※タイトルの文言は、後に出てくる最近読んだ本に書いてあったお気に入りのフレーズ(短歌)です。
はじめまして、お久しぶりです、かんかほです。
自己紹介と愛媛に対するゆるふわな思いを綴った初コラム執筆から、約1年半ほど経ちました。
変わらぬことと変わったこと
前回コラム執筆時に住んでいた八幡浜生活(3年間)は終わりを告げられ、現在は仕事の異動により出身の松山に戻ってきました。
とはいえ南予大好き芸人なので、南予生活で趣味となった「米活(お米作り)」「炭活(炭作り)」「みかん活(柑橘収穫お手伝い)」の3活は引き続き継続中です。
ちなみに松山生活の現在の趣味は、
・上記の3活などの農業と、
・社会人になって再開させた書道と、
・急にダンス始めてみたり(※歴約6ヶ月👶)、
時の流れとともに趣味もアップデートされました。
と、前置きはこんな感じとして、今回のコラムでは、いつか仕事外の活動としてこんなことをしてみたいんだよなぁという、まだ自分の頭の中にしかない妄想の世界を、言語化してみようと思います。
まずは結論から。
”大人の書道パフォーマンスチーム”を発足して、誰かの心がポッとあたたまるような活動がしたい!
いつも言葉に支えられる
年長〜高2まで習っていた「習字」を、社会人3年目の2022年4月から再開させた私ですが、「“言葉“や”手書き文字“と向き合う」ことの楽しさやエモさを、最近改めてよく感じるようになりました。
突然ですがみなさん、好きな言葉はありますか?
これまでの人生で、印象に残っている言葉はありますか?
それは、どんな時、誰からかけてもらった(どこで出会った)言葉ですか?
人生山あり谷あり、プラスな時もマイナスな時も、私の場合、ターニングポイントには絶対に誰かの言葉(見聞きした言葉も含む)があるなと思います。言葉に支えられている、もしくは(私は結構貪欲に)自ら言葉に支えられにいっている(笑)人生だなと思います。
例えば、今パッと思い出した救われた言葉シリーズ3選。
- 自信を失いかけていた大学2年の時、尊敬できる大人に言われた「自分の凸凹(弱み)をまずは自分が認めてあげて、それができたら、次は他人にベクトルを向けてエネルギーを使ってみよう。」という言葉。
- 「信じるとは?」について同世代と語り合っていた時の、「信じるとは、信じることを信じる”自分”を信じること。最後を”自分”に結びつける!」という言葉。
- ”集団の中での発言”について友人と話していた時の、「人は思ったよりもその人が生きるのに忙しい。人はそんな簡単に傷つかないし考えは変わらない。だからもっと自分に自由で生きてほしい。」という言葉。
などなど。
誰かが届けてくれた言葉が、こうやって他者の中で生き続けるのって、ほんとすごい。そして言霊ってほんとにあるよなぁと。言葉を大事に生きたいし、言葉を贈る側の人になりたいなとつくづく思います。
言葉に励まされたプチほんわかエピソード
最近、日常生活の中で言葉に励まされたエピソードを3つほど紹介します。
- 先日訪れた松山にある「想作料理 Pages(パージュ)」というお店。言葉や対話をとても大事にされている店主が、日々思いつくワンフレーズのメッセージを割り箸袋に書き溜め、ランダムで配置されます。私のために書かれたわけではないのに、何故かじーんとくる。。(笑)※ちなみにごはんもめっちゃおいしいです。
- 先日松山の本屋さん(本の轍)に行った時、友達が無言でスッとこの本を私に差し出してきたのでペラペラと黙ってめくっていたら、沼りました。(さすが私の友達、センスが良い。。)誰かのために詠まれた短歌なのに、他者である私にもなんだか沁みる素敵な言葉が詰まっているのです。今回のコラムタイトルは、この本からの引用です。
- 趣味仲間繋がりで知り合った「happy書家」のいち咲さん。”人をアートの力によって幸せへ導く“をモットーに松山市の三津を拠点に活動されています。会話の中で頭に浮かんだ言葉を、参加者自らが濃墨×左手(利き手じゃない方)×筆で紙に書き出してみる「何が出るで書」というワークを私も体験。なんだか豊かな時間でした。
上記3つ、ステマでもなんでもないので(笑)、もしピンと来るものがあった方はぜひチェックしてみてください!
大人の書道パフォーマンスチームって・・・?
話を本題に戻しまして。
約8年のブランクを挟んだりしながら、現在の私の習字歴、まるっと13年半ほど。
・目の前の文字に集中する時間がすき!(デジタルデトックス!)
・言葉と向き合う時間がすき!!
こんな思いを根底に、今も習字を続けています。なので、1人黙々習字がしたいわけではない。せっかくなら自分の”好き”や”得意”を誰かと共有したり、誰かのために使いたい。
そんなとき頭に思い浮かぶのは、
我らが愛媛(四国中央市)発祥、毎年夏に全国各地から高校生が愛媛に集まる「書道パフォーマンス甲子園」。
この夏、TVをなんとなく付けたら「書道パフォーマンス甲子園」が生放送されていて、そのタイミングで映し出されていた鳥取城北高等学校のパフォーマンスが感動的すぎて、見入った私は家で1人うるうるしていました。(笑)
※後ほど知ったのですが、今年の優勝校だそうです。
こんなふうに、志を同じくする仲間と全身を使って表現する(誰かにメッセージを結んであげられる)って素敵。
そういえば高校の部活選びの時、「書道パフォーマンスは興味あるけど、習い事で習字やってるのに部活も書道やったらつまらんな!部活は違うこと(新しいこと)しよ!」と思い、吹奏楽部に入った私。
がしかし、”やってみたかった後悔”はいつまでも残るもんで。。(笑)
書道がすき→言葉と向き合うことがすき→書道パフォーマンスやってみたい→1人でパフォーマンスは違う(書道家さんの仕事)→”大人の書道パフォーマンスチーム“ってこの世に存在するんかな?→少なくとも愛媛には無さそう→やりたい→やるなら書道×ダンス×〇〇×〇〇とか、オンリーワンな感じがいいな→アイデアいっぱいほしい→そもそも同志を集められるか?→いやそもそも観る側の需要はあるのか?→とりあえず想いを言語化&誰かに語ってみるところから!(←現在地)
★まだアイデアが固まってない段階で多くの人の意見を聞くとよい
★夢の実現度は、人に語った回数に比例する
誰かがそんな言葉を言っていた気がします。
まっすぐではなくても、あーでもない、こーでもない、と悩み考え、ぐねぐね曲がりながらカーブを歩いたり止まったり走ったりしている時間は、もしかしたら長ければ長いほど、最後に大きく笑えるのかもしれない、(ただし心身の健康が第一。)など考えながら、今回のコラムを閉じたいと思います。
話が行ったり来たりの駄文長文コラムを最後まで読んでくださった優しいみなさんの感想・コメント、堂々でもこっそりでも、ぜひともくださると嬉しいです!!