みなさん、こんにちは。稲見(いなみ)です。
数ヶ月に一度書いてる、たてヨコラム。
どんな話をしようか。
迷いながら、書いてます。
①新居浜太鼓祭りについて(自粛ですね)
②色即是空について(え、宗教?)
③愛媛のコワーキングスペースについて(たくさんできてます)
④柳宗理のバタフライスツールについて(見飽きない)
⑤キャンプについて(オススメあります)
いろいろ考えてた結果…。大好きな…。
会計の話にしたいと思います!!!
会計!
いや、「そっ…」とブラウザ閉じるのはやめてください。
もうちょっとだけ、お付き合いください。
会計が苦手な人が多くて、ちょっと嫌われ気味なことも知ってます。
そんな人のために、今日は「会計」ってなんなの?についてお話したいと思います。
難しい表現は出てこないはず。
書くために、会計の教科書は開きません。Googleで定義とか検索しません。
私なりに、こういうもんだよな、ということを書いていきます。
会計が少しわかると、決算書が少し読めると。苦手意識がなくなると。
事業や会社のことがわかったり、新しいアイデアを出すことができたりします。
とはいっても、会計はとてもボリュームがあるので。今日は「会計」ってなんなの?にしぼってお話したいと思います。
会計とはなんぞや
会計とは、事業を数字で表現することです。
どんな事業活動をしたか。
これからやりたいことを実現するためには、どのくらい行動したらいいのか。
どのくらいお客さんに来てもらえれば、潰れないのか。
などが数字で表現することでわかるようになります。
いろんな行動が混ざり合って、わかりにく事業を数字でくっきりさせるイメージ。
車でいうとスピードメータのようなもの。
感覚的にスピード出しすぎかな。次のカーブ曲がれるかな。というところを数字で表現することで感覚を補うことができます。
数字にすることで、全体像を把握することができます。
感覚だけではなく、客観的な情報から次の行動のアイデアを考えることができます。
客観的な情報なので、他の人とアイデア出しや議論することもできます。
大きく分けて2つ
事業を数字で表現していきますが、大きく分けて2つあります。
過去を数値化した「決算書」
未来を数値化した「事業計画」
決算書には過去にどのくらい儲けた、どのくらいもってる等。
一定期間の儲けや、一時点のもってるものや返済しないといけない金額などがのっています。
事業計画には、このぐらいの結果を出せば、やりたいことができる。潰れない。給料を上げれる等。
未来のことが数字でのっています。
言い換えると
どのくらい結果を出せばいいかという仮説が事業計画です。
どのくらい売上を上げれば、経費を使えば。
やりたいことを実現していけるのか、存続していけるのか。
理想の状態が事業計画になります。
そして、決算書は行動してみてどうだったかという検証結果になります。
理想はどのような状態なのか、がわかってないと。
どの方向に向かっていけばいいか、どのくらい行動すればいいかがわかりません。
実際、行動してみてどうだったか。という情報も次の行動を決めるために大切です。
どうやって使うのか
今後のどう行動すればいいかを決めるために使っていきます。
いろんな方法がありますが、理想と現状を比較して、問題・課題をあぶりだす方法を紹介します。
業界では、予算実績対比(予実対比)といわれてます。
理想の状態である事業計画と、行動してみてどうだったかという決算書の数字を比較します。
そうするとズレを把握することができます。
例えば、理想的には売上100万円だったけど、実際は売上70万円だった。
ズレが30万円あります。
理想に対して、売上が30万円足りません。
では、なぜ売上が30万円あげれなかったのか、考えていきます。
(営業の件数が計画より少なかった。なぜ少なかったか等)
そして、その問題を解決するための行動を決めていきます。
(事務作業を効率化することで、営業の時間・件数を増やす等)
ポイントは、数字を分解して行動を考えることです。
行動を数字で表現していくのが会計ですが、数字からまた行動を考えて決めていきます。
まとめ
いかがでしょうか。
①行動を数字で表現することで、客観的に全体像を把握して他の人とも改善を話あえる。
②理想の状態と現状のズレから問題、課題を考える。
③数字を分解して、それはどのような行動になるかを考える。
仕事、プライベート、いろんなところで使えるのではないでしょうか。