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マラソンのススメ

過ごしやすい季節になりました。「スポーツの秋」ということで、私の考えるマラソンについてご紹介したいと思います。一人でもマラソン人口が増えると本望です。

プロフィール

2012年の第50回愛媛マラソンをきっかけに、マラソン人生をスタート。当時28歳。飽きっぽい性格にも関わらず、周囲の人に速いと言われて調子に乗り、気がつくと一般人からアスリートになっていた。

一方で、マラソンの魅力を多くの人に知ってもらうため、社内にマラソン部を設立。サンライズ糸山から大三島の旅館まで、美味しいご飯のために走るマラソン合宿等を企画した。

その翌年には、駅伝チームを立ち上げ愛媛駅伝に参戦。手当たり次第にメンバーをスカウト→厳しい練習を強要し、県内の1部に昇格するまでのチームに育て上げた。実力はほどほどだったが、マネージャーと選手の数だけは他のチームを圧倒した。

現在はアスリートから一般人に戻り、他の趣味ともバランスをとっている。


マラソンとの出会い

高校以来、一時期ボウリングを極めた時期もありましたが、基本的にテニス一筋でやってきた私が、社会人3年目の27歳で初めてマラソンと出会いました。飲み会のノリで、友人と愛媛マラソンに申し込んだのがきっかけでした(当時は先着順)

体育の持久走以外で長距離を走ったことが無かったし、マラソンとかただしんどそうなだけでやりたくなかったのに、、、お酒は怖いものです。

とはいえ、テニスをしていても入社当時65kgだった体重が70kg台に突入しそうになっていたり(身体が消費カロリーの少ない動きを覚える)なんだかんだ言って、世の中の大半の人が完走できるなら俺だってできるっしょ、みたいな自信はあったので、そういう状況も悪くないかもと思ってはいました。


マラソンを始めて気付いたこと

どんどんマラソン練習が本格的になってくると、当初のイメージと異なる点も多々あることに気付きました。何事もやってみないとわからないですね。

①思ったより家族ウケが良くない

体重が増える私に、お腹が出てきたとかなんとか言ってた妻。ランニングを始めた自分を応援してくれると思っていました。

でも私がアスリートになる頃から異変が生じました。自分としては、頑張ってトレーニングをしている意識高い系のつもりだったのですが。さすがに、毎日1時間ぐらい走って、土日になると子供を家に置いて2時間走っているとクレームものでした。

②思ったよりお金がかかる

マラソンって、最もお金がかからないスポーツだと思っていました。

でも実際には、シューズ2足(1シーズン、本番・練習)、GPSウォッチ、サングラス、ウェア(夏冬、替え)、日々のプロテイン、モチベーションを上げる本、腹筋マシーン、、、そしてエントリー費もなかなか高額。

③思ったよりマラソン中継って面白い

マラソン中継ほど退屈なテレビ番組は無いと思っていました。

それが気がつくと、お酒を飲みながらマラソン中継を観るようになっていました。実は、マラソンや駅伝を走る選手って限界突破に挑戦しているんです。よく、練習で出来ないことは本番でできない、と言いますが、その逆です。選手達は練習でやらない事を本番でやろうとしています。周囲につられずに自分のペースを維持したらベストタイム出るじゃん、って言う人がいますが、自分のペース以上のものを出そうとするスポーツなんです。その極限を競うスポーツだから面白いんです。

④思ったより、世のランナーは走るのが嫌い?

走る人を見ると、走ることの何が楽しいんだろう。変わった人だな、と思っていました。

中には走るのが好きな人もいますが、多くの人は、走ること自体そこまで好きじゃないことがわかりました(岡部調べ)走ることが好きなら「サボる」という言い方はしないし、走ることが楽しいならみんなニヤニヤしながら走っているはずです。ニヤニヤして走っているのはアベックだけですね。逆に言うと、走ることに興味がなくてもマラソンを始めていいんです。


マラソンの魅力

私の考える、マラソンの魅力を3つ紹介します。

①活気が出る

走った後の家事はすごくテキパキしますし、テレビの前でダラダラする時間が無くなります。普段は晩酌がやめられないのですが、走った日はビール飲まないことが多いです。仕事中にも、気が付いたら移動の時に小走りしていたりします。決して体重が落ちて身体が軽くなったからとかではなく。

これまで自分の能力の80%ぐらいで生活していたのが、100%まで解放される感じです。モヤが晴れるような?これはぜひ体感していただきたいです。

②結果(タイム)が絶対値

テニスと違って、相対的な勝ち負けではなくタイムが出ます。

少々頑張っても、テニスだと強い相手には勝てないです。でもマラソンは、トレーニングを頑張ったら確実にタイムが伸びるんです。また、社会人生活が長くなると日々の仕事で成長を実感する機会は減ってくると思います。そんな中で、明らかな成長を実感できるのもマラソンの魅力だと思います。

また、将来自分がヨボヨボになった時、孫に自分タイムを自慢できるのもマラソンならではだと思います。「わしゃ昔、テニスで県大会に行ったぞえ」と言っても、へー、としか思いませんが、マラソンだとタイムを伝えることができるんです。自分の頑張りが時空を越えるんです。

③心身が健康になる

わかりきったことかもしれませんが、心と身体が健康になります。でもこれってすごく価値にあることだと思います。自分のやりたいこととか、幸せの物差しも大事ですが、その土台にあるのが心身の健康だと思います。これ無くして成り立たない。そしてポイントは、身体だけでなく、心も健康になるということだと思います。気持ちが晴れないときに走ると、スッキリしたりします。走った後の考え事もおすすめです。


はじめよう、ランニング

ここまできたらせっかくなので、ランニング、始めませんか?

私のオススメは、週2回、30〜40分のランニングです。それを続ければ、色々な身体の変化を感じられると思います。例えば、日曜日の夕方と、水曜日の仕事終わりはいかがでしょうか。5回ぐらい走れば、なんかいい感じになると思います。

ぜひ、騙されたと思って。


※蛇足

前から思っていたのですが、エレベーターやエスカレーター、文明の力で楽をしておきながら、ランニングマシンに乗る人類。一歩引いて考えると面白いですね。※私も利用することはあります

衛生環境が良くなり、潔癖過ぎることでアレルギーになったりすると聞きます。近い将来、潔癖な環境を作りながら、「安全な菌」をサプリメントで摂取する時代が来る気がします。

ABOUT ME
アバター
1984年愛媛県今治市生まれ。 福岡の大学・大学院で機械工学を学んだ後、地元愛媛の企業でボイラや半導体製造装置の設計・開発に携わる。 好奇心が強く、気になったことはとりあえずやってみる。その結果、志半ばのチャレンジが身の回りに散乱している。趣味は、マラソン、アウトドア、DIYなど。 普段から哲学的に考えるのが好きで、お酒を飲むと話が長い。ツリーハウスを作って、仲間でお酒を飲むのが夢。