Column

たてヨコラム

たてヨコメンバーによるフリーテーマのコラム

教育ビジネスライフスタイルチーム

大切なことは “トム”が教えてくれた

少し前にはなりますが、みなさんご覧になりました????

男子バスケットボール W杯。たくさんの熱い感動をくれた試合。

スポーツを見るたびに選手の活躍は目を引くのですが、どうしても試合を見るたびに監督だったら・・と見てしまう自分。


改めてまして、みむらです。現在、地元松山と、千葉の2拠点にて社会人向けクリエイタースクールの運営をしております。

これまでのコラムでは岡田監督、森保監督、栗山監督と続いて、今回はもちろんこの方トム=ホーバス。名将トム。

彼の言葉はとってもユニーク。

生い立ち経歴は割愛するとして、彼のポリシーは、選手を信じること。


「自分を信じて」
「チームメイトを信じて」
「うちのバスケットを信じて」

厳しい練習と、励ましと、明るい人柄と彼流の巧みな日本語が、チームの一体感をつくる。


通訳をつけようと考えたことは一度もない。通訳がいると選手たちは話を聞く時に、私ではなく通訳の方を向く。それが好きじゃないんだ。トヨタでプレーして日本語を分かりかけていた時、通訳がコーチの言っていることのすべてを訳すのは本当に難しいことも分かっていた。だから自分で日本語を話せればいいと考えたんだ。

https://basket-count.com/article/detail/20335

大切なのは正しい言葉ではなく、心の通った言葉であり、表情も含めた全身から発せられる情報。信頼される監督はやはり信頼されるに足る行動があり信念があるなぁと感じさせた一幕。

あなたは自分を信じることができますか?

さて、そんなトムの「自分を信じて」という言葉。

W杯に立つスーパースターたちは別として、みなさんは自分を信じることができますか?

「自分自身に満足していない」子ども・若者が多い

自分ほど気分屋でいい加減なやつはいないなぁと、、私自身ネガティブになることもありますが、これが日本人の弱さにある。

よく言われる「自己肯定感」とは?
ありのままの自分を肯定できている感覚。

満点をつけない日本人。自己肯定感は低い。というのは日本人では常識になってしまっている。

なぜ、日本人はこうも自己肯定感が低いのか?


人は1日に6万回「思考」をしている。

心理学者による定説として、人は1日に6万回「思考」をしている。と言われている。
その9割が自分の意思ではなく自動的に思考している。つまり、自分の思考は自分の意思に関係なく、習慣化・固定化されている。


この習慣化が、日本独特の「空気を読む」文化によって多分に影響をうける。

  • 他人に迷惑をかけない
  • 自己主張をよしとしない
  • 謙遜こそ美徳

他人の気持ちを考えて!と叱ることはあっても、自分の気持ちを大切にしなさい!とは言わない。

この凝り固まった習慣化された思考を理解し、受け入れ、脱することができた人が、この不確かな時代を生き抜くことができる。

このためには自分自身が変わろうと一歩踏み出し、目標を立ててチャレンジできる場が必要。

この1年半、故郷の愛媛にもコミュニティを作って、自分を変えたいと飛び込んできた皆さんだけでなく、自治体やこのたてヨコ愛媛を中心に色々な方と出会って、ますますその場の必要性を感じています。

多種多様な皆さんが学べるコミュニティづくりを

生き甲斐の図

何度かコラムやnoteを書いていて、色々な切り口で書いても結局ここにいきつくのは、自分の中で明確に「will-can-need」が仕事に繋がり、「生きがい」を見つけられたからこそ。

この「生きがい」は日本在住のスペイン人の方々が紹介した『Ikigai: The Japanese Secret to a Long and Happy Life』にある図(和訳)

社会に出て20年、色々な経験をしてきたけれど、一つ言えるのは、すべて「故郷の愛媛に戻りたい」という思いをずっと持ち続けていられたから。

一緒に「生きがい」見つけませんか?

ということで、愛媛で何かしたいがわからない、将来に大して漠然とした不安がある、とりあえずおもしろそうなことには首を突っ込んでみたい、たてヨコラム愛読者のみなさん、よかったらこんなのに参加してみませんか??

前回のコラムでは、見せられなかったカタチが2つ。絶賛大募集中です。

①愛媛Web3.0カレッジ2023

こちらも実は、22年の6月にたてよコラムを書いたことがきっかけで進み、愛媛県と共同ではじめた検証事業です。

メタバース、NFT,DAOといった新しい分野をみんなで学んでませんか?という企画。
県庁内にできた官民共創のための拠点、トライアングルベースにて全6回の講座やコミュニティ運営を行います。9/30スタートで、あと少し枠があるので、新しいことを始めたい方はぜひ。

②地域プロデューサー講座 in 内子

こちらも本当にご縁から事業のひとつと成長したプログラムです。

すでに第一回講義は終わりましたが、メインである内子でのフィールドワークが10/22にありますので、ぜひ一緒に地域プロデュースを考えてみませんか?こちらも若干名だけ空きが。

たてヨコからもゲスト講師を招いておりまーす!

今、こういった学びのコミュニティが全国の地方で求められ、クリエイターやプロデューサー、コミュニティマネージャーが本当に足りていません〜。
興味あるかた何か一緒に企てましょう。

もうひとつの”トム”物語

ところで、今回のコラムは「大切なことはすべてトムが教えてくれた」というキーワード。

バスケットボールの話からスタートしましたが、愛媛でもまた来月からバスケが熱くなりますね!!

Bリーグ、オレンジバイキングス、開幕戦は10/6、コミセンであるようですよ!今年も応援に行こうと思います。

さて、そんな海賊といえば、私が大好きな物語にも素敵なトムがいます。

海賊王ゴール・D・ロジャーの船を作った伝説の船大工トム。
弟子のフランキーが、自分の作った船が悪用されたことに対して、「俺の船じゃない」と発言した時に、烈火の如く怒り、全力で殴り飛ばして叫んだ一言。

「造った船に!!!男はドンと胸を張れ!!!!」


子育てのみならず、色々なモノを日々生み出していく私たちですが、どんなヒト・モノであってもその創り上げたものには自信をもって伝えたいと思います。自己肯定感を持って。

ABOUT ME
みむら かずや
1982年生まれ 愛媛県松山市出身。 幼稚園〜高校まで松山で15年間過ごして、大学から上京。 上の娘の小学校入学に合わせて松山にUターン。 夢の国キャスト、教員、NGOファンドレイザー等を経てデジタルハリウッドの運営へ。2022年春より、デジタルハリウッドSTUDIO松山を開講し、23年11月現在、千葉、鹿島、柏の4拠点を運営。 「学び」をアップデートするコミュニティプロデューサーとして、デザイナー、クリエイターを育成する場作りをしながら、様々な企業・自治体と繋がりイベントを企画、DX推進を行うなど、地域人材カタリストとしても活動中。
PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com