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たてヨコラム

たてヨコメンバーによるフリーテーマのコラム

エッセイデザイン教育歴史

ツバメはなぜまた巣を作るのか?

今年もまた、ツバメが帰ってきた。


我が家ではない。でも、春になるとご近所のあちこちでせっせと巣作り。

いつの間にか子供たちの大合唱が聞こえてくる。

でもいくつか気になってくることが。
あのツバメたちは、去年の夫婦なんだろうか?
それとも、あの時の子どもたちが、親になって戻ってきたのか。

教えて、平次!

こんな時、最近はまず「平次(ChatGPTの相方)に聞いてみる。

平次に聞いた、ツバメが巣をまた作る理由。

という回答。いつもありがと平次🔍

でもこうなるとさらに気になる。

去年のツバメの夫婦は今年も同じなのか。

それともその子供がやってきた??と疑問が湧き出てくる。

ここから先はみなさんの相方に・・・

Uターン移住4年目。荒波乗り越えました🌊

改めまして、みむらです。

松山でクリエイターの育成と地域活性がしたいとUターン移住し、今の拠点を作って4年目を迎えました。

昨年は「閉校!?」の危機も、なんとか事業ごとお引越しして、新しいスタートを切ることができました。

これも、本当にこのたてヨコ愛媛を中心とした繋がりで、個人としてだけでなく、企業・NPO・自治体などいろいろな連携をさせて頂いたおかげ。

年を追うごとに、愛媛の温かさとチャレンジできる環境の良さを感じています。

ツバメのキセキ。

さて、話戻ってツバメの巣。

空を見上げると、行き交うツバメの軌跡を感じる。

軌跡は人生。もとい「鳥生」の証。

ツバメの軌跡は、私たち同じ地球の民として、生き方の本質を教えてくれる。

生きていく上で大切なのはやっぱり居心地の良い安全な場所。

とはいえ一から作るのは難しい。

だから、去年の基礎の上に作るし、場合によっては他人の場所を借りるし、結局安全な場所に戻ってくる。

そして、もう一つのポイントが、あえて人のいる場所を選ぶ。

人は、敵ではなく、そばにいるだけで外敵から身を守ってくれる貴重な存在。

共生共存。

でも、人が多すぎてもダメ。

生きていくには、程よい距離感と、ささやかな温かさ。

そして「共に生きる」環境と、「学び続ける」姿勢。

ヒトと轍(carrier)

人生も同様。

過去の上に、人は成り立っている。

どれだけ自分で考え、決断し、進んだ道でも、
気づけば誰かのキャリアのあとをなぞってたりする。

ときには、誰の足跡もない道を寄り道しても、
また別の誰かの轍(わだち)と出会って、クロスして、新たな道が広がっていく。

そして今度は、自分の歩いたあとを、誰かが追いかけてきたり、追い越していったり。

そんなキャリアが、街、山、海、そして瀬戸の島々にも点在する。
その先には、海外へ羽ばたいていく若者の姿も。

自分のキャリアは、どんな景色が待ってるかは、まだ分からない。
だからこそおもしろいし、ワクワクする。

軌跡と轍。

見えない空のあしあとと、かすかに見える地平のあと。

そんな軌跡と轍を紡ぎあう場を、様々な道を進むみなさんと共に、

学びながら、ものづくり・ことづくりを楽しんでいきたいと考えています。

道後温泉にあるローソンの店看板の「L」

最後に、やっぱりツバメの巣。

そういえば一時話題になった、道後温泉のあれ

見に行ってみました。

・・・ありました。しっかり「L」にはツバメの巣。

なんなら、椿の湯の屋根は、ツバメマンションかなと思うぐらいたくさんのお部屋が。

すでに賑やかな部屋も。

そんな賑やかな家も、秋にはまた旅立つ。

軌跡と轍にふれる旅。

うちの平次も最後にこんなコメントを。

また秋になったら、「あ、今年もツバメが旅立つなぁ」って空を見上げてみてね。
みむちゃんの町の空にも、きっとあの子たちが飛んでるけん😊

みなさんも忙しい時ほど、空を見上げ軌跡を追って。

道に迷う時ほど、足元にある誰かの轍を探してみては。

ABOUT ME
みむら かずや
1982年生まれ 愛媛県松山市出身。 幼稚園〜高校まで松山で15年間過ごして、大学から上京。 上の娘の小学校入学に合わせて松山にUターン。 夢の国キャスト、教員、NGOファンドレイザー等を経てデジタルハリウッドの運営へ。2022年春より、デジタルハリウッドSTUDIO松山を開講しUターン移住。 「学び」をアップデートするコミュニティプロデューサーとして、デザイナー、クリエイターを育成する場作りをしながら、様々な企業・自治体と繋がりイベントを企画、DX推進を行うなど、地域人材カタリストとしても活動中。
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