム

たてヨコメンバーによるフリーテーマのコラム

私はシェアハウスに住みたいんだっ!

突然ですがみなさんは『シェアハウス』って聞いたとき、
どんなイメージがありますか?

TERRACE HOUSE?
留学生のユースホステル?
最近ネトフリで流行ってるあいの里?

縁がないと中々知る機会のないシェアハウスの世界、この機会にぜひ覗いてみてください~👀
(といいつつ自己紹介多めな投稿ですっ)

そもそも私誰なん?

はじめまして!
人と自然が好きすぎて、「田舎でシェアハウス創りたい!」といって
今治に移住してきた鈴木恵理です♪

いま25歳。
23年間東京都区内育ちの、超都会っ子。
父は東京で大正元年創業の墓石屋社長(生粋の江戸っ子)
母は今治で生まれ育つ。おかげで私も生まれたのは今治です。

ひょんなことから東京でシェアハウスを立ち上げることになり、
一緒に住みながら、1年に1軒ペースで3軒、友達と一緒に創ってきました。

元々母方の今治のばあちゃんちが好きで、
最初のシェアハウスのコンセプトは「ばあちゃんち」

名前もそのまま「ばあちゃんち」

なんなら2軒目は「ばあちゃんちの別荘」です(笑)

小学生の頃の思い出にある、
『夏休みでばあちゃんちに帰ったけど何にもやることがない。
暇だからイオンに映画でも見に行くか。』
なぁんてゆるさが好きなんですよね~。

それで、“都会にいても心の安寧を感じられる場所”という願いを込めました。
もっと詳しいコンセプトはこちらに。
(1軒目は今年夏にオーナーとコンセプトがまるっと変わり手を離しました。寂しい、、)

2軒目を立てて半年経ったころ、
広島県三次市で「里山シェアハウスを立ち上げたいんだ」という友達から声がかかり
広島との2拠点生活がスタート。

なぜ広島からって?

色んなご縁があったのですが、話すと長いので会ったときにでも聞いてください。笑

広島での里山シェアハウスは、the 田舎でした。
二軒並びの家についてきた、畑と田んぼと庭と山。
9人と子2人、3匹の共同生活。
最寄りのコンビニまで徒歩35分。

暮らしを大切に、ただ生活するのではなくちゃんと「暮らす」。
そんな日々を送っていました。

そして1年経った今春、新たなチャレンジがしたいと思った矢先のご縁で
地域おこし協力隊として今治に移住することに!

いまは今治での活動に励んでいます。

それぞれへの想いが強すぎて本題に入れなさそうだったので
かーなーり割愛したプロフィールでした!

あれ、なんかイメージしてたシェアハウスと違うかも?

ここまでの自己紹介を聞いてそう思った方もいると思います。

そうなんです。シェアハウスって千差万別で、

これら6つの指標でかなり異なった形態になるのです。
共通点は、ハウスを人とシェアしていること、ただそれだけ。

だから
・100人規模でマンションまるまる貸し切り、共通ラウンジだけあって1人1人に個室がある場合
もあれば、
・5人で3LDK、交流多めでコンセプト型の全室ドミトリー
なんて場合もあります。
(あ、ルームシェアはまた別のくくりですが、これまた割愛します)

私の創ってきたシェアハウスは後者寄りで、
住人同士のトラブルが置きにくくなるほどコミュニケーションを頻繁にとり、
何かあった時の相談相手がだれかしらはいる仕組みにしています。

その分、
入居希望者と既存住人がマッチするかどうかの顔合わせがあったりと
マッチングのハードルは高いです。
ですが一度入居できてからの定住率はかなり高めです。
大体みんな1年以上住んでくれて、居心地の良さからか出る出る詐欺も多発していました。

今回はそんな少人数で交流多めなシェアハウスについての愛を語ります。

私がシェアハウスに住みたい理由

それは、人と感情・思考を共有することで、心の豊かさを育みたいからです。
感情・思考を共有できると、
自分だけでなく相手にとっても気づきが多くなります。

そして、あくまで他人であるという前提を持ちつつも、
一緒に住んでいくということは、相手を受け入れるということ。

相手を受け入れるには自分に余裕を持つ必要があります。
心にゆとりがあると人にやさしくなれる。

また同様に、相手が自分を受け入れてくれようとすることで
自己肯定感もあがります。

そうした時間を増やすには「暮らす」時間を共有することが最適なのです。

なにか目的のことをする以外の、ちょっとした余白の時間を共に過ごす。
実はそれが大事な時間だったりします。

パートナーと同棲するとか、家族と同じ時間を過ごすこととかも
同じような意図があるのではないでしょうか?

あとは、単純に寂しくないとか、
飲み会をするのにわざわざ予定を合わせる必要がないとか、
そんなところもメリットですね(笑)

「シェアハウス創りたい」って実際なんするん?

こんなにシェアハウス好きをアピールしてますが、
今現在はアパートで一人暮らしです。

今治の風土を知らないんだから、当然その風土に合ういい家も分からないだろう、
という理由で一人暮らしを始めました。
(半年たって、シェアハウスの良さをひしひしと感じています。。。)

さて、

・3軒たててきて、なぜまた場所を変えてるの?
・なんで田舎で?
・どんなシェアハウスやるの?

という疑問が四方八方から飛んできた(ような気がした)ので
一つずつお答えします。

・3軒たててきて、なぜまた場所を変えてるの?

これはですね、「4軒目を立てたい」というよりも、
「新しい挑戦をしたい」という気持ちが強かったのです。

できることとやりたいこと、その時のご縁とタイミングが重なった結果、
今治でシェアハウスを創ることに行きつきました。

過去3年間で3軒立ててきて
またその最中で、シェアハウス関係なく様々なイベントをしてきました。

それらのほとんどは
自分が大手を振ってしたことじゃない、誰かにおんぶにだっこだった
ということに気づいたのです。

昨年の誕生日を迎えたタイミングで、
分からないなりにも次は自分の旗を立てたいと思い立ちました。
その辺の気持ちはこのnoteに綴っています。

・なんで今治で?

昨年の広島生活を経て、
自然の豊かさ、空気のおいしさ、物理的・時間的なゆとり、
そこからくる心理的ゆとり、そしてご近所づきあいに魅了されました。

都会と田舎の生活を両方してみて、
どちらで暮らしを営みたいかと考えたときに、田舎に軍配が上がりました。

それからさらに、親戚や仕事でご縁のあった地が今治でした。
とりわけ波方町。

あとは、山暮らしを経て海が欲しくなったのも理由の一つにありますね!

・どんなシェアハウスやるの?

いろいろと欲はあるのですが、大きくは次の4つです。

①「暮らす」ことを丁寧にしたい。

家を磨く。ご飯を作って食卓を囲む。会話を楽しむ。
houseではなくhomeでありたい。

②その地で根を張りたい。

その地を選んで住んでいる人たちの地縁。
それってもっと面白いんじゃないの?活かせるんじゃないの?
と思っています。

いままでイベントやシェアハウス、組織開発という”コミュニティ作り”に携わってきて、
地縁型コミュニティとテーマ型(?)コミュニティの融合、
中間支援といった”コミュニティ作り”の実験
をしたがっている自分がいます。

またこれは少し余談ですが
私が主に活動する波方地域は予想以上に活発で、
私が何もしなくたって自治イベントが盛り上がってるんです。
すごいです。びっくりしました。笑

来てすぐ、
「え、地域おこし協力隊ってなに?研修で聞いたのと違うんだけど?」
ってなりました笑

③自分に、地球に、やさしい暮らしをしたい。

地球に還るものを、身体にやさしいものを日々の暮らしに取り入れたい。
それを考えたら、買い続けるよりも作る方が楽しみも増えると思います。
そんな安易な考えで畑をいじり始めたら、思ったより奥が深くてもっとやりたくなりました。

④心の真ん中に寄り添い続ける(本当はどうしたいの?)

私にとって心地いいのは、心配りはあっても建前はいらない場所。
自分勝手とは違うけど、みんなが”わがまま”でいて良い場所。
みんなの心地良いを、吟味し続けたいです。

まずは喫茶店からやるよ

「「シェアハウスやないんかいっ!」」

ってツッコミが聞こえてきました。

そうなんです。
ちょっとしたオトナの事情で、喫茶店からはじめることにしました。
といっても思いつきでするのではなく、
ちゃんと構想の範囲内だからノープロブレムです。

だってただシェアハウスを創ってもですよ?
田舎に若者が集まるのは人口増で良いことだとしても、地元の人は警戒しません?

自分の生まれ育った町に、外から移住してきた自分らよりずっと若い人達がなんやかんやしてる。

そんな状況、私だったら警戒します(笑)

「なんかやってくれてるのは良いことなんだろうけど、自分とは関係ないや。」

って、大半の人はなるんじゃないでしょうか。

それだと上にあげた②の地縁ってヤツは遠い存在になってしまいそうだなと。
そうならないために、
地元の人と交流のしやすいスペースを創りたいと考えていました。
そしてその場所でシェアハウスの住人が働けたらいいなぁ~なんて。

なのでまぁ、順番が変わっちゃっただけです。

そんなわけで、
今は「来月11月の頭にはオープンしたい(希望)」と言いまわっているところです。

希望なんで、12月になるやもしれません。
これもオトナの事情次第です。

そんなお店のコンセプトは、

『みんなで創る喫茶店』

・ギルド的役割
・一日店長でボケ防止
・オンライン経営会議
・オフライン懇談会

などなど、
提供する/されるの境が曖昧になればなるほど面白いのではと企んでいます😎

最終形態なんなん?

私としては、シェアハウスして喫茶店もして、
それから宿もしたいと思っています。

喫茶店やまちに興味を持った人に泊まれる場所があったら嬉しいだろうと、
それに外から風が流れる状況は心地いいだろうというとっても安直な考えです。

最終形態はまだ明確には定まってませんが、
なんとなく描いているのは”地縁を基盤としたゆるゆるなエコヴィレッジ”です。

別にヴィレッジとしてコミュニティを確立させたいわけではないので
そう名乗ることはないのですが、

あえて形として表すとしたら、で今のところ一番しっくりきている言葉です。

ま、根源的な想いは
ただただ、シェアハウスに住みたいだけです。

長々とお付き合いくださりありがとうございました!

あ、喫茶店の名前言い忘れてました!

『わのま』

です!

お茶の間みたいにくつろいで雑談してもらって、いろんな輪が回って広がってくれたらいいな

という想いを込めました。

わのま

かわいい響きでしょう?

わのま♪

オープン準備がんばります💪

頭の中で考えている構想をさらーっと撫でていった自己紹介でした。
ここまで読んでくださった方は少なからず興味を持ってくださったのだと思っています🥺
そんな方々はぜひお気軽にコメントでもDMでもしてくださると嬉しいです!

撫でたといっても自分でも言語化しきれていない部分も多々あるので、
一緒に話して妄想してくれたら楽しそうです♪

ABOUT ME
鈴木 恵理
今治生まれ東京育ち。 父方の血でみると江戸っ子です!3代続くと江戸っ子らしいです^^ 母方が愛媛の人で、縁あって今年(2023)の4月に今治市に移住しました! 人と自然が好きで、新たな場づくりをしようと地域おこし協力隊に着任したところです。 〜高校。文武両道で活発に動く 大学。スポーツトレーナー(AT)を志して入学するも夢中になり切れず。むしろ人との関わりやイベント企画に夢中になる。 卒業後。シェアハウスを管理運営ながら人材系の会社で働く。 翌年。縁あって田舎暮らしを1年してみる。 「東京暮らしに戻れない…」 「次の挑戦したいな…」 と思った矢先に地域おこしのご縁をいただきました。
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