はじめまして。

愛媛生まれ愛媛育ち、愛媛大学卒・愛媛県庁入庁、今のところ愛媛県人度100％の菅 花穗（かん かほ）と申します。

コラム初投稿ということで、簡単な自己紹介と、私の根底にあるゆる～くふわ～っとした愛媛への思いを綴らせていただきます。

とりあえず趣味を3つ

　まず最初は、自己紹介の定番！趣味の話をしてから本題に入っていきたいと思います。生まれてから大学卒まで松山市内で生活し、2020年に社会人になって八幡浜市に引っ越してきた現在の私の趣味は…！「米活（こめかつ）」、「炭活（すみかつ）」、「みかん活」です。※全部今わたしが作った造語です。

①米活（≒米づくり）　＠内子町の泉谷棚田/上半期に月1程度

「日本の棚田100選」にも選ばれている開放感ある絶景の棚田。ここで農作業をするのは最高な気分です。

②炭活（≒炭づくり）　＠八幡浜市の日土東地区/主に月１程度

大きな炭窯で地元のおじちゃん達と炭づくり。炭窯の火を眺める時間と、出来上がった炭をカンカン砕く瞬間が好きです。

③みかん活（≒柑橘産地巡り＆お手伝い等）＠八幡浜市内のみかん山/下半期に月２程度

2021年6月に「柑橘ソムリエ」になったのを機に、柑橘を食べるだけでなく実際に園地に行ってお手伝いをしたりと、柑橘産地巡りにハマっています。

　このように、休みの日は8割方南予のどこかの自然の中で生きています。あ、8割はちょっと盛ってしまったかもしれません。(笑) でもそのくらい、自然の中で過ごす時間が好きで、都会のキラキラOLとは程遠い、芋っぽい生活を送っています。♡(笑)

愛媛に愛着が湧き始めた瞬間

　さて、ここからは私の根底にある愛媛への思いをご紹介できればと思います。

　高3の頃、「県外（の大学）に行きたい！」と思いながら挑んだ大学受験に失敗し、しょげた気持ちで地元の「愛媛大学」に進学し始めました。しかし今振り返ると、「愛媛」というフィールドで学んだ大学のゼミ活動こそが、愛媛へ愛着を持ち始める大きな転換期となりました。

　大学2回生秋のゼミ選択。究めたい分野がはっきりしていなかった当時の私は、「フィールドワークが多くて楽しそう！」という感覚的な理由から、「観光まちづくり」を専門に学ぶゼミを選択します。

　松山市にあるJAえひめ中央太陽市と共同で「ファーマーズマーケット」の企画・準備・運営を行ったり、県内外でフィールドワークを重ねたりしながら、「まちづくりとは何ぞや」ということを学んでいきました。

　そんな中で、

「え！こんなにも目をキラキラ輝かせながら働く農家さんが愛媛におるんや！」

「ええ！隣の市に、こんなに心打たれる景色があったんや！！」

「えええ！小さいと思っていた愛媛も、知ろうとするととてつもなく広くて深くて面白い！！！」

ということにだんだんと気づいていきました。

「愛媛の魅力を、私自身がもっと学びたい。色んな人にも知ってもらいたい。愛媛に愛着を持つ人をもっともっと増やしたい。」

　こういったふわふわとした思いが芽生え始めたのが大学3回生の後半で、この思いを持ち続けながら働けそうな職場ってどこだろう…？と自分なりに考えて辿り着いたのが、「愛媛県庁」でした。

愛媛への愛着は増す一方

　愛媛県庁に入庁し、最初の配属先が南予地域（八幡浜支局）になりました。（ちなみに自然大好きな故、配属希望も「南予」で出していました。）これまで住んでいた松山市を離れ、縁もゆかりもなかった八幡浜市に引っ越してきたわけですが、「せっかくの八幡浜（南予）生活を目いっぱい満喫しよう！」と、今はもうすっかり八幡浜・南予に入り浸っています。（先述の趣味がその最たる例です。）

　日々の“南予巡り”を備忘録としてひっそりコツコツ記録している、現在フォロワー89人の弱小Instaglam「＠nanyomeguri」もあるので、ご興味のある方はぜひご覧ください。（笑）

根底にある思い

　最初に八幡浜・南予に入り浸るきっかけとなったのが、八幡浜市にある会員制ヒミツキチ「コダテル」（＝コワーキングスペース）の存在です。大学時代に「大学」「家」「地域」の3つの間を行き来する生活が心地よかったため、社会人になっても「仕事」「家」「地域」の3つを大切にしようと思っていたのですが、そんな私にとって「コダテル」は、南予界隈の地域情報を入手したり、“職場外“の面白い地域の大人と交流したりする大事な拠点となっています。

　そして今、着実に「愛媛への愛着」が自分の中で過去最高を更新し続けていることを自覚しています。そんな中、今私の根底にあるのは、

　そしてゆくゆくは、

　という思いがあります。

※インターミディエイター：異なる世界の「あいだ」に立ち、さまざまな次元で異なる領域を媒介し、対話と協働をうながすモノやヒト。

　異動の関係で、南予生活が今年度いっぱいの予定です。ひとまずのラスト南予生活である2022年度は、より一層南予を学び経験し、語れるようになろうとくわだてているところです。そして今後は、中予、東予のことももっともっと知っていきたいと思っています。愛媛に対する止まらない私の探求心を、一緒に満たしてくださる方がいましたら、いつでもご教示、お声がけのほど、よろしくお願いいたします！！