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たてヨコ愛媛で立ち上がったプロジェクトの紹介と報告記事。
メンバー募集中のプロジェクトもあります!

国際子ども食堂”応援”プロジェクト

国際子ども食堂”応援”プロジェクト

「子ども食堂」という言葉を聞いたことはありますか。

近年では、メディアで取り上げられているので、言葉だけでも耳にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。

貧困家庭や孤食の子どもが安心して食事ができる場を無料(もしくは安価)で提供する民間発の取り組みです。

たてヨコ愛媛のメンバーの中に、この子ども食堂を運営されている方がいると聞き、取材してきました。

国際子ども食堂

食堂は三福本社ビルの中にあるそう。向かってみると住宅販売のために展示しているおしゃれなモデルハウスの前に着きました。「あれ、こども食堂は?」と思った矢先、目に飛び込んできたのはたくさんの子ども達の姿。開放されたドアに、子どもや大人たちがどんどん吸い込まれていきます。

なんと、国際子ども食堂の会場は、このモデルハウスだったのです。

中に入ると、外で聞こえてきた子ども達の笑い声に加え、食事を準備したり子どもと遊ぶ大人がせわしなく動いており、人々の活気に満ち溢れていました。

国際子ども食堂を運営されているのは、たてヨコ愛媛メンバーの山瀬麻里絵さんです。

面識がないにも関わらず、すぐに気づいてくださり「あっ!こんにちはー!」と山瀬さんの方から声をかけてくださいました。気さくで明るく、人に対して壁のない方でこちらの緊張が解けました。

松山さかのうえ日本語学校

山瀬さんは日本語教師で、2020年に東京から松山に移住され、2020年10月1日に「松山さかのうえ日本語学校」を創設されました。

現在は、松山さかのうえ日本語学校のメインの活動として、国際子ども食堂に取り組まれています。

「松山さかのうえ日本語学校」

立ち上げ直後は、たてヨコ愛媛との繋がりもなく国際子ども食堂の場所探しに大変苦労されたそう。行き詰まったところに、知人から三福グループの中矢社長を紹介していただき、場所を提供してもらうことができました。

この時のことを「人生の運をすべて使った気がします」と山瀬さんは振り返っています。

2021年に入り、イッシーこと石本香保里さんと知り合う機会があり、たてヨコ愛媛ともつながりができました。その後、松山市役所・岡野さんなどから色々な支援を受けることとなり、たてヨコ愛媛でも応援させていただくことになりました。

なぜ「国際」にこだわるのか

日本語学校や国際子ども食堂など、国際に焦点を当てた活動をされる理由を伺ってみました。

「学生の頃から国際協力をしたいという漠然とした夢がありました。高校時代にマンションの隣の部屋に留学生が住んでいたり、大学時代になぜか友達が韓国人だけになったりしたこともあって。急な円高で韓国人留学生の仕送りが激減したり、留学生というだけで面接さえしてもらえない就活を間近で見ていました。

わざわざ海外に行かなくても日本に住んでいる外国人の方々がすでに困っている実情を身近な問題として持っていました。こうした背景から、まずは海外から日本に来てくれている外国人の方に何かしたい!という考えに変わっていったんです。」とおっしゃいます。

山瀬さんは東京で、政府からの委託業務としてミャンマーの難民家族が日本で定住できるまでの支援をされていました。

その後プラベートでも難民家族と交流し、病院に付き添ったり日本の小学校に通う子どもの宿題を手伝ったりして、日本で暮らす外国人のリアルな悩みをサポートしてこられました。

そして、このミャンマーの方々との出会いで、これまで漠然と抱えてきた思いが確信にかわり

この仕事をずっと続けたい、と思ったそうです。

東京には街中に外国人が溢れてます。もはやコンビニや牛丼チェーン店では外国人の店員さんしか見かけないほどだそうです。

それに比べて地方では、外国人を受け入れる身構えが整っておらず外国人との壁が厚い。コンビニのアルバイトは、外国人というだけで面接に通らない。山瀬さんはこの状況に危機感を抱きました。

そして長く住んだ東京を離れて愛媛に移住され、在留外国人向けの活動を開始されました。どんなときも寄り添うこと・応援すること・困ったときの駆け込み寺になることを目指され、手探りながらも日々前進されています。

ボランティアが大集結

この日は、子ども20人、その親10人の参加で、スタッフとして20人の人手がありました。この参加者のうち外国籍の留学生は4名いらっしゃいました。

メニューは、韓国からの留学生が中心となって一緒に作る韓国料理。

差し入れに、たくさんのお野菜や手作りパン、みかんなどを持って来られたり、子どもの古着を寄付される方もいらっしゃいました。

料理ができるまでの間は、高校生・大学生ボランティアと折り紙で遊んだり、愛媛プロレスの石鎚山太郎さんに抱っこしてもらったりして楽しんでいます。

ボランティアでプロレスラーも参加
大学生のお姉さんお兄さんとはしゃぐ子ども達

当日取材をしてる中で、もっとも驚いたのはボランティアの数です。

スタッフは全員ボランティアで、各々がネットや紹介などで集まってきていました。

特に取材当日は、春休み中だったこともあり高校生や大学生が多く見受けられました。

まだなんとなくだけど将来は国際に関わる仕事をしたいと思っていて良い勉強になればと思い応募したという女子高校生。

初めてボランティアに参加した時に、人の役に立つことの達成感や感動を経験して以来、自発的にボランティアをしているという女子大学生。

普段の生活ではなかなか触れ合うことのできない”子ども”や”外国人”と、ここに来ると会えるのが楽しいと語る男子大学生。

それぞれがこの空間における自分なりの楽しみ方や、自分の役割を知っていて、それが全体として居心地のいい空間を作っているように思えました。

みんなが気軽に来られる場所にしたい

山瀬さんは、よく笑い、はつらつとしています。子どもやボランティアの人の名前も覚えており、「〇〇ちゃん、こっちお手伝いお願いできる?」「〇〇くんひとりでやったの?!すごいじゃーん!」と、いつも全体を俯瞰しながらみんなに声をかけていました。

初めて訪れた場所なのに、既視感に似た居心地の良さを感じるのは、そんな誰からも慕われるオープンマインドな山瀬さんのお人柄が、みんなに安心感を与えてくれ、アットホームな雰囲気を生み出しているからでしょう。

最後に、山瀬さんの掲げる最終目標までに、今現在の達成度はどのぐらいですか?と質問をしてみると、「2%です!」とおっしゃいました。今後は、みなさんのお力をお借りしながら松山市で拠点を増やし、もっと気軽に外国人のみなさんに来てもらえる場所にしていきたいそうです。たてヨコ愛媛の皆さんもご興味がある方はいろいろな形で応援参加されてはいかがでしょうか?

国際子ども食堂は2021年3月に始まり、毎週水曜日に開かれています。食堂に来られるのは、さまざまな理由で海外から松山に移住されたご家族や留学生と、周辺地域に住む日本の子どもやその親です。留学生を中心に多国籍な料理を参加者と一緒に作り提供しています。

ボランティアスタッフを大募集中です!

活動持続のための寄付も受付中です。あなたの寄付で子どもの笑顔を守りませんか。

国際子ども食堂の場所:松山市中村2丁目1-3 

ABOUT ME
藤田 果凡
はじめまして!元気担当の、かぼんです(^^) わたしは愛媛で産まれ育ち、純度100%の愛媛県民です! 【趣味】映画鑑賞・ピストバイク・キャンプ・ドライブ・スノーボード・アコギ・笑うこと 【座右の銘】明日は明日の風が吹く 【将来の展望】YouTuber のんびりたのしみながら活動していきたいです♪ よろしくおねがいします!