こんにちは。松山市在住の福田真由美と申します。今回、2回目のコラムを書かせて頂きます。
生粋の松山市民の私。好奇心旺盛すぎていろいろなコミュニティに参加したり、オンラインで他県の方々と交流したりしているうちに県外出身の人と関わることのほうが多くなりました。
それがきっかけで 自分の知らない愛媛のことを知る機会も増えてきました。
県外の方によく聞かれる質問は「愛媛って蛇口からみかんジュースでますか?」です(笑)
↑東温市ポエムスイーツパークにあるみかんジュースの蛇口
今回は地元愛媛のことをちょっぴり深堀したいと思います。
知ってそうで知らない?プチ情報
愛媛は全国で唯一の神名をつけた県である
「えひめ」の地名は、古くは古事記上巻のイザナギとイザナミによる国生みの段に、「伊豫國謂愛比賣」(伊予国は愛比売と謂ひ)と見える。のちに「愛比売」が「愛媛」へと転化した。(Wikipediaより)
県の花は「みかんの花」
純白で清楚な花は県民性を象徴するにふさわしいといえます(愛媛県庁HPより)
花言葉…「純潔」「清純」「親愛」
松山市の花は「椿」
松山市内の山や神社の境内には古くからたくさん植えられ、昔から生活の中で親しまれていたそうです。(松山市HPより)
花言葉…「控えめな愛」「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」
キウイフルーツ の生産量は日本一
年間生産量は6,000 (t)で、全国シェアは23.7%(2019年)(食品データ館サイトより)
地産地消といいながら スーパーに並んでいるのはどうしてニュージーランド産なのかと個人的には不思議に思っています。
県外の人に伝わりにくい伊予弁
帰ってこうわい(帰ります)… 帰ってまた来ると解釈されるようです。
かまん?(いいですか?)…Came onと聞こえるときがあるそうです。
ほやけん(だから)…語尾に「けん」が付くのが違和感?を感じるそうです。
いぬる(帰る)…犬ではありません。祖母がよく使っていました。
けつまげる(転ぶ)…これが伊予弁とは知りませんでした。
最近、私が訪れた愛媛のいいとこ、いいモノ
↑花園町でみつけた椿が描かれた路上ピアノ
ハラミちゃん、弾きにきてくれないかな♪
↑愛媛美術館周辺に咲いていた椿
高い背丈のもの、八重のもの…いろいろな品種があってひとりでテンションあがりました。
↑東温市花きセンターの「さくらひめ」
愛媛県農林水産研究所が9年の歳月をかけて交配し開発した愛媛県オリジナル品種。2015年に品種登録されました。(愛媛県庁HPより)
花言葉…「可憐な乙女」「君に微笑む(愛顔)」「希望」
お花やガーデニングが大好きな私にとって 大好きな場所のひとつ。
通常デルフィニウムといえばブルーなのですが、ピンクの色合いを出すための開発には大変な努力があったことと思います。何とも可憐なピンクで見る度に癒されます。いつも倖せな気持ちにさせて頂き、開発者さんや生産者さんに感謝。
↑県庁で出迎えてくれる「まじめえひめ」みきゃん
前を通るたびに立ち止まって見てしまいます。可愛いみきゃんに癒されます。
↑伊予市「濱田屋」さん
明治25年(1892年)創業の老舗定食屋。
レトロな佇まい、店内には火鉢もありました。何だか温かな雰囲気で優しい気持ちになりました。
ここの名物である煮込んでいないかつ丼は衣がサクサクで美味しかったです。
中華そばは懐かしくて優しい味がしました。
↑平井の古民家 藤乃里さんで飾られていた100年前の雛人形
偶然訪れた場所で出逢えたお雛様。先人はどんなひな祭りを過ごしていたのだろう?と想いを巡らせました。
たてヨコメンバーの県外出身さんに愛媛の印象について訊きました
*自然が多く、海や山や田園風景が近くで楽しめる。
*自分が欲しい情報にたどり着けない(が、人との繋がりでカバーできる)
* いばっているひとがいない。
* 外国人に対して抵抗感が強い。
* 過剰に愛媛最高と思っている。←これ、グサッときました(笑)
* 行政や政治家が身近。
*四国のリーダーという気概がない。
* 女性が優秀。
* まちづくりが総花的。何かに集中したほうがいい。
*人間関係が構築しやすい。殺伐としていない。
*コンパクトシティ →買い物に困らない(松山市)、空港も近いのでリモートワーク拠点としても進めたい
*保守的なイメージがあったが、外から来た私なども快く受け入れてくれた。
*地域創生や愛媛県を盛り上げよう!という県民皆さんの思いを日々感じる
*愛媛県で出会った方々は魅力ある方が多く、かつ優しさと思いやりがある。
*『まじめえひめ』というだけあって、皆さん真面目!でありながらユーモアや遊び心がある方が多い。
*都市部ではグルメサイトの情報通りだが愛媛は隠れ家的なリアルな口コミのお店があり、 グルメサイトでは見つけられない名店が多い。
*歴史や伝統などを守るための保守性は大事だが、経済発展の足かせになる保守要素もあるので 次世代の若手経営者で改革していくとよいのでは?
*「愛媛は何もない」なんて事を愛媛県民が言っているのを横で聞くことがある。
ただ、誇れるものを知らないだけ。
*愛媛に魅力的な場所や「物語(ドラマ)」が多いということを愛媛県民がもっと知ることで、地域に対して誇りが持て、もっと地域を良くしていこう、県外の友達、海外の友達を呼ぼう!という気持ちになりそうだなぁと思ったりすることがある。
*大学進学で「一旦外(県外)に出る」ことも重要。親も共にマインドを変える事でもっと愛媛県は魅力的になると思う。
熱くて優しい皆さま(泪。。)
ご多忙の中、真摯に快くお答え下さり 本当にありがとうございます!
皆さんのメッセージを読んで 深いえひめ愛を感じました。
小松さん、三浦さん、児玉さん、テイトさん、ご協力ありがとうございました。
最後に。。
たてヨコ愛媛に参加させて頂いて 様々な方々とのご縁に感謝しています。
先日 たてヨコ環境プロジェクトのイベントにお声かけ頂き、参加しました。お会いしてみたかった方々とリアルでご一緒できて感激。。
SNSで繋がらせて頂いていたりオンラインで拝見していたからか初対面な感じがせず、とても居心地のよいひとときを過ごさせていただきました。まだまだお会いしてみたい方々がたくさんいらっしゃいます。お気軽にお声かけくださると嬉しいです。
自分以外のフィルターを通して知る愛媛。内と外からみてみたら「愛」がたくさん出てきました。
まだまだ気づいてないことがありそうです。どんどん足を運んで 見て聴いて触って味わって まだ見ぬ場所、モノ、コト、人との出逢いをこれからも楽しんでいきたいです。