
「トランプコインの話を書こうかな…」と思っていたら、なんと、コラム投稿日を迎えてしまいました。
方向性をぐっと変えて、私の人生初!声優オーディション体験記(約2年前ですが)を書いてみたいと思います。
オーディションはどういう格好で行くの?
答:大人は「オフィスカジュアル」が無難
私もその恰好で行った…のですが、あまりにも会場が寒くて耐えられず、アウターを着ました。
蛍光イエローのウインドブレイカーを。

自転車移動の私は、安全のために蛍光色を着ていたのです。室内ではアウターを脱ぐと思っていて完全に油断。私のオフィスカジュアル服は蛍光アウターに隠れてしまいました。
ただ、周りを見渡すとThe・普段着の人が多かったです(なので、大丈夫でした)。
オーディションでは何するの?
答:まず自己アピール
今回は、ラジオドラマ声優の募集。
実在した日本初の女性パイロット兵頭精(ひょうどうただし)の生涯を描いた作品です。
原作小説をしっかり読み込み、大好きになっていた私は自己アピールはそこそこに(声優経験がゼロので話すことがない)原作の推しポイントを熱く語りました(オタク)。
ちなみに、ほとんどの方は「声優を目指しているので足がかりにしたい」「こういう作品に出演しました」など実績をアピールしていたように思います。
オーディションでは何するの2?
答:台本読み
台本を渡され、ペアで2人の会話を読みます。2回目は役割を交代します。
私は1回目は高い声で、2回目は中年男性をイメージした低い声で読みました。というのも、周りの人の様子を見て、さすがに自分の力不足に気づいたのです。主要人物役は早々に諦めて、傍役に合いそうな声を出すことにしたのでした。

そして声優デビュー!
オーディション終了後、やり切った高揚感のせいか「合格したな」と根拠のない自信がありました。
そして、後日、台本が送られてきて、ラジオドラマのオリジナルキャラ「新聞記者」の役が与えられました。
これが、私のデビュー作です。
収録の本番では緊張してしまいリテイクの嵐。悔いは残ってしまいましたが、音声エンドロールで自分の名前が読み上げられた時の喜びは今でも忘れられません。人生の記念となりました。
音声配信デビュー
その後、WEB3.0関係のオンライン研修を受講していたところ、質疑応答での私の声を聴いた講師から「ゆりさん、声が良いですね。配信してみませんか?」と声をかけられました。
蓋を開ければ、某芸能グループのプロジェクトで、その公式配信を任されることとなりました。シーンに応じて、元気な子供の声を出したり、逆におしとやかな声を出したり楽しみながらやっています。

オーディションを受けたおかげで、少しだけ声に自信がつき、その後は機会に恵まれ、プロではないけれど声を生かしてのんびりと好きな世界で好きな話をしています。これは、とても楽しい。
今後、機会あれば、私の本気のアニメ声、皆さんもぜひ聴いてみてくださいね!
(イラストや写真)ミッドジャーニー&ニジジャーニーAIアート