Prologue
こんにちは、皆さん
2回目の投稿は 杵柄からのお話しです、なお この記事は 2019年7月17日開催の下記セミナーでお話しした内容を 改変してお届けします
事業計画の作り方~やりたい仕事の整理、融資獲得に役立つテクニック~
事業計画そのものも プロジェクト(計画)ですから 言葉に捕らわれず 読み進めてもらえれば幸いです、また この記事でいう「プロジェクト」は 規模に執着せず、個人~組織など 幅広く適用可能と捉えています
それでは 始めますね
先ず ビジョン
プロジェクト の目的達成には「夢」「希望」等が詰まった「ビジョン」が 必要かつ必須と捉えています、そして「ビジョン」は 私(私たち)が 「やりたいコト」「なりたい姿」です
自分が考える理想の姿や 結果を どのように目指すのかを 言葉や絵で 表わすものが「プロジェクト(計画)」と言っても良いです
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可視化:具体的な絵を描く
そうです、ここが肝心です
「プロジェクト(計画)」では 必ず「絵を描く」ことです
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一見 子供じみた発想かもしれませんが ヒトは 閃きの瞬間に 描いた内容は脳を駆け巡り キラキラした世界が広がっているにもかかわらず、記憶に頼ったり 言葉のみを書き留めてしまうと、後に記憶は改竄され 言葉は 違ったイメージに置き換えられます、そうすると 何が起こるか・・
急に色褪せて つまらなくなってくるのです
![](https://tateyo.co/wp-content/uploads/2020/10/summit-stormer-60056_1920-1024x768.jpg)
また ヒトは一人でも 何かを成しえることはできますが、時に 仲間 は必要です、そのような場面でも 絵を描いておけば 後に 共感するヒト達との出会いにも役立ちます
能力を活かす:コアコンピタンス
前述のビジョン では 「自分が考える理想の姿や 結果を描きましょう」とお話ししました、突然ですが。。 ボーっと生きてんじゃねーよ!
・・・大変失礼しました m(__)m
つまり 理想や想いという「やりたいコト」に「できるコト・得意なコト」を足してたうえで 実現可能性を見極め てください、ということなのです
ただし どんなにやりたいコトであっても 無茶・危険なことは 避けるようにしてください
![](https://tateyo.co/wp-content/uploads/2020/10/smart-1348189_1920-1024x685.jpg)
話を戻しますね、ヒトは必ずしも「やりたいコト」と「できるコト・得意なコト」は 一致するとは限りません、そんな時に この 2つのポイントを並べて もし実現可能性が遠いようであれば 「止める」という判断もあります
というのは 余りに合理的すぎますから
ここで考えることは「やりたいコト」を実現するために 「できるコト・得意なコト」を持ったヒト(達)を探して 仲間にすればよい わけです
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上述の「可視化」の最後で触れたように 絵に描くことで 「やりたいコト」の実現に必要なピースを埋めるべく その能力を持ったヒトを引き込んで プロジェクトを進めることも手立てです、全てを自分で完結してしまわないように こういう時こそ 柔軟に考えていきましょう
6&2:確認事項
「やりたいコト」「できるコト・得意なコト」が整理でき、時に 必要に応じて仲間も集まりました、ここで明文化しておきたいことがあります、それが「6W2H」です ※下記写真は 6項目しかないですが 無視してください
これは ビジネスに限らず 個人でも娯楽であっても 何かしらの計画においては 常に意識してください
何事にも置いてですが
具体的な内容を定めておけば 途中で 課題が出てきた場合にも 最初に決めた内容を整理しなおして 必要な修正を 適宜 加えることが可能です、つまり無駄な混乱が起き難いということでもあります
![](https://tateyo.co/wp-content/uploads/2020/10/assembly-3830652_1920-1024x683.jpg)
魅せる:メッセージ & プレゼンテーション
最後に プロジェクトは大なり小なり 個人及び集団が 社会に対して何らかのアプローチ(思考の伝搬、モノやサービスの提供)を伴います
そこで 必ず プロジェクトそのものを指すメッセージや 伝えるためのプレゼンテーション(分かり易い説明)を用意 しておきましょう
特にメッセージに関しては やや大げさくらいがちょうど良いです、日本人は特に遠慮して むしろ 控えめに表現したりしますが・・ダメです!!
![](https://tateyo.co/wp-content/uploads/2020/10/woman-3170568_1920-1024x661.jpg)
消極的な内容や表現は 伝える熱量が低すぎて 相手(や社会)には 何も響きません、自分で描いて それを観て読んで 恥ずかしいくらいが丁度よい くらいだと 解釈してください
Epilogue
元ネタの改定に加え かなり端折ったことから 消化不良の方々もいらっしゃるかもしれません、その点については投稿記事という枠組みにて ご理解 ご容赦ください
もっと詳しく聞きたいとか また モノ申すという等ございましたら 身をもって 対応致したい所存ですが、小心者故 何卒 お手柔らかにお願いします
Recommendations from Mr. Inami
稲見さんからの提言「コミュニティの話」がありました、これについて少しだけ私見を述べて 締めくくります
■目的をもって目標に挑む
何かしらの集団化(特にコミュニティ)には 2つのキッカケ があると 捉えています、それは「楽しさ」「利害」です
然しながら この2つをキッカケで始まるケースは 長続きしません、「楽しさ」は 始まりこそ盛り上がりますが 時間が経つと目的が曖昧となって 自然消滅、「利害」では 損得(や 時に 名誉・名声・肩書など)が優先し 感情の縺れが鮮明化して解散
![](https://tateyo.co/wp-content/uploads/2020/10/cat-1543541_1920-1024x678.jpg)
とはいえ 上記2つを否定するつもりはありません、むしろ これらは 集団化のキッカケには不可欠であり 重要なことは継続させるための要素なのです それが「目的」になるでしょう
単にマラソンをする集まりも 「○○大会に出場し チームで上位入賞を狙う」、アプリを作るだけよりも 「App Store や Google Play に登録され 多くのヒトにダウンロードして使ってもらう」など、具体的な目標になる コトを定めて チームで共有して活動することが 少しでも長く続ける方法になりえるかと 考える次第です
上述の内容は 至極 当たり前のようですが、実際は ビジョンをもたずか 絵を描かずか できるコトや得意なコトと乖離しているか 具体的な確認事項まで設定しない など が 少なくないであろうと 想像しています
■あえて 嫌われ役
これはかなり個人的に偏る意見です、「集団(コミュニティ)」が 纏まって一つの方向に向かうにために 時にはメンバーの中に 汚れ役というか 嫌われる役目も必要です
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つまり ある活動(プロジェクト)が盛り上がっているときでも 冷静に状況を見極めて 必要なら 釘を刺す 役割です、何事も好調な時ほど 集団内(コッミュニティ)では 思考が高まって熱を帯び その熱量に隠れて 肝心なコトや 大事なコトを見落としていたりします
そんな時に 雑に言えば バケツの水でもぶっかけて現実世界に戻す、綺麗に言えば おうどんに入れるビックリ水の如く 〆る行為は とても重要でかと
汚れ役・嫌われ役を 敢えて被るヒトは少ないでしょうが、集団(コッミュニティ)において稀有な存在にして とても重要であることは 私の経験から 感じた次第ですので 敢えて触れておきました、なにごとも綺麗ごとだけでは 完結はしないということなのでしょう
あくまで 一つの考察でしたが 何かを探るキッカケになれば 幸いです
それでは 次回お会いしましょう