~ゾンビの世界で生きる方法~
結論:逃げろ
■プロローグ
今回は 架空とされる「ゾンビ話」(映画やドラマ)を数多観てきたnaganoマンが、それらにある「パターン」を 考察したり分析してみた コラムです
テーマ自体に全く興味が持てない方には大変申し訳ありません、私の趣向で書いておりますため その点だけ予めご承知おきくださいませ m(__)m
■ゾンビ分布
冒頭の「結論」に至る話をする前に 映画や ドラマにみられる「ゾンビ」ってどんな存在かを具体的な作品を勝手に分布させてみることから始めます
ーゾンビの発生要因って?ー
ゾンビは”死人(アンデッド)”と称されていますが、その発生要因とそこから発展する物語の傾向は大きく分類することができます(細かな点では多岐に渡りますので あくまで大雑把ということで)、とりま(取り敢えず まぁ~)、以下に分類されると捉えて頂ければ幸いです
自然発生 | 作品冒頭からゾンビ化したヒト達が彷徨い、生き残った人たちのサバイバルが始まる |
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ウイルス | 人為的なウイルスと自然現象のウイルスがあり、前者は軍事利用や薬事研究の過程で漏れ伝搬し騒動に発展する、後者は動植物を媒介してその原因不明と追及に奔走 |
悪 霊 | 家族や友人同士の旅行先や引っ越し先で、無意識或いは意図的に悪霊を呼び出して憑依されて騒動に至る |
呪 い | 不遇あるいは立場の弱いヒトが追い詰められ、その境遇に対する反抗目的で行動し、その結果 当事者の思惑通りの場合とそうでない場合に別れ 後々の展開に至る |
人為改造 | 科学者・研究者・医療従事者、あるいは個人の独学により ある目的で動く死人を創る、もしくは別目的の過程で動く死人が創造され、騒動に発展するなど |
ー様々な映画をプロットしてみましたー
「本当にそんな感じ?」「気になるなぁ~」「ちゃんとプロットしている?」という方々、お時間の有る際にご覧ください m(__)m とはいえ あくまで個人的な捉え方ですので ご容赦です
■ゾンビって、つまり死人?
まず死人の定義は、大まかに言うと「意識がなく、脳活動および心臓の停止、血液が凝固して体組織が壊死」などです、正確な定義や専門用語など使い方は定かでないため、その点はご容赦を
そして 映画で 恐怖の対象となる代表的な「ゾンビ」設定は以下が基本とされているようです
ヒトを捕食するという脳機能は働いているらしい
↓
ただし、体組織や血液凝固によって最低限の運動機能のみが有効らしい
↓
よってもって 動きが緩慢
代表作の「ナイトオブザリビングデッド」「ドーンオブザデッド」は上述の傾向が見て取れ このジャンルの王道とされていたりします、ちなみにその他の映画では 脳の一部が機能し電気信号だけを頼りに壊死した身体でも大まかに動かせるのかもしれないといった解釈?のシーンがあります(うろ覚えで しかも内容は全く定かではありませんので 予めご容赦・・)
そして作品が多数あると ゾンビ分布にある”発生要因”によっては「走る」「飛び上がる」「力が強い」「思考」などを持ち合わせるケースもあります
ーゾンビの機能性を作品別でプロットしてみましたー
これも 完全にnaganoマンの主観です、ご容赦ください m(__)m
上記分布図からだと、naganoマンや数多のヒト達が捉えている ”死人の定義”からは かなり逸脱するケース が出てくるようです
つまり 一括りに「ゾンビ≒死人」とは言えず、作品によっては その作品中に登場するゾンビらしき存在が「死人を定義する幾つかの要件を満たしつつ人間から変貌した生き物」と 言えるかもしれません ※ 実際、作品によっては当初ゾンビ?が 途中から生き物として認識が変わったりします
■逃げることが何より優先される
さて、ここからは タイトルおよび結論の話に移ります
どのような作品にも共通しますが「ゾンビ」らしき存在が現れても ヒトは俄かには信じられません
仮に 100歩譲って「ゾンビらしき存在」を認識して 様々な映画を観て傾向を把握していたら、上述の「脳の一部機能が見られる」という連想をもって 頭部の破壊が有効と判断することに繋がる かもしれません
ですが、ゾンビ分布では 発生原因やその過程で様々な種類と傾向があるため、一体どのパターンかを咄嗟に結論づけるには 実に多くの映画鑑賞が必要です
従いまして、冒頭の結論にありますように、自身の知識や体力に過信せずに「逃げる」が一番の生き残る方法になるわけですが、他にも理由があります
生きているニンゲンには逡巡することがあっても 相手は意識や感情など一切ないため躊躇がありません、ただただ生きた人間(動く物体?)に向かって欲求を満たそうとします、それに対して抗うのは思った以上に困難です
■どうしても 頑張って倒さなけばならないケース
対峙する場面が絶対に「ない」とは言えません、ですので もし遭遇した際には 『一対一に限ってはO.Kかもです』、但し 周囲に他のゾンビが居ないコトを必ず確認してください、そして 一対二の場合はいうと 手順次第です、が とても危険な行為なので 絶対お勧めしません
なぜなら 手順通りに進めようとした際に そんな時に限って不意に三~四人目が登場する可能性があります、そうると手順通りにはいきません(映画ではアルアルです)
なにより 不意を突かれた隙に 何も考えないゾンビ側の行動は一歩先を行き 抗う側は後手になります、いくら動きが鈍い(ゾンビ)パターンだったとしても 躊躇ない手段に対しては身動き取れずに・・ ジ・エンド(バッドエンディング)
臨機応変にやれば?! 格闘経験・喧嘩慣れしてるよ! という意見、よくわかります!
ですが、、考えてもみてください
死人は損傷しても痛くも痒くもないうえに感情・意識もないので恐怖もわきません、生きた人間を相手にした格闘技が有効とは限らないのです
もしそれでも 余裕と感じるとすれば それはブラウン管に映る情景を ポテチにコーラを飲食しながら優雅に観ているから可能なお話であることを よく覚えて置いてください
■映画で 登場直後or 途中で お亡くなりになるヒト達とは
以下の傾向が必ずそうなる とは言い切れませんが、映画にはよくある”パターン”なのです、ですので あくまで参考情報としてご覧ください m(__)m
〇 状況を観ても現実と信じない、現実に気づくのが遅い
〇 自分勝手に振舞う、ヒトの意見を聴かない
〇 知識に頼りすぎる、情報過多で判断に手間取る
〇 ふざける、お調子にのって羽目をはずす
〇 体力や格闘にやたらと自信がある
〇 お金持ち、権力者
〇 美人・ハンサム
■「パターン」(体系)化に慣れる
さて、コレまでのお話にお付き合いいただきましてありがとうございます m(__)m
実は今回のオチは、数多ある情報の中に「パターン」を見つけ、自分なりに「体系」立てたり「分類」してみたりする というコトでした
映画や小説など物語と言えど 観たり読んだりすることで 様々なパターンを思考できるようになります、naganoマンは 特に 映画好きで ホラー・アクション・恋愛・ノンフィクション・SF・サスペンス・アニメなど ジャンルを問わずに コレまで 多くの作品を鑑賞しています
多くの映画は造られた物語でありますが、中には歴史・業界・人物・アイテム等の実際に存在するコト・モノ等をそのままに 或いは情景や設定等に採用し よりリアルに描いていたりしています、そうした情報は、とても勉強になることが多いです
リアルに近い作品も含め鑑賞することは、何かを創作する際にイメージが膨らんで魅力的な作品を生み出すこともできるでしょう、今回は「ゾンビ」をネタにして 「パターン」化してきたnaganoマンの考察をご覧いただいた次第ですが、実際 この「パターン」から「体系」を捉え、仕事から事業まで 様々な企画・立案・実行時に 物事を論理的に「分類」することもでき 自身はもとより周囲にも分かり易く伝えることもできたりします
単なる映画 されど映画、いろんな知見を溜めることは決して無駄ではないはずです
皆さんが好きなコトやモノにも様々な「パターン」があります、それを「体系」「分類」するといった脳内処理を数多く経験していくことで、様々な状況をよりスムーズに理解し 多くの課題に挑戦しながら乗り越てみるというのはいかがでしょうか
■最後に
ここまで読み進めて頂きました皆さん、naganoマンのコラムにお付き合いいただきまして 有難うございます m(__)m 心から感謝致します
実は PJ Novel(たてヨコ愛媛内のプロジェクト)では、「パターン ⇒ 体系・分類」という視点でオンラインによるトークイベントを開催し、各々の作品に活かす活動も始めております