Column

たてヨコラム

たてヨコメンバーによるフリーテーマのコラム

エッセイ

2つの「そうぞう力」―「〇〇があったらいいなあ」を実現するスキル

たてヨコラム投稿2回目になる中里美咲と申します。

2022年最後という大役を賜り、ちょっと緊張していますが素直に書きたいことを書きますので、しばしお付き合いよろしくお願いします!

さて、初めて書いたコラムの最後のほうに、「ちょっと変わった経歴が…」云々というようなことを書いたの、覚えていらっしゃる方はいませんか??

まあ、多くの方は忘れておられると思いますが、今回はそれについて書かせていただこうと思います。

吹奏楽団「ウインドアンサンブルいよかん」とは

はじめに、私が発起人となって創立した吹奏楽団「ウインドアンサンブルいよかん」(以下、WEいよかん)について簡単に紹介させていただきます。

WEいよかんは2019年6月に18名の仲間とともに創立し、活動を開始したアマチュア吹奏楽団です。

松山市及びその近郊を拠点に、時々YouTubeチャンネルに公開すしている動画の撮影に向けて週1回練習しています。

現在は約30名の団員が所属しており、高校生から50代まで幅広い年代の方が一緒に活動しています。

楽器を始めて間もない初心者やブランクの長い方、お子様連れで参加される方も歓迎していて、

とにかく吹奏楽への敷居を下げ門戸を広げた楽団になっております。

なぜ新たに吹奏楽団をつくろうと思ったのか

さて、私がわざわざ新たにつくらなくても、既に松山(近郊)には先輩吹奏楽団様がいくつもありました。

それなのになぜWEいよかんを立ち上げたのか?

そこにはとある”想い”があります。

それは、先ほども書いた「吹奏楽への敷居を下げ門戸を広げた楽団が欲しい」

既存楽団様は「吹奏楽コンクール」(平たくいうと吹奏楽における全国の頂点を目指す大会)に出場することを活動のメインにしておられるところが多いです。

もちろん、さらなる高みを目指してよりハイクオリティな演奏をするために練習するのもひとつのやり方、楽しみではあります。

ただ、そういった目的で活動している楽団は、私には入団へのハードルが高いと感じました。

というのも、私は中学生で吹奏楽を始めた当初から現在に至るまで上達がゆっくりなタイプなので、私が演奏に参加することで団全体の演奏のクオリティを下げてしまう…という気おくれがあったのです。

そこで、私は「コンクールには出場しない、気軽に吹奏楽の演奏を楽しめる楽団が欲しい」と思ったのです。

「あったらいいなあ、欲しい!」で終わらせなかった私

どうやら多くの方は「〇〇があったら欲しいなあ」と思ったことをそれだけで完結させてしまうようなのですが(たてヨコには実現させる方がたくさんいらっしゃいますね!)、私は実現に向けて行動していました。

遡ること今からちょうど4年前の2018年12月上旬、某掲示板にメンバー募集の投稿をしたり新規吹奏楽団立ち上げに向けたティザーサイトを開設したりしました。

すると何名かの方からお声がけをいただき、その月の下旬には参加者4名で第1回ミーティングを開催。

年が明けて2月に6名で第2回ミーティングを開催した…のですが!!!

そのときの参加者が1人を除いて皆様フェードアウトなさいました…orz

それはそれはもう、心が折れそうになった私。暗黒面にも落ちましたね…。

が、タダでは転びません。

その年の3月~5月、私は主催者様に交渉してメンバー募集のチラシをプログラムへ挟み込ませていただくために演奏会を行脚して回りました。

ゆく先々で先輩楽団の皆様と鉢合わせながら、合計2,300枚は挟ませていただいたと思います。

また、Facebookに有料広告を出しました。

その甲斐があって徐々に問い合わせが増え始め、それから2回のミーティングを経て2019年6月、第1期団員総会の開催をもってWEいよかんは産声を上げました。

2つの「そうぞう力」

今になってこうして振り返ると、WEいよかんを生み出したのは2つの「そうぞう力」―「想像力」と「創造力」が源だったなあ、と思います。

すなわち、「こんな吹奏楽団があったらいいなあ」とイメージしたものを実際に創り出すクリエイティビティを発揮したから、ということです。

これは、2つ揃ってはじめて物事を実現させるエネルギーになるのでしょう。

私は本当に新規吹奏楽団を立ち上げるために、そのとき何をすべきか逆算から考えて実行していました。

また、ティザーサイトやチラシは便利なツールの使い方を勉強して、すべて自分でつくっていました。

例えばですが、このように分解される私のクリエイティビティがなければ、どんなに強く「自分で思い描いたような吹奏楽団がほしい」と思っても実現に向けてどのように動いてよいか分からなかったかもしれません。

逆に、私が物事を実現させるクリエイティビティを備えているだけでそれを存分に発揮できる対象になる物事をイメージできなければ、行動することができません。

これは自分でビジネスを立ち上げられた方々には私が言うまでもなく「当たり前」のことかと思います。

ただ、私は吹奏楽団立ち上げというかたちで2つの「そうぞう力」の重要性を学んだ、という貴重な経験をしたのでした。

(もちろん、現団員やそのご家族の皆様、練習会場をお借りしている施設、フェードアウトされた方やそれぞれの事情で退団された方も含めて、いろいろな方のご協力を得ながら成り立っていることは言うまでもありません。常々感謝しています)

その後のWEいよかん

私は初代団長に就任し、第1回ミーティングから離脱することなく参加いただいていたM氏は副団長になってくださりました。

が、私はリーダーに求められる資質が圧倒的に不足していたがために、役員をはじめとする団員の皆様に度々、多大なる迷惑をかけてきました。

そのため、2年の任期満了をもって私は団長を退任し、現団長に引き継ぎました。

当然ですが2つの「そうぞう力」とリーダーの資質は別物ですからね…。( ̄▽ ̄;)

それはそれとして、実は昨日12月25日、有観客と生配信を併用した初めてのコンサートを開催しました。

アーカイブが公開されていますので、ぜひWEいよかんYouTubeチャンネルからご覧ください!

最後に

吹奏楽団立ち上げの経験から2つの「ぞうぞう力」の重要性を学んだ…という話をここまでしてきた私ですが、それをもってしても未だに実現できていないことがあります。

ズバリ…「起業」です!!!

実は私、現在も9年目の就職活動中でして、これだけ求人に応募しても不採用が続くのなら就活してするタイプの仕事は自分に不向きなのでは…?と思いつつも、本当に起業するなら何の分野で?ということが分からず足踏みして早数年…。

つまり、「創造力」があってもこと仕事においては「想像力」が追いついていない、ということですね…。

これは今後の私の課題です。

以上、長くなりましたがお読みくださりありがとうございました!

それでは皆様、良いお年を☆

ABOUT ME
中里 美咲
1991年愛媛県宇和島市生まれ。2014年松山大学人文学部社会学科卒業。自ら発起人となり18名の仲間とともに2019年6月にアマチュア吹奏楽団「ウインドアンサンブルいよかん」を創立し、2021年5月まで初代団長を務めた。2022年1月現在、松山市在住だが同年5月には某愛媛県内自治体の公務員として再就職予定。
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