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グラフで見る愛媛県の人口減少

みなさん、こんにちは。稲見(いなみ)です。

今回のたてヨコラムは、愛媛県の人口減少についてまとめていきたいと思います。

愛媛県全体でどのくらい減少していくか、どの地域でどのくらい減少していくかを愛媛県から発表されている資料をもとに見ていきたいと思います。

そして、みなさんと人口減少するとなにが問題なの?どのように対応していくのがいいか?などを議論していければと考えています。

今回は、愛媛県企画振興部が発表している「2020年国勢調査等に基づく将来推計人口について」をグラフに加工して見ていきます!

愛媛県の将来推計人口

全体の人口

まず、愛媛県全体の人口ですが下の図のように予測されます。

現時点(グラフのスタート2020年)の約130万人程度から、2060年には約78万人ということで、約40%人口が減ることになります。

40年で40%ということで、1%ずつぐらい人口が減っていきます。

年代別将来推計人口

愛媛県全体としては、2020年から2060年で約40%減少します。

年代別では0~14歳、15~64歳の減少が大きくなっています。

65歳以上の高齢化率も2020年の33.2%で3人に1人が高齢者という状態から2060年は44.1%と高齢化がすすんでいます。

東予・中予・南予の人口

次にもう少し地域をしぼって、東予・中予・南予の人口について見ていきます。

愛媛県は東予・中予・南予の地域に分かれており、全部で11市9町の20市町あります。

画像は、愛媛県サイト「県内市町情報」より

東予の人口

東予の人口は2020年で約46万人、2040年で約36万人、2060年で約26万人と推計されます。

2020年から2060年までで42.8%減少していきます。

中予の人口

中予の人口は2020年で約63万人、2040年で約54万人、2060年で約43万人と推計されます。

2020年から2060年までで31.4%減少していきます。

南予の人口

南予の人口は2020年で約23万人、2040年で約14万人、2060年で約8万人と推計されます。

2020年から2060年までで65.2%減少していきます。

市町別の人口

さらに、20市町ごとに見てみましょう。2020年と2060年を比較すると下記のようになります。

人口増減率がマイナス50%を超えているところも13市町あります。20市町のうち13市町の人口が半分以下になります。

15~29歳というその後の経済の主力になる人口も70%超減少する地域が11市町あります。

どの市町の増減率が多いかをグラフを作成しました。

おまけ

今回は、愛媛県の人口減少をグラフで見てきました。

●●が問題、とても下がってる等の主観的なことはいったんおいて推計人口を表示しています。

このグラフを眺めながら、みなさんと何が問題になるのか?どのように対応していくのか?などを考えていきたいと思います。

移住者はとても増えてたりします。

ABOUT ME
稲見 益輔
1983年生まれ。 ”よい会社を強くする”をミッションに、起業支援、会計・マーケティングを中心とした経営サポート、コワーキングスペース運営を業務としている。 十数年大阪で過ごしたのち、2015年に愛媛移住。起業イベントや地域を活性化する取り組みを複数行っている。
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