1年2か月振り、4回目のコラムは…
その間にいろいろありすぎて、何を書こうか本当に迷いました(^^;)
私の2つ前の内藤さんのコラムで、SNSについての戦略が書かれていましたよね。
私が活用しているSNSは、Instagram♪
拡散性が低い、関係性(興味・関心): YouTubeやInstagramは、特定の興味を持つユーザーを対象に、コンテンツのナーチャリング(ファン化)を行うために最適です。これにより、視聴者がブランドやサービスに対して長期的な興味を持ち、ファンとなる可能性が高まります。
https://tateyo.co/2024/10/14/tyuisnstadasikutukawanaitosippai/
「推し活大好きママリーノ」にとって、まさに、Instagramは『推し』の日常・活動を知れたり(ストーカーじゃありません)、いいねしたり、コメントできたり、DMで繋がることができる、最強ツールなのです!
また、『推し』の事が好きな人達が集まる「コミュニティ」も生まれるので、より『推し活』が楽しくなる!
さらに、それを「ママリーノ」という匿名ででき、ネット上で誰とでも仲良くなれるのがいい!
さらにさらに、「オフ会」に参加して、ハンドルネームで呼び合う心地よさ~♪
私のInstagramは「愛車EVパンダ」の日常について投稿しています。
見られたことのある方は、「ええ!ママリーノ、今そんな所にいるの??」と思われているはず…
全国各地の「FIATパンダオフ会」をはじめ…なぜそこに(笑)?
そして、
「推し活大好きママリーノ」の現在の『推し』の現場は『石川県能登半島』です!!
Googleに操られる私
Androidスマホユーザーの私にとって、屈辱的なのはGoogleが勝手にお勧めしてくるニュースや記事。
ムカつくくらいに私の心を揺さぶり、タップさせられる…操られている~!
その中に、高性能3次元CNCルーター「ShopBot」を販売しているVUILD株式会社の記事が!

CNCルーターって何??
なんで、その記事がおススメされたの?
それは…愛車のFIATパンダを「キャンピングカー」に改造したくて、いろいろ検索していたから…
VUILD株式会社では、CNCルーター「ShopBot」を取り扱っており、
上の動画のように、3D加工のできるCNCルーター「ShopBot」を利用すると、
下の図のように、自分のデザインした家具などを、簡単に組み立てられるパーツに加工してもらえ、お家に届くのです!

それを実現できるツールが「EMARF」!
EMARFは、木製ものづくりのデザインからパーツに加工するまでの工程を、オンラインで完結できるクラウドサービスです。
https://emarf.co/
ボタン1つで、まるでプリントアウトするようにデジタル加工機で遠隔出力、組み立てるだけの状態でお手元にお届けします。
「EMARF」で家具をつくるのには、大きく分けて2つの方法があります。
- オリジナルデータ入稿:プロ向け・illustrator や3DCADで描いた図面をWEB入稿
- テンプレートから入稿:誰でもできる♪・6種類の家具テンプレートから選びカスタマイズして入稿
②を使えば、テンプレートから寸法や材質を変えるだけで、自分だけのオリジナル家具が簡単に作れるのです!
この時はじめて、
「Googleさん、面白い会社を教えてくれてありがとう!!!」って思いましたよ~(笑)
EMARFで作るキャンピングカー
VUILD株式会社Instagramフォロー、プロフィール欄に載っているアカウントも全てフォロー!
この会社自体が『推し』になった瞬間です(笑)
木材加工依頼サービス:EMARFのInstagramの投稿の中から見つけたのが、バンライフ先駆者・渡鳥ジョニーさんの「ニューノーマルな茶室」!
詳しくはこちらのVUILD株式会社Noteを見てくださいね♪


車の中って、タイヤ、天井など複雑な凹凸があるんですよね。
手順としては…
- iPadのアプリを用いて、3Dスキャン。
- スキャンしたデータを専用処理ソフトで処理。
- ジョニーさんのコンセプトとスケッチを元に、VUILDが「Rhinoceros」で3Dモデルを作る。
- 完成した3Dデータを、「EMARF」に送信する。加工データと加工見積りができる。
- 加工パーツが届いたら、塗装・組み立てを自分で行う。
車検の前に簡単に解体できるよう、組み立ての際には、車に一本もビスを打たずに完成できる点がポイント。
EMARFを見つけ、本当にわくわくしました!
そして、VUILD株式会社のスタッフに自らの車もShopBotで改装してバンライフを満喫している金子さんを発見!

Instagramでフォロー!もちろん『推し』です!
EMARFを利用して、愛車のFIATパンダの荷台部分を「キャンピングカー」にしたい!という想いをDMで送り、現在もやり取りをしています~♪
クラウドファンディング「能登半島地震で被災した住宅の自立再建を支援したい」
VUILD株式会社のInstagramストーリーズでは、常に新しい試みが紹介されていてとても興味深かったので、私のアカウントからもストーリーズにシェアしてフォローしてくださっている方々に見て頂けるよう『推し活』しておりました。
そんなある日…「能登半島地震で被災した住宅の自立再建を支援したい」を見つけました。

ストーリーズのリンクからクラウドファンディングページに飛びまして、VUILD株式会社の熱い想いに、キュン!
|新たな復興住宅の建設手法の確立を目指して
この度は本プロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。まず、1月1日に石川県能登地方で発生した地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、そのご家族や被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
私たちVUILD(ヴィルド)株式会社は、誰もがつくり手になれる社会の実現を目指す建築系スタートアップです。震災からすでに半年以上が経過し、私たちは建築家として、そしてスタートアップ企業として何ができるかを考え、行動してまいりました。VUILDのメンバーの中には能登出身者がおり、本地震によって被害を受け、今もなおその家族はみなし仮設住宅での避難生活を続けています。
様々な要因で遅れていると言われる能登地域の復興。仮設住宅は各地で建ち上がり、一時的な避難場所は確保できたものの、どのようにして日常を取り戻していくか。またどのようにして住宅を再建していくか。そういった次の復興のフェーズに現在移行しつつあります。私たちVUILDは、被災者が日常生活を取り戻すための「住宅復興」において、なにができるかを模索してまいりました。
そしてこの度、「皆でつくる」ことを通じた自立再建型の復興住宅を実現するために、クラウドファンディングに挑戦することにしました。この取り組みを通じて、今後も起こるであろう大規模な災害時にも貢献できるよう、新たな復興住宅の建築手法を確立できたらと考えています。
https://readyfor.jp/projects/vuild-fukko
「能登半島地震で被災した住宅の自立再建を支援したい」とありますように、VUILD株式会社では、ShopBotを使って、『家』も作れるサービスがあります。
それが、「NESTING」!

NESTINGは、自分で設計し、仲間たちと「ともにつくる」をコンセプトにした住まいづくりサービス。
設計内容に沿って木材をShopBotで寸法通りに加工された建築キットが届き、プラモデル感覚で『家』を建てることができるのです!
このクラウドファンディングでは、「NESTING」で2つのモデルの実証実験を行っています。
- 「能登モデルの検証」=沼田家再建プロジェクト
- 「ガッショウモデルの検証」=のと復耕ラボ拠点開発プロジェクト
①「能登モデルの検証」=沼田家再建プロジェクト
まずはメンバーの実家の再建を通して、新規開発の「能登モデル」の実例をつくることに挑戦します。このプロジェクトでは、液状化した土地での検証となるため、コビルドによる建築物の実践のみならず、液状化敷地における基礎形式の実践と検証を行います。
このプロジェクトを通じて、解体や地盤改良の方法や金額などが明らかになるため、同様に全壊判定を受けて再建を考えている方や、液状化してしまった土地において再建を考えている方にとって、有益な情報を提供できると考えています。
https://readyfor.jp/projects/vuild-fukko
②「ガッショウモデルの検証」=のと復耕ラボ拠点開発プロジェクト
次にボランティアの滞在拠点の運営を担っている「のと復耕ラボ」と共に、不足するボランティア滞在施設を建てることを支援します。このプロジェクトでは可能な限りインフラから自律したオフグリッド住宅の事例をつくることを目指し、バイオトイレ・太陽光発電・井水利用などを採用予定のため、同様にオフグリッド住宅を検討されている方に有益な情報を提供できると考えています。
https://readyfor.jp/projects/vuild-fukko
私は、少しでも力になりたくて、クラウドファンディングでも支援させていただきました。『推し活』です!
「沼田家再建プロジェクト」ボランティア参加!石川県へ!
Instagramストーリーズでは、①「能登モデルの検証」=沼田家再建プロジェクトの現地作業に参加するボランティアも募集していました!
はい!もちろん、参加申し込みいたしました!『推し活』です!
元々、10月5、6日は滋賀県でFIATパンダオフ会「パンダリーノ秋キャンプ」に参加する予定でした。
せっかく本州に渡るなら…この機会を利用して、石川県能登半島「沼田家再建プロジェクト」のボランティアにも参加したいと思い…
フェリーの時間・車での移動時間・EVパンダへの急速充電時間などを考慮しまして…
5日に「パンダリーノ秋キャンプ」へ参加し、Instagramではコメントしあっていても、初めてお会いするパンダ仲間さん達と交流を深めました♪
そして6日の早朝に、静かにキャンプ場を出発。
10時過ぎに石川県の「沼田家再建プロジェクト」現場へ合流!

現場では、10月5日に棟上げ作業は終わっていて、
6日は金物をとめたり、筋交いを入れたり、屋根仕舞いをしたり、現場の片付けをしたり…
また、現場で実際に「ShopBot」で加工された木材や合板などを見ることができたので、EMARFを利用して、愛車FIATパンダの荷台部分を「キャンピングカー」にする時のイメージもつかめました!
6日夜から「大雨」が降るとのことで、屋根は防水シートまで張ったあと、大きなビニールシートを3枚張り、風対策でしっかりシートを固定しておりました。
今回は本当に初めましての方ばかりでしたが…皆様温かかった!!
「沼田家の人々」それぞれの友人や家族が、遠方から集まり、VUILDや現場の材料を加工している工務店さん、全体の監督的な建築士さん、ボランティアさんなど、など…
愛媛県から来た私に、皆さんそれぞれの「愛媛体験・人・場所・思い出話」をすごく嬉しそうに語ってくださったのが印象的でした。
私がきっかけで、家族で「愛媛談義」に花が咲くのも嬉しかったです。
一番の収穫は、ボランティアに来られていた女性と好きなアーティストが一緒でして…
先日一緒にコンサートに行きました(笑)
『推し活』の現場で違う『推し』の『推し友』ができるなんて…猪突猛進も悪くないもんですね♪
作業中や昼食時、作業の〆会で…
石川県を急に襲った災害の様子…
その後の事…
借り住まいに移りお婆ちゃんの体に負担がかかり、心配だと語る…
家を建て替えたくても大工さんの数が足りない…
契約できても数年待ちという状況…
1日目(10月5日)の〆会では、お父さん泣いちゃったと…
『「VUILD」の素人でも組み立てられる「新しい家造り」が、被災地の人々の希望になれば✨️』と語る、VUILD社員である次女さんの言葉に、心をえぐられました…
石川県「沼田家再建プロジェクト」ボランティアに参加して…
私自身、大きな地震で被災した土地へ赴くことは初めてでした。
一見、何もなかったかのように見える周りの家々でしたが…
「この辺の家はね、全壊判定になってるから、誰も住んでないんですよ」と言われ、見渡すと、玄関前に黄色いテープが貼られ、「危険入るな」の文字が…
「みんな、仮設住宅とかアパートに引っ越しているけど、近所の人も手伝いに来てくれているんですよ」と…涙出そう…
能登半島は山間の地すべり地、海岸や谷沿いの急傾斜地、谷間や丘陵地斜面の盛土、海岸平野や砂丘の砂地盤などに宅地や道路があり、地盤の変動による被害を受けやすい所なんだそうです。
現地周辺は、ゆるい砂層が分布し、しかも地下水位が高いので、地震時に液状化し、それに伴い地盤のずれも生じ、敷地や道路などに亀裂と段差が連なっていました。


衝撃だったのが…
敷地が土ではなく、海の砂だったことです。絶句でした…

「液状化」を考慮すると、この地域の場合、地盤改良は「地盤置換(コロンブス)工法」が一番良いと選ばれたそうです。
住宅再建にあたっての課題を伺っていると、①解体を待たないといけないこと、②再建時の補助金が少ないこと、③再建しようと思っても業者が捕まらないこと、④そもそも土地が液状化してしまっている、⑤建てられる平地がないなど多くの課題があり、建築の専門家として何か貢献できることがないかと考え始めました。
結果的に、「能登モデル」と「ガッショウモデル」という2つの住宅モデルの開発に着手することにしました。まず前者の「能登モデル」は、素人の力で建てられ・奥能登のような200CM以上の積雪に耐え・液状化地盤でも再建可能なも住宅として設計に着手しました。後者の「ガッショウモデル」はより小型の家で、雪深い傾斜地でも数日で建てられ、平地がなく整備が進まないと伺ったボランティア施設などに活用されることを想定して設計に着手しました。
クラウドファンディングページより
家族で何度も話し合いを重ねて『沼田家全員で設計』し、仲間たち(今回集まった「沼田家の人々」それぞれの友人や家族・VUILD社員・工務店さん・ボランティアさんだけでなく、これからも増え続けるボランティアさん達)と『ともにつくる』家は、愛と感謝に満ち溢れた『みんなの家』になるでしょう♪
出会った全ての方々に元気をもらえたことに本当に感謝しています。
そして、久々に、いい汗をかきました!
『推し活』最高!
さいごに
「沼田家再建プロジェクト」は、12月14、15日まで毎週末行われています。
雨の具合によりますが、私は11月4日(月)参加します。(11月2、3日が岐阜県でFIATパンダオフ会のため)
石川県方面にご縁がある方、お仕事で行かれる方、ShopBot・EMARF・NESTINGに興味を持たれた方がいらっしゃれば、ぜひ、お力をお貸しいただければ幸いです。
ボランティアの参加申し込みは↓