Column

たてヨコラム

たてヨコメンバーによるフリーテーマのコラム

エッセイビジネスライフスタイル

SNS発信が苦手な全ての人へ

タテヨコ愛媛の皆様、初めまして。
田中えり奈と申します。
どうぞ、エリーと呼んでください。

私には、数年前から悩んでいることがあります。

今日はその悩みと、その悩みを解決するために自分が変わることの決意表明を、このコラムで書きたいと思います。

私の悩みとは、「SNSを上手に使えない」。

「なんだその現代社会の凡庸極まりない悩みは!面白みがない!」
という叱責は承知の上。

でもどうか誤解しないで頂きたいのです。

SNSが使いこなせないとは、「使い方がわからない」とか「フォロワーが増えない」という類ではありません。

私は、SNSで自分の想いを発信するのが怖いのです。

優等生の正体

私は、幼少期から「優等生」でした。

優等生って、「周囲の人の顔色を見る」のです。

だから周囲の期待に応え、期待に沿わないことはしないのです。
日本特有の同調精神が染み付き、出る杭論を怖がっている人間でした。

大人になって、SNS発信の際も私の優等生癖は抜けず、

  • 「こんなこと書いたら、どう思われるかな」
  • 「過激な発言は控えよう」
  • 「嫌な気持ちになる人がいけないからこれは書くのやめよう」
  • 「こんなこと、誰も興味ないだろうから投稿しても迷惑かもしれないし」

なんて考え出すと投稿回数が、少ない少ない。

「本音で生きる人」の時代が来た

SNSだけの問題なら、「やりたくないならやめれば?」で済みますが、この私の優等生癖、SNSの問題では済まない世の中になってきたことを、今日みなさんに伝えたいと思っています。

インターネットと言うモンスターの出現で、私たちの生きる社会は急スピードで変化を遂げています。

世間の風潮や価値観やお金の動きも巻き込んで。

「優等生が大きな会社に入って一生安泰」説は過去の神話。

「ちゃんとしてる面白みのない人」より「ちゃんとしてなくっても面白いこと言ってる人」にフォロワーが集まります。

「実力や実績」よりも「熱い思い」にお金が集まる時代。

本音で語れる人に信用とお金が集まる「信用経済」が到来した今、周囲の顔色を気にして本音を発言できない優等生ちゃんに未来はないのです。

私が変われたきっかけは。。

頭では理解していても、急に人は変われないものです。

私が変われるきっかけになったのは「キューティエリー」の存在の出現でした。

愛媛プロレスと言うご当地プロレス団体の代表の発信は、私とは別人格のため、彼女が自由に思ったことを発信していたら、フォロワーがどんどん増えて共感してくれるファンが増えてきたのです。

格好なんてつけていない(つける余裕のない)泥臭い奮闘劇、やぶれかぶれの姿の発信に、「力をもらえた」と言われた時は、拍子抜けでした。

「え?こんなにありのまま、ただ思ったこと言ってただけなのに・・・。」と。

『自分の思ったことは、周囲の顔色を伺わず、問題提起・情報提供していこう。』

これが2021年の私の豊富です。

もしかしたら、私の発信が、誰かの力になるかもしれないから。プロレスを通した経験が、私を変えてくれました。

発信したいと思ったことがあるけれど、反応が怖くてお蔵入りした経験は数知れず。主にはジェンダーやダイバーシティに関することが多いのですが。例えば・・・。

  • どうして私は結婚したくないのか?
  • これまで受けた女性差別発言BEST10
  • 卵子凍結してきました
  • 日本と世界のダイバーシティ

こうやって、トピックを公開するだけでも勇気を振り絞りました。

まだまだリハビリが必要みたいです。

この「タテヨコ愛媛」は、オープンマインドで、愛媛を愛するという揺るがない共通点がある皆様の集いとお見受けしました。

ぜひ今後も、少しずつ、この場を借りて、本音を自己開示したいと思います。

ぜひ、皆さんの「本音」も聞かせてください。

たくさんの人の「それぞれ違う本音」より良い社会に近づいていきますように。

I am unique like everyone else.

DontBeSilent

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ABOUT ME
田中 エリナ
1984 年、愛媛県松山市生まれ。 松山東高校卒業後、津田塾大学英文学科異文化コミュニケーション学科卒業。株式会社リクルートへ入社、ブライダル雑誌「ゼクシィ」の企画営業を担当。 2012年、地元の女性たちと共に株式会社ミシェルを設立。 ジャンヌダルクの守護神ミカエルの名にちなんで、「女性の護り手となれるような会社を育てたい」という思いで起業。2017 年、日本人の視点をもっとグローバルにしたいという想いから、英語スクールSEKAIme を開校。英語教育事業にも力を入れている。起業当初から会社は完全フルフレックス、リモートワークスタイルをとっており、新しい働き方を形にしていく女性社長。趣味は社交ダンス(JDSF 現役 A 級選手)、旅行、クルージング。自身のボートで忽那諸島の島々をめぐる。旅行経験は 40 ヵ国以上にのぼる。
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