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たてヨコラム

たてヨコメンバーによるフリーテーマのコラム

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人生が豊かになる『○○○理論』

2023年!新しい年が始まりました!
そしてそんな新年のスタートに、初のたてヨコラム投稿です。

はじめましての方も沢山いらっしゃると思うのでここは無難にかしこまった投稿を…
と思いもしましたが、なんたって今年はうさぎ年!!なのでここはぶっ飛び投稿でいっちゃいましょう🐰🐰🐰

まずは自己紹介を


といっても「君は誰だ」な方もいるはずですので、まずはちょろっと自己紹介をさせてください。



KANAE / 越智加奈英

愛媛県今治市出身。大学進学後地元を離れ、山梨(都留文科大学)・カリフォルニア・京都・滋賀などで10年ほど暮らしたのち2019年から愛媛へリターン。現在は松山市在住。


〈趣味特技〉
身体を動かすこと(ピラティス・筋トレ・ヨガ・ダンス・キックボクシング)
美味しいものを食べること・つくること
人と繋がること、自然に触れること、書くこと、チーズ、小松さんいじり

〈経歴〉
20代はなんか結構色々経験。それをもとに現在のライフワークにたどり着く。(略)

〈仕事〉
Wellness Life Designer(ウェルネスライフデザイナー)
『自分らしく笑って、心から豊かな人生を送る』ための言葉を届ける、モチベーショナルスピーカーのような活動をしています。

「心・体・人との繋がり・生活環境」の健康(=wellbeing)を土台とし、その土台のもといきいきと輝くように生きる状態(=wellness)。そんな人生を「自分自身でデザインしていこう」という想いを込めてつくり出したのが、このWellness Life Designerという肩書きです。
           
トレーナーやヘルシーグラノーラ屋さんと認識されていることも多いのですが(確かにそれも事業のひとつではある)、メインはこうしたSNSでの発信やリアルイベント等での交流を通して人々が心からの笑顔で人生を送るための自己改新の応援をしています。


そんな感じで、『良く食べ、良く動き、良く寝て、よく笑う』をモットーに生きている人間です。

では本題に

私の人生哲学のなかにある、豊かな人生を送るための考え方のひとつに、『おまんじゅう理論』というものがあります。そうです。あの美味しい食べ物のおまんじゅうです。



みなさん、ちょっと「おまんじゅう」を思い浮かべてみてください。
きっとおそらく思い浮かべるそれは「皮」と呼ばれる外側の部分があって、そのなかには「あん」と呼ばれる中身の部分がある、なんか丸っこい物体ですよね。


そしてみなさん、「おまんじゅう」と言われて思い浮かべた絵はどんなものでしたか?
あんまんみたいなふっくら系? あんギッシリの薄皮饅頭? もちもちのよもぎ大福? 松山銘菓の山田屋饅頭?

きっと思い浮かべるそのイメージって、人それぞれですよね。
だって「おまんじゅう」って一言に言っても色んなものがあるんだもん。




私はこれ、人間も一緒なんじゃないかなって思っているんです。

人もおまんじゅうと同じで、「見た目」「ぱっと見て聞いて分かる情報」という外側がある。
そして「深く知れば知るほど触れられるその人の信念、真髄」「性格」という中身がある。


そしておまんじゅうひとつひとつにも特徴があって、外側の皮は厚さに柔らかさ・色などが違っていますよね。味の濃さやボリュームといった中身だってそれぞれです。

それって人にも当てはまることですよね。
細身系ぽっちゃり系マッチョ系、髪の明るさといった身体的特徴や、真面目そう・大人しそうといったその人を見て感じる雰囲気などの外側にみえるものがあります。
そして「この人キャラ濃いな〜!」「ああ優しい人だな〜」「クセがすごいんじゃあ!!」などのそれぞれの人がもつ中身、個性ってものがあります。



 あと、こんなこともありませんか?

「あれ!?豆大福かと思ってたら中にイチゴが入ってた!」
「うんん!?黒糖饅頭なら中はこしあんが当たり前と思っていたけど、これ粒あんじゃないか!!」
「おおっ!よもぎ餅って苦手と思い込んでたけど、、これは好きかも!」


思いもしていなかったまさかの展開ってやつです。
これもなんか、人と関わっていて思うことと似ていますよね(笑)

「え〜!この人いつも厳しそうな顔なのに、子どもの前ではあんなにデレるんだ〜!」
「あのお兄さんヤンキーみたいでめっちゃ怖そう…なのにゴミ拾って捨ててあげてる〜!」
「同僚の〇〇さん、真面目で大人しそうで合わないだろうって思ってたけど、、こないだ飲み会で話してみたらめっちゃ楽しい人だったな〜 ♪」


そんな『見た目からでは推し量ることのできないような実際の中身』があったりもします。ギャップっていうものでもありますね。

“Do not judge a book by its cover”(本の中身をカバーで判断するな=見た目じゃ中身はわからない)という英語のことわざを思い出します。


■ それにです。おまんじゅひとつひとつにもそれぞれに、そのおまんじゅうが作られた背景ってものがあるんです。


例えば、みなさんがコンビニに行くとよくレジ横に並べられている「大福」。

あの大福って元々は、江戸時代に庶民の食べ物として親しまれていた鶉餅(うずらもち)に砂糖をまぶしたことが始まりとされているんです。
当時はその腹持ちの良さを意味して「腹太」「大腹」と呼ばれていたみたいです。その「大腹餅」が時代と共に縁起のいい「福」という文字に置き換わり、いまの「大福」と呼ばれるものになったのだそうです。

他にも塩大福が生まれたのは高級食材であった砂糖を少なく使用しても甘さを感じやすくするために塩が加えられたからだったり、黒糖まんじゅうは温泉街で売られる温泉まんじゅうを、群馬県の伊香保温泉がその茶褐色のお湯を表現するために生地に黒糖を練り込んだのが始まりだったりなど、おまんじゅうひとつをとってもその味や見た目、名前にもそうなるに至った歴史や背景があるんです。


人もそうですよね〜。
それぞれの人に生まれ育った環境や文化があって、今のその人が形づくられるまでに歩んできた人生がある。

サーフライフを送っている人はいつでも小麦色の肌をしていたり、日本じゃ珍しくても生まれたての子にピアスの穴があいているのはインドでは当たり前のことだったり。
「眉間のしわ深いな〜」って思ってるあの人は、もしかしたら今まで沢山苦労して、顔をしかめて頑張って、一生懸命に生き抜いてきたからだったり。

そうやってみ〜んな、人それぞれに、その見た目や性格・信念を形づくった背景がある。

そう考えたら…

そう考えたら、「なんか人もおまんじゅうも一緒みたいなもんじゃないの^^」ってほっこりしてきませんか?



誰かに対して「ん〜、、ちょっとこの人…」なんて感じたときでも、「ああそうか、この人はこういうおまんじゅうなのか。」って目で見てみると、ちょっと心が和らいできませんか?

苦手な人がいたってそれはただおまんじゅうの好みが合わなかったように、自分のテイストとは合わなかっただけのこと。どっちかが悪いわけでもないし、その違いがあっちゃいけない訳でもない。(気分などのコンデションによっても変わることだってあるし、「今は苦手でも年を重ねると味わいが分かってくる」みたいなこともあったりしますもんね。)

■ まとめると…

わたしたちが生きるこの世界には、いろ〜んなおまんじゅうが存在していて、いろ〜んな人が存在している。
色も形も味わいも、まったく同じなんてひとつもないくらいのダイバーシティに溢れている。


どれも全然違うけど、どれも全部おまんじゅうであることには変わりないし、色んな個性があるけれど、みんな一生懸命に今日を生きる人間であることにも変わりない。

あなたもわたしおまんじゅう。みんなそれぞれが美味しいおまんじゅう。
そうやって自分というおまんじゅうも、他人というおまんじゅうも、優しい目で包んであげよう。

そしたらきっと、もっと人間関係が楽になってくる。もっと自分を愛せるようになってくる。
おまんじゅうは幸せな生き方のキーワードなんです。



人生を豊かにする『おまんじゅう理論』。みなさんの人生にもお役に立ちますように。




ABOUT ME
越智 加奈英
愛媛県今治市出身。大学進学後地元を離れ、山梨(都留文科大学)・カリフォルニア・京都・滋賀などで10年ほど暮らしたのち2019年から愛媛へリターン。現在は松山市在住。/  20代でうつ・ミスユニバース代表・モラハラ・生活困難など波乱万丈を経験する。長年心の不調に苦しむが、「書くこと」でのオリジナルのメソッドによりうつ病完全克服・自己改新・夢の実現に成功する。/ 【趣味特技】 身体を動かすこと(ピラティス・筋トレ・ヨガ・キックボクシング)、美味しいものを食べること、人と繋がること、自然に触れること、書くこと、チーズ 【仕事】 Wellness Life Designer(ウェルネスライフデザイナー)という肩書きで、『自分らしく笑って、心から豊かな人生を送る』ための言葉を届けるモチベーショナルスピーカーとしての活動をする。 /『良く食べ、良く動き、良く寝て、よく笑う』をモットーに生きている人。
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