Column

たてヨコラム

たてヨコメンバーによるフリーテーマのコラム

エッセイライフスタイルチームデザイン

遊びでミライをデザインしてみたら色々おこった

たてヨコ愛媛のみなさま、はじめまして。

まわりからはマユミンと呼ばれてます。お気軽に呼んでくださるとめちゃ喜びます。
簡単に、自己紹介をさせてください。

愛媛県松山市育ち。昨年、松山市北条の海のそばに引っ越しました。「マユミデザインオフィス」という屋号でデザイン業をしています。

父は教師、母や姉たちも技術系の職人。なので自分も何か手に職を、という気持ちが昔からありました。「今が楽しければいい!」と大学ではのらりくらりしていたところ、偶然カルチャースクールで見かけた光景に衝撃を受けます。グラフィックデザイナーの仕事です。

「おおこれが職人技か!就活より手に職だ!」と。都会への憧れも手伝って、即座に大阪に渡り専門学校で学び始めました。カタカナの職業がカッコ良さそう、という気持ちもあったかもしれません。しかしイメージとは真反対の仕事である…と気づいたのは後々の話(笑)気付けば、グラフィックデザイナー、アートディレクターとして22年仕事をさせていただいてます。

ミライはつくれる♪

さてデザイン業をやってまして、おもしろいなーと感じた気づきがあります。それはスバリ?!【ミライもデザインできる】ということです。

気づいたきっかけは、

イトウマユミ

なにかデザインで、面白くて楽しんでもらえることをしたい♪

と、数年前に遊びゴコロから思いついた企画でした。

【ミライ本プロジェクト】というものです。

お客さまに、未来の肩書きやタイトルを考えてもらい、本にしちゃおう!というもの。要するに【未来を先取りする本】のデザインです。

↑本の一部です。建築家の方は「世界の安藤氏との対談!8ページにわたり掲載!」など、楽しく想定してくださってます。

ただし。。。これは表紙だけデザインするというものでして(笑)
お客さまには、手持ちの文庫本に表紙を巻いて楽しんでいただいてました。この本はア●ゾンでも売られてない。そして中身は「当分ない」ものだったのです。

別の文庫本に、表紙を巻き巻きしています。

当時は紙の本はもちろん、電子書籍もみんなが普通には出せなかった時代。「妄想しながらゆっくり考えます!」「面白い企画、見ただけでワクワク!お願いします♪」とお客さまから声をいただいてデザインしていました。

ミライ本がバズ?った

そうして、仕上がった本には思わぬ反応がありました。


どのお客様も、ミライ本をFacebookに掲載されると「わーい、買います!(と、先に言っておきます)🎉」「すごい!出版おめでとうございます👏!」というコメントの嵐がつくのです。

ええええーっ。今でいう【予祝】が起こりました。
それからほどなくして、お客様から【本当に出版しました!】というご連絡が続々ありました。

本を眺めて楽しんでいたら、がんばって原稿を書く気になった。そして、実際に書いて電子書籍で出版されたというではないですか。不思議なものです。表紙だけ楽しんでもらおうという思惑が、よき方向に動きました。これは嬉しい。

ただ、その方々の潜在意識には「夢を実現化させる!」という強い希望と目的があったのかなと。素材もそろった!予祝も受けた!ということで、夢に向かって行動されたのだと思います。皆さんは、自分の本を出版するならどんなタイトルや文章にしたいですか?

決めればそろう

例えばデザインの工程でも

  1. 【まずつくる!と決める】→ お客様とスケジュールや締め切りをたてる。
  2. 【具体的なイメージを描く】→ ヒアリングで、深堀していく。
  3. 【必要な素材を伝える】→ お客様は宣材写真を撮ったり、原稿を準備される。
  4. 【デザインして、モノが完成!】

という流れで、お客様が ①の【決める】ことをすればおのずと、そのモノは完成する仕組みになっています。当たり前のことながら【夢を実現させる、ミライをつくる】のも、決める→動く→素材を揃える、というシンプルな思考でいけばいいのではと思えるようになりました。

わたしのミライ・デザイン

「ドリームマップ」や「方眼ノート」など、具体的にアウトプットするツールも使いはじめると実現率はかなりアップしました。毎年【やろう!】と決めて文章化、もしくはビジュアル化することで、やりたかったことの9割ほど叶っているかと思います。

たびたびこのように夢の書き出しをしています。

そんな私のミライをデザインする上での、重視ポイントを2つあげてみます。

point 1 すぐにやってみる

節々で、キーマンとなってくれる方から「これやってみるといいよ!」「この人に会いに行ってみて」などヒントをいただくことがあります。その場合は、やったことがないものでも「やってみます!」と実行してみます。返事は0.2秒(笑)。完璧でなくてOK。7〜8割の完成度でまずつくる→修正していいものにしていけばいいという考えがベースです。

素直といえばいいのですが、逆に綿密な計画性にはかけるかもしれません。お仕事などでも、後になって難しい案件だと後になって「むむ。。。引き受けてしまった(汗)」などとハードに感じることもありました。ただ、レベルアップさせていただいてるので結果オーライと思っています。

point 2  迷ったら怖い方を選択する

わからない未知のもの、怖いものは、無意識に選択を避けようとするかもしれません。でも、それをあえて選択したら想定外の未来が色々待っていました。

恋愛のことですが、1つ事例をあげてみましょう。起業2年目、43歳のシングルマザーだった当時。同じシェアオフィスの仲間の男性と、初めて二人で食事に行った日のことです。

仲間の男性

「僕と付き合うのアリですか?アリなら付き合いましょう!!!」

まともに話したその日に、突然すぎる告白がありました。

よくわからないけど伸びしろは大きいかも?、といつもとは違う選択をしてみました。その男性が、今の夫です。(先日コラム掲載させていただいた「伊藤駿」であります)「好きになったら付き合う」というセオリー以外の選択をしたことで、付き合ってから好きになっていくという面白い発見がありました。

11歳 年の差夫婦の出会いにご興味ある方は、お茶うけ程度にお読みください 笑。
https://note.com/itofusai/n/na310f6bd916c (noteフォローいただけると嬉しいです!)

カナエル★エヒメを立ち上げた!

ミライのデザインを通して、幸せを広げよう〜!ということで、最近は仲間とともに、<カナエル✨エヒメ> と名付けた母体の事務局を立ちあげました。今後様々な活動をしていきます。

↑学習塾経営者、元教師、県職員、デザイナーというチーム <カナエル✨エヒメ>

この春から始める講座、「~ 自分のミライはジブンで創る!! ~ ミライデザインproject」をはじめ、8月には映画『夢みる小学校』を、愛媛に招致上映することが決定しています。(シネマルナティックさんにて)

 ↑ ミライを自分でデザインしたい12歳~15歳集まれ〜!!

自分を解放し、人生をデザインし、何もかも味わい楽しめる世界になってほしい。特に、子ども達に向けてそんなお手伝いを続けていきたいと思っています。

最後に。面白いことが大好きです。前回のnaganoマンさんのコラムにも大変共感しました。目的をもって「真剣(にふざける)」って大事だし楽しい。ミライ・デザインの中では、遊びゴコロも忘れずにいたいです。こんな私ですがぜひ繋がっていただけると嬉しいです。

以上マユミンでした、よろしくお願いいたします♪

ABOUT ME
伊藤 真由美
大阪の専門学校でグラフィックデザインを学び、松山に帰郷。 デザイン事務所や看板会社など経て、独立。紙媒体、看板、パッケージ、WEB等の制作をしています。 未来に出版したい本の表紙をつくろう♡という「ミライ本」という企画や 台湾の命術による運命分析(占術)もさせていただいてます。スシロー大好き。
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