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ピンチをチャンスに!〜じゃこ天から学ぶポジティブマーケティング

10月下旬。愛媛が全国をちょっと話題にさせたあれ。覚えてますか?
そう、私たち愛媛県民が誇るソウルフード「じゃこ天」

大学生時に上京して、ふと練り物の話になった時、じゃこ天を誰も知らなかったことに驚愕した過去。

ポンジュースが給食に出ないのが普通なことぐらいびっくりしたのを覚えています😳

じゃこ天は貧乏くさくない!

さて、とある県知事が、本音なのかパフォーマンスなのか、どんな流れで発言したのかはさておきとして、このいわゆる「炎上」案件が、結果として「バズり」に変わり、むしろ売れ行きが好調に↑↑↑


特に秋田県民からの注文が急増することに。
ずっとこの効果が続くことはなくとも、認知度が全国に広がったのも事実。

提供側からすると、ありがたい「バズり」ですよね。

「バズる」と「炎上」のあいだに

サービスを提供する側として、やっぱり「バズりたい」という気持ちはどこかにあり、少なくとも、売り上げをあげるために「認知度」をあげたいのは当然のこと。


でも、おもしろい企画を立ててバズリを狙いに行ったとしても、当たらないのはやもなしとして、「炎上」だけはしたくない。
私の尊敬するコミュニティでも最近「炎上」してしまうことがありました。

そこは「銭湯」をベースとしたコミュニティづくりでたくさんのファンを生み出しており、様々な企画で人々を楽しませる場として有名でした。


ただ、とある「食べ物」をテーマとした変わり風呂が賛否を呼び、炎上。
しばらく企画風呂を自粛するという流れに。。。


匿名性高いSNSによるコミュニケーションの怖いところです。

コミュニティとしての「バズらせ論」

ということで、改めましてみむらと申します。現在、「まちづくりはひとづくりから」をコンセプトに、松山と、千葉・茨城などにて地域で活躍できるクリエイティブ人材を育成する、コミュニティプロデュースを行っています。

今回の2つの事例は、まさにコミュニティを作る上でも非常に大切なポイントだと考えています。

心理的安全性を高めつつ、集客を行わなければならないコミュニティは、正直なところ、バズりたい気持ちはあれど、絶対に炎上させてはなりません。

炎上とバズりの違いは何か?

どちらも「注目」を浴びることには違いませんが、好意的に捉えられるか、批判的か。

圧倒的に狙ってできるのは「炎上」好きになってもらうことは難しくとも、嫌いになるのは一瞬。

ネガティブな噂大好き人間たちにより瞬く間に広がります。

では「バズらせる」ことはどうか。

そもそもたくさんの人に好意的に捉えてもらうには、まずは数が少なくても、「ファン」の存在が必要。
ファンが育ってもいないのに、いきなりバズは生まれない。

結局のところ地に足つけたコミュニケーションが大事。

終わりに

今回のじゃこ天騒動で分かったことは、
まず、そもそも「じゃこ天」には愛媛県のみならず、全国にもたくさんファンがいたこと。
そしてこの注目を逆にチャンスと捉えて、県として大人な対応を見せることで、当事者同士の関係修復だけでなく、全国に温かな空気を届け、ファンをまた新たなファンを生み出したのではないか。

ちなみにもう一つの銭湯の方も、しっかりと地に根を張り、ファンがたくさんいて、さらに新たなチャレンジを応援する皆さんがいるおかげで、そこまで大きな影響もなく今日もたくさんの皆さんを癒すコミュニティスペースとして運営できている様子です。

もうすでにそういえばそんなことあったねと言われそうな、些細なことからも、ファンを育むコミュニティづくりの学びはあるなぁと思ったそんな年の瀬。

そんな私は、じゃこ天も好きですが、じゃこカツもぜひ勧めたい。
みなさんは他県の方に勧めたいモノ・コトはなんですか?今年も良い年を!

ABOUT ME
みむら かずや
1982年生まれ 愛媛県松山市出身。 幼稚園〜高校まで松山で15年間過ごして、大学から上京。 上の娘の小学校入学に合わせて松山にUターン。 夢の国キャスト、教員、NGOファンドレイザー等を経てデジタルハリウッドの運営へ。2022年春より、デジタルハリウッドSTUDIO松山を開講し、23年6月現在、千葉、鹿島の3拠点を運営。新規拠点を拡大中。 「学び」をアップデートするコミュニティプロデューサーとして、デザイナー、クリエイターを育成する場作りをしながら、様々な企業・自治体と繋がりイベントを企画、DX推進を行うなど、地域人材カタリストとしても活動中。
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