Column

たてヨコラム

たてヨコメンバーによるフリーテーマのコラム

エッセイ

汗と恥と

こんにちは。公務員たてヨーカーの田淵です。

コラムって、エントリーした時はやる気MAXなくせに、いざ近づくとモチベ下がってますよね。マラソンか。

今回も御多分に洩れず、ネタが決まらないまま締切日になってしまいました。

てことで、今回は僕の好きな言葉を3つほどご紹介してみようと思います。(誰得)

やってから考える

この言葉は僕の座右の銘的な言葉で、大学時代に尊敬する先輩からいただいた言葉です。

人って失敗したくないし、恥をかきたくない。
だから、何かに挑戦したり始めようとする時、たくさん考える。


結果として、「やっぱり今はやめとこう」とか「今は時期が悪い」などなんやかんや理由をつけて「やらない」という選択をしてしまうことがあります。

でもそうじゃなくて、まずは何も考えずとりあえずやってみればいい。
そして辞めるか続けるかはその後考えればいい。ということです。

やってみて、成功したら儲けもん。失敗したとて、なんらかの学びなりネタになるんだからOK理論です。

ちなみに、先輩がこの言葉をくれたのは、彼が僕をパチンコに誘う時でした。

 先輩「ぶっち〜、パチンコ行こうぜ」
 ぼく「パチンコやったことないんですよ。お金無くなるの怖いしやめときます。」
 先輩「やってから考えよ♪」
 ぼく「いきマァス!」

〜その後、田淵の姿を見たものはいない〜  (普通に負けた。)

過去は変えられないが、過去に意味を与えることはできる

僕はスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式のスピーチが好きすぎて、300回は聴いてるのですが、その中に出てくる「Connecting the Dots」という話が特に好きです。

超有名なので詳説は避けますが、要は「いろいろ経験したら、どっかで繋がりまっせ理論」です。
つまり、様々な経験をする(=たくさんの点を打つ)ことで、一見関係のない点同士が、未来のどこかで繋がって線になるということ。

興味深いのは、それらの点は、現時点でどの点がどのようにつながるかを予測することはできず、未来になって初めて繋がりに気づくことができるということです。


なので、ごちゃごちゃ考えず、自分の感性や直感を信じて点を打つことが大切だと彼は言っています。(たぶん)

ちなみにジョブズの場合、こんな感じ。

 ①大学入ったけど、意味ない気がするし学費高いしやめるで。
 ②やめる前に面白そうな授業受けまくったろ!
 ③カリグラフィ?おもろそうやんけ!受けたろ!
 ④(10年後)PCをデザインするで!
 ⑤PCにカリグラフィの要素を入れたらええんちゃう?
 ⑥世界初のタイポグラフィ機能を持ったPC(マッキントッシュ)ができたで!

もし彼が大学を中退していなければ、カリグラフィに出会わず、MacもAppleの成功もなかったかもしれません。

ちなみに、大学の友人はこの話を聞いて、「よし、俺も大学辞めよ。」って言って辞めてました。

〜その後、彼の姿を見たものはいない〜  (普通に今も元気)

汗と恥をかく

「刃牙らへん」という刃牙シリーズの漫画の中で出てきた言葉。なんかラッパーのR指定もバースの中で言ってた気がする。

この言葉はシンプルで、「物事の上達のためには汗と恥をかくことが必要だよね。」ってことです。

自分は、人によく見られたいとか、褒められたいとかいう気持ちが結構強いので、この恥をかくという部分がとても苦手です。
でも、本当に上達したい、成長したいと思うのであれば、そこの勇気を持つことが大事だよな〜と思っています。

この言葉は僕の中にダウンロードされているだけで、まだインストールはできていないので、ちょっとずつ恥をかく練習をしていきたいところ。

オーストラリアで汗をかくために

話は変わりますが、最後にみなさんにお願いです。

実は来年からオーストラリアで2年間働く予定でして、せっかくの機会を最大限活かしたいと思っています。

そこで、ぜひ、コメント欄に「オーストラリアでやってほしいこと」「挑戦してほしいこと」を書いていただきたいです。
行ってほしい場所、会ってほしい人、試してほしいこと――何でもOKです。

できるだけ実行します!そして実行したら直接ご報告させてください。

みなさんのコメントという名の「点」が、僕の人生を描く線になります。

是非みなさんのアイデアで僕を汗だくにしてください!

何卒!!!

ABOUT ME
田淵 亮介
1991年生まれ、サウナとスパイスカレーと読書を愛する公務員。好きな言葉は「やってから考える」で根拠のない自己確信を持って前向きに日々を過ごしたい。
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