Column

たてヨコラム

たてヨコメンバーによるフリーテーマのコラム

〇〇の知らない河内晩柑の世界

まだ河内晩柑収穫してますよ

初めましての方もお久しぶりの方も、毎日猛暑ですがお元気でしょうか??

久しぶり(3年ぶりかな)のコラム投稿ですが、

わたし、、、

現在、、、

フリーターです

※前回の投稿はこちらから

愛南町の地域おこし協力隊→役場の会計年度任用職員として、河内晩柑に関わってきて7年目の今年6月末

役場を退職し晴れて?フリーターとなりました(笑

河内晩柑で色々やりたい事業はあるのですが、生活していかないといけないからお金も必要で、

今は「ワイショップ西海店」というコンビニを妻と運営しながら宿も運営し、声をかけてもらったアルバイト(西海観光船青果市場)にお世話になりつつ、炭のように真っ黒に日焼けをし長髪・髭もじゃで、某柳田さん(現愛南町地域おこし協力隊でみんなの兄貴)からは「どこ目指してんの?」といわれる有様(笑

お酒好きですが、暗闇と同化してしまうぐらい黒いので危険だと思い最近、飲みに出ていません。

まぁ正直、僕も現在何者か全くわかりませんが、何とか生きておりますので。

そんな僕の状況とは裏腹に今年の河内晩柑は豊作で、昨年は凍害に見舞われ散々でしたが今年はまだ収穫している農家さんもあります。この時期になると、酸味も水分も飛びさっぱりした味わい。でも見た目は悪く、しかも「回青現象」と言って黄色だった実が緑に逆戻りする現象が見られてきています。もちろん、普通においしいですので、ぜひ最終盤の河内晩柑、味わっていただきたいです^^

ということで、河内晩柑の現場からは以上です!

だと、何のコラムかわからないですね(笑

(自己紹介長すぎすみません)

フードサプライチェーン最上流の「隠れ食品ロス」

前回のコラムで中村さんが食品ロスについて3行で解説されていました。(わかりやすくすっと頭に入ってきます)

ですので、これ幸いと僕は少しややこしく深掘ってみようと思います。

食品ロスは大きく「事業系」と「家庭系」に分かれるようで、中村さんが解説されていたのは家庭形の食品ロスのことですかね(外食でのロスなので事業系ともいえるかもですが)。食べ残してしまうとか賞味期限が切れてしまうとか、、、

一方、事業系の食品ロスは流通・加工・小売りなどの段階で出る食品ロスのことで、加工段階で出るロスや残渣、俗にいう「三分の一ルール」によって廃棄されるものです。

でも、実は多くの皆さんが知らない「生産段階」での食品ロスも存在します。それは国の発表などにも表れないそうで、「隠れ食品ロス」とされています。

ここからは、僕自身の勝手な分類ですが、、、

さらに生産段階の食品ロスには、収穫前と収穫後で別れると思っていて、

収穫後にロスになるのは、皆さんも聞いたことのある「規格外品」というやつです。大きさや見た目、形が悪いというだけで捨てられたり安価に取引されたりというやつですね。

では、収穫前のロスとは、

人工的に実を摘む「摘果(てきか)」と自然に落下してしまう「整理落果」に分類できます。言い換えると、栽培技術かそうでないかということです。

実は、河内晩柑は収穫前の整理落果が非常に多い品種で、毎年11月~3月ごろにかけて寒さや風などの影響を受け多くが落下し、そのまま園地に放置され見捨てられています。もちろん、1月以降のものは酸味は若干強いですが、十分に食べられるものです。

ぜひ多くの皆さんに、生産段階での「隠れ食品ロス」を知っていただきたいと思います。

ということで宣伝です

この自然落果の河内晩柑を有効活用していきたいと思っています

第一弾の商品として、

大三島にある大三島みんなのワイナリーさんに、スパークリングワインを醸造していただきました。

クラウドファンディングにて、販売していこうかと準備中ですのでよければ応援いただけたら嬉しいです。

また、今後は落果河内晩柑を使ったビールやチューハイなども作れたらと思っていますのでご注目くださいね。

以上、宣伝失礼しました。。。

ABOUT ME
中本 健仁
東京、大阪、名古屋、仙台と様々な地域でサラリーマンをしていましたが、2018年4月地域おこし協力隊の制度を活用し、愛媛県最南端の町、愛南町へ移住。以来、愛南町の特産柑橘「河内晩柑」にすべてをささげてきました、といっても過言ではないです。気づけば移住して7年目。ありがたいことに、「河内晩柑といえば中本」的なイメージは持ってもらえているのかなぁなんて思っていますが、皆様いかがでしょうか??
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