こんにちは! 松山の食いしん坊市議会議員の松波ゆう大です。
初回から食にまつわるブログを書いてきましたが、そろそろガス欠になりそうな、、、ww。たてヨコ愛媛のメンバーの記事でもSDGsの取り組みやこれからのビジネスの話題など面白い記事ばかり。今回は経済のこれからを考えるように、21世紀の食のコレカラを考えてみようと思います
多様化する食
世界は多様性に溢れています
今までは生まれた場所、話す言語で〇〇系と分ける事がありましたが今やそれで人を分類することはもう不可能です
アメリカ生まれ、おじいちゃんは日本人、おばあちゃんはアメリカ生まれ、お父さんはアフリカンアメリカン、お母さんは中国生まれのアメリカ育ち
さて、この子は何人ですか?と言われても もうこの質問自体が無意味だと感じるように、世界は多様です。
①それぞれの違いを理解した食を考える
一般的に〇〇を食べると健康になる・〇〇を食べると痩せる! 本当にそうでしょうか?
人それぞれの多様性があるように、全員に当てはまるものがある訳ではないようです。これからの時代、よりパーソナルに食べる物を選ぶようになるでしょう。
私は体質が〇〇だから、これはOK、これはNG。 まずは自分の身体を知ることが21世紀の食のスタートラインなのかもしれません。
②シチュエーションによって食べるものが変わる
〇〇をした後に食べるもの。ってありますよね?
筋トレをした後にはプロテインやタンパク質を摂るのも当たり前になってきました。
風邪を引いたらお粥やスープの回復食。 二日酔いの時に食べたいものは人それぞれ
これから、より細かいシュチュエーションと食の組み合わせが増えてくるでしょう
カレーのスパイスが無限に増えるように、シチュエーションも無限です
③未知の食文化の探究
21世紀の最大の課題は資源の枯渇です。人口の増加や天候の変化によって今まで採れていたものが無くなる等食料資源は無限には存在しません。
新らしいベンチャーでは代替え肉の開発や大豆を使ったタンパク質の開発が進んでいます。
魚も天然物よりも安定的な食事を摂っている養殖の方が安全だと言われています。
その中でこれから探求されるのは昆虫とスパイスです
新しいタンパク源としての昆虫は、水や餌の供給、手間が少なく済むなどのメリットがあります
また、東洋医学の観点からもスパイスは重要です。3000年前のインド発祥のアーユルヴェーダには、精神性とスパイスの効能の密接な繋がりが提示されています
コレカラの食の価値とは
世界はすごい速度で進化?変化?しています
100円のハンバーガーは日本で食べるのと、貧困国で食べるのでも価値が違います
日本でも、お金が通用しない時に食べるハンバーガーと、今食べるハンバーガーでは価値が違います
中国とアメリカが貿易で喧嘩をしてるときに、世界中でいろんなモノが手に入らなくなりました。中国がパイナップルを台湾から買わない!と決めたので、台湾パインが日本にどんどん流通するようになったように、世界情勢と食は通じています。世界のトレンドで見るとシリア難民が増えた事によって世界中でシリア料理がどんどんと普及しているという皮肉な現実もあります。
未来へ向けて、ひとつ考えたい
問:地球温暖化によって温度の価値は変わるのか?
温かい料理、冷たい料理、温かい方が美味しい料理、冷たい方が美味しい料理。それぞれちょっと意味が違いますよね
地球温暖化によって、夏がより暑く、冬がより寒くなっている今
食べ物の温度がより重要視されるかも?
これまでは温度によって値段が変わるということはありませんでした。しかし地球温暖化が続けば、夏には冷たい水を欲しがる人が増えるでしょう
需要が増えるということは、価格も上がる可能性があります
“冷たい” ドリンクよりも、“超冷たい” ドリンクに、より高いお金を払う日がいずれくるのかもしれません!!