初めまして!
皆さん、こんにちは!影浦義丈と申します。愛媛県伊予市出身で伊予幼稚園→伊予小学校→伊予中学校→伊予高校とずっと伊予で学んできた伊予人で、現在は松山市に済んでいます。
1999年に創業した株式会社エイチビーソフトスタジオという会社でAmazonが提供しているパブリッククラウドAWS(Amazon Web Services)の導入・運用やWebシステム、スマートフォンアプリの開発などをおこなっています。1年半ほど前からフルリモートワークに移行して県内外の社員と一緒に働いています。ちなみに、今のところ一番遠方の社員は北海道在住。入社時は愛知県に住んでいたのですがスノボ好きが高じて引っ越したそうです。
また、個人では約4年前からパラレルワークをおこなっていて、今年2月までの3年間ほど岐阜の会社にCTOとしてAIを利用したプロダクトの開発をしながら月の半分愛媛、半分岐阜といった生活をおこなったりしていました。現在は松山市内で利用出来る地域電子マネー「マチカマネー」などの運営をおこなっている株式会社まちペイで働かせて頂いています。
ITのコミュニティや勉強会
さて、皆さんの業界でもセミナーや勉強会はいろいろあると思います。私がいるいわゆるIT業界にもメーカーなどの会社が主催されているセミナーなどは沢山ありますが、それ以上に多いのがコミュニティ主催の勉強会です。現在沢山のコミュニティで勉強会が開催されています。
connpass-エンジニアをつなぐ IT勉強会支援プラットフォーム
https://connpass.com/
Doorkeeper
https://www.doorkeeper.jp/
私たちが参加している技術系の勉強会の多くは参加費は無償か会場代を参加者で負担する程度で参加出来ます。発表をする登壇者ももちろん無償です。中には遠方から飛行機などで来てくれる参加者や登壇者の方もいます。
例えば、AWSのユーザーコミュニティ「JAWS-UG(Japan AWS Users Group)」などは年に一回東京で大きなイベントを開催しており、2019年には2300人以上の参加者、登壇者、運営スタッフが全国から集まりました。企画から集客、運営まで全てコミュニティの運営スタッフでおこなっていて、会場費など必要な経費はAWSをはじめとするスポンサーから費用を集めていますが、スタッフや登壇者の方はみな無償のボランティアで参加しています。
私自身もいろいろなコミュニティに参加や運営に関わっていますが、ここ数年は特にJAWS-UGへ深く関わっておりいろいろな活動に参加しております。そのおかげでAWSより「AWS Samurai2018」という賞を頂いたこともあります。
AWS Samurai 2018 の発表
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-samurai-2018/
昨今はコロナの影響でほとんどオンラインで開催されていますが、そのおかげで東京等の遠方で開催されている勉強会にも気軽に参加出来るようになりました。
多くのコミュニティは「No sell, No Job」、営業活動や仕事抜きで皆さん個人として参加しています。登壇者の方も普段の業務の中で公開しても問題ない範囲にはなりますが中の情報を話してくれたりもします。
なぜ多くのITエンジニアが自分個人の時間とお金を使ってまでコミュニティ活動や勉強会に参加するのでしょうか。
私の場合になりますが、
- 「外のものさし」を知れる
- アウトプットすることで多くのフィードバックがもらえ
- 何より楽しい
があげられます。
1.「外のものさし」を知れる
元AWSでマーケティングをされていた小島英揮さん(https://ja.wikipedia.org/wiki/小島英揮)をはじめ多くの方が言われている言葉に「外のものさし」と言うものがあります。普段の仕事やつきあいだけでは得ることが難しい、外の世界の事や価値、そしてそれから客観的にはかれる自分の価値が理解出来るようになります。私自身この「外のものさし」にふれた事で会社や人生に大きな影響を及ぼしています。どのような影響があったのか詳しくは下記のインタビューや登壇した際の記事を読んで頂ければと思います。
コミュニティから多くのものを取り入れ続ける影浦さんの生き方に学ぶ
https://ascii.jp/elem/000/004/040/4040976/
新しい働き方への変化。地方で開発に携わるために必要なこととは ?
https://aws.amazon.com/jp/builders-flash/202101/kageura-yoshitake-interview/?awsf.filter-name=*all
2.アウトプットすることで多くのフィードバックがもらえる
コミュニティでよく知られている言葉に「100回の参加より1回の登壇」というものがあります。登壇しようと思うと当然発表資料をまとめる必要があり、普段業務で扱っていることや知っていることでも整理したり体系立てたりしなおす必要があります。まず、これが自分自身のフィードバックになり知識や技術の蓄積になってきます。次に登壇することで質問などの形で参加者のなかから多くの直接的なフィードバックを頂く事が出来ます。また、登壇することで自分を覚えてもらえるようになり、情報がより集まるようになってきます。
ちなみに登壇するには専門的な知識や経験が必要ではないのかと思われるかも知れません。しかし、同じ業界でも会社が違えば普段やってる業務は全然違ったりするので、自分の経験や失敗を話すことで自分が思っている以上に興味を持ってもらえたり共感してもらえたりします。
3.何より楽しい
そして、何よりも新しい世界、知らなかった技術に触れたり、同じ分野に興味を持っている知り合いが増えるのは楽しいものです。勉強会の後にはよく懇親会がセットになっており、お酒も入りつつより深い話をしながら仲間になっていきます。中には「懇親会が本番」と言う方もいるくらい大切な時間になっています。
参加してみよう
最近ではガッツリ専門的な技術系のコミュニティだけではなく、業務改善や自動化にどのようにITのツールを使うのかといった勉強会も開催されています。
たとえば下記のkintone CaféやRPACommunityもそういったコミュニティの一つです。
kintone Café
https://www.kintonecafe.com/
RPACommunity
https://rpacommunity.connpass.com/
皆さんも興味が湧いたら是非、気軽にITコミュニティや勉強会を覗いてみてください。
きっと皆さんの「外のものさし」が増えると思います。