メタバース、VR、Web3、NFT…!
このテーマは最近行われるビジネスカンファレンスではもっとも人が集まるテーマであり、多くの若い起業家がチャレンジしている領域ですが、愛媛の方々と接している中でこのテーマが話題に上がったことがないので、ぜひ開催したいと考え、企画しました。
6/18 愛媛で未来を考える勉強会(メタバース編)坂本大典氏 NewsPicks Inc, CRO
先日行われたイベント開催でも第一声がこちら。
そしてメタバースエバンジェリスト角田さんからによる仮想世界のコミュニケーションのお話に驚きも連続。
ビジネスで、公共の立場として、どのように活用できるか数多くの質問も大変興味深いものでした。
たてヨコの話題はどんな…?と過去を手繰ってみると、、、さすがです。先見の明が。
ぜひ山田さんの記事をまずは読んで頂ければと。
メタバースについてはもちろんDeFiやNFTについて解説も頂いています♪
ところで『Web3.0』って何なん?
さて、今回は、まだこちらで話されていなかった、「Web3.0」という概念について。
そして、これから確実に来たる時代をどう楽しむかについて小噺を。
改めまして、みむらと申します。
この春、松山にUターンして、社会人向けのクリエイター育成スクールの運営を行っています。
はじめましての方、もしよければこちら見て頂けると嬉しいです。
さて本題。
Web3.0時代とは一体何をさすのか。本、Youtube先生、ネット記事、いろいろな解釈があるなかで、こんな形で図式化してみました。
解釈も切り口も色々とあるようですが、私が一番分かりやすいと感じたのがこちら。
Web1.0=情報発信(Read)
Web2.0=情報交換(Read,Write)
両者の違いは一方通行の情報発信(受信)から双方向な情報交換に変わったこと。
Yahoo!で調べるだけから、Twitter、Instagram、Youtubeで誰でも発信ができるようになってますよね。
ただし、その情報のプラットフォームは、GAFAと呼ばれる寡占企業上にあり、そのサービスを利用しているのがまさに今。
そんな中、Web3.0に欠かせないものが生まれたのが2008年。ブロックチェーンの登場。
サトシ・ナカモトという謎の人物によって発明された、、、なんて話は聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。
この技術のポイントは、電子データでありながら改ざんが困難な自立分散システムであるという点。
ちょっと難しいですが、1つのプラットフォームでデジタル情報を管理するのではなく、分散させて管理する仕組みのこと。寡占企業からの民主化運動!なんて話題も上がっていました。
そして一度は、この仕組みから、生まれた「仮想通貨」がブームとなりましたが、この技術が進化を重ね、アート等のデジタルデータにも固有の「価値」(NFT)として取引ができるようになり再燃したのが2022年。
つまり、Web3.0の時代は情報だけではなく、分散された世界の中で、価値交換がされる時代となったというのが今。
そこに並行するように、VR技術の進化に伴い、3Dによる仮想空間でのリアルタイムコミュニケーションも行えるように。
Web3.0=価値交換の時代
これは、とってもワクワクでしかない。
ワクワク理論①
国境のない世界で、自分の作品やスキルを自由に売る(提供する)ことができる。
ワクワク理論②
「所有」のしくみが中央集権から分散型に変わり、透明性の高い独自の組織が自由につくれる
そして、インターネットが私達の生活の一部から、生活空間に代わり、リアルとバーチャルの垣根がない世界で日常を過ごすことになる。もはやドラえもんが隣にいても驚かない世界に…。
デジタルでものを創り出すクリエイターを育成しているウチとしてはヨダレしかでません。
このドラマ、フィクションとあなどるなかれ。
ところで、先月、私がハマった『17才の帝国』というNHKドラマ。
サンセットジャパンと揶揄された近未来の日本が、起死回生の試験的プロジェクトとして、AIに基づく地方自治を青波市という海辺の地方都市で行う。
官房副長官(星野源)が手動するそのプロジェクトは、AIによって首長には高校2年生(神尾楓珠)が選ばれる。
他に選ばれた大臣達も20代前半の若き政治家達。市議会を解散させたり、公務員を大幅削減させたりと、、大人にはできないような改革を行うものの、住民たちの支持率や声は常に視覚化され、あらゆる声に板挟みになりながらも改革を押し進め新たなコミュニティを形成していく…
おそらくたてヨコにいる皆さんは8割ハマると思います。笑
最終回はまさに近未来の日本を彷彿させる、すごくリアルなSFエンターテインメントでした。
6/25(土)深夜〜再放送がスタートするとのこと。必見!映像や音楽も良いのでぜひ。
DAOで楽しむ
日本の国や自治体がここまでのことに踏み切るには、おそらく今以上の世界の変革が起こらない限り動けないかと思います。
そして何より、Web2.0はオワコンだとかということでもない。まだまだ私達はこうやって2.0時代のネットの上でこうやって交流し、取引し、十分に生活がなりたっています。
ただ、Web3.0は、国境のない仮想現実世界を自由に行き来し、DAO(自立分散組織)と呼ばれる新しいコミュニティをも活用して経済活動やを自由に行い、一個人として楽しむ。
こんな生活は、ちょっと目を凝らすだけで、どこでもドアのように現れ、瞬時に私達を新しい世界へといざいます。
例えば、ゲームの世界で強者となるために課金と膨大な時間で武装をしていた時代から、自分でモノを売り、稼いだお金で武器防具を揃え、パーティを集め、みんなで作った未知の世界を冒険する時代へ。
例えば、英語を勉強するのに、留学したり、英会話スクールや既存のアプリにお金を払ったりするのではなく、バーチャルの世界で直接外国人と交流し、トークンを使って価値交換が行われる。
誰が管理するわけでもなく、公平な世界。
その一方「個」の管理は自己責任でもある世界。
さぁWeb3.0を楽しんでみませんか?
最後に、この時代の楽しみ方。
手っ取り早いのは、体験してみること。
DAOに参加してみたり、NFTをはじめてみたり。
僕も今後はDAOで地域✕クリエイティブで盛り上げられるコミュニティを創りたいと考えていますが、ひとまずは敷居の低いところに実際に参加してみようと思います♪
門田くんのようにDAOつくりたーい!という皆さんいらっしゃいましたら一緒にやりましょう♪
ちなみに、もっと深く知りたいなぁと思った方、僕ももれなくGoogleが提供するYoutube先生を活用してこちらを見ましたが、なかなかおもしろかったです!
①GLOBIS知見録『メタバースとWeb3.0』Thirdverse代表取締役CEO 國光 宏尚さん(6/27迄限定)
上記は、1週間限定の動画のようなので、リンクが切れたら、楽しく学べるこちら。
中田敦彦のYoutube大学「Web3.0とDAO①」
皆さん、学ぶって楽しくないですか?
先日のNewsPicks勉強会でもたくさんの皆さんにお会いできましたが、やっぱり学ぶってワクワクしますよね。
ただ学びを成果につなげるためにはちょっとコツが必要です。
普段私がクリエイター育成スクールで活用している「学び」を加速させるポイントとして、最も重要視しているのが「学び合い」の場をつくること。
聞いて終わり、読んで終わり=10%まで。
動画を見ても20%程度。
自ら体験し、他人に教えることで得られる本当の理解。
新しい時代を楽しくあるくには結局、一緒に話題で盛り上がり、話し合える仲間がいることが重要。
今、わたしは愛媛をクリエイティブのチカラでもっともっと盛り上げたいと思っています。
そのためにたくさんの個人・企業団体の皆さんと繋がる場をつくりたい。
この「たてヨコ愛媛」を経由して繋がれるたくさんの皆さんと、ぜひ学びのコミュニティを昇華させ、先進デジタル教育県にしたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします♪