
先日やっとシンエヴァを観たんです。一言でいうと最高でした。
最初の序を観たのが14年前-…。記憶があいまいだったので、最初から振り返ろうと改めてエヴァンゲリオン新劇場版を観直した感想は、
- シンジくんはなんでも人の所為にしてなんなん?
- 周りの大人ももうちょいシンジに説明したれよ!!!!
でした。
14年前の学生時代にはこんなにイライラしなかったはず―…
私が大人になったということか・・・と思いながらシンエヴァを観に行きました。
自己紹介
簡単に自己紹介を!中山梓です。
昔から(上手い下手は置いといて)イラストを描くのが好きで、難しい話や活字が苦手です。なので最近はイベントや社内の会議などで話を理解するためのOutputの手法として、グラレコ(グラフィックレコーディング)を始めました。

そして、今回のたてヨコ愛媛のプロフィール画像もキャプテン翼風に描いたヤツをねじ込みました。描きおろしです。

あと、RPAコミュニティのサポートメンバーです!
過去にLTで「AIアノテーション」テーマで登壇したのがYoutubeのアーカイブにありますので興味のある方はこちらをご覧ください~(RPAコミュニティYoutube)
自己紹介が長くなりましたが、今回はテーマ何でもOK!ということで、「なぜポジティブと言われるのか」をこの記事の中で振り返ろうと思います(?)
※活字が苦手なので挿絵満載にしました!
ポジティブと言われるけども
よく「ポジティブだよね」と言われます。自分でもそう思います。

でも、実はネガティブなんです。
「今の伝え方は良くない。考えずに発言するのはダメなのに」と人並みに落ち込みます。

寝るときには「これからどうなるんだ」と急に不安になることもしばしば。

でもすぐ寝ます。

「なんで自分はこうなんだ!!最低だ!!!」と一番に自分を否定します。

そんな私ですが、周りにはポジティブと言われるし、やっぱり自分でもそう思います。
東京へ行ったときに浅草寺で引いたおみくじが凶だった時も、「浅草寺で凶引いちゃうのすごくない?」って笑ったし、「このあと上がるしかないやん!」と思ったし、記念に持って帰りました。

仕事でトラブルが起こっても「盛り上がってきたじゃない」と、心の中の緊急取調室で天海祐希が笑ってます。

自分のとった行動で、結果として誰かを悲しませたとしても「自分ができる行動の精一杯をした」と踏ん切りをつけます。そう思えるよう、反省はしても後悔はできるだけしないように自分にできることはとにかく実行します。
何が言いたいのかまだまとまっていないけど、ポジティブだけどネガティブな考えで落ち込むこともあるんだよ!でもネガティブを日ごろから声を大にしたいとは思ってないよ!という感じでしょうか…!
ポジは外、ネガは内
ここまで文章にしてみて気づいたのですが、どうやら自分の心の中にはネガティブが棲みついているものの、外へ吐き出す時にはポジティブになっているようです。

日々ポジティブな発言をしていても、常々前向きな人は少ないんじゃないかと思うんです。
自分の心の中ではネガティブな考えをしていても、それを外へは出さないし見せない。表に出すとしてもリスクや課題として伝えているパターンや、すでに自分の中では消化していて、「いやぁ~あれは辛かった」と事後の出来事として伝えるパターンが多いと思います。
暗い考えを相対的に考えれば明るい考えが出てくるし
お気楽を相対的に考えればリスクが浮かんでくるし
できれば前を向いて生きていきたい
伝え方をネガティブのままではなく、可能な限り前向きになるように話す。相談するときは辛かったことを全面に出すよりは「この状況をどうしたらいいか解決方法が欲しい!」って感じです。
グラレコを始めた理由に置き換えるとこんな感じですかね。
- 難しい話が苦手だけどそうもいってられない!
- 楽しみながら理解したい…
- 自分ができることは?グラレコだ!
- 周りにも伝えやすいし喜んでくれる!うれしい!
喜怒哀楽がある中で比較すると、自分は「喜」と「楽しさ(とラクしたい)」に重きを置いているようです。昔はそうじゃなかったこともあるので、いろいろと経験していく中で変わってきたのかもしれません。

明るくてポジティブな人も、ちゃんとネガティブ要素を持ち合わせてるんですよね。それを表に出すか出さないか、それぞれの自分の中でいろんな工夫をしてると思うんです。
次はネガティブな考えの中でも、ポジティブを吐き出すためにどうしているかを整理していきます。
客観的に視る
過去に働いていたコールセンターでのクレーム応対では、顔が見えないことでストレートな言葉の暴力を真正面から受けていたことが辛くなり、上司へ辞めたいと相談しました。
その時に上司から「客観的に視る」という方法を教えてもらいます。そのアドバイスは仕事を始めたばかりの私にとってターニングポイントでした。

もう辞めたいと思っていたものの、とりあえず「電話応対のキャラクターを操作する私」という三人称視点で仕事を試みることにしました。「これでダメだったら辞めよう」という気持ちで取り組んだんですが、今となってはこれがポジティブになるための大事なことだったんです。
自分の逃げ道を用意しておく
この取り組みで逆に失敗する可能性も十分にあります。「失敗したらどうしよう」「やっぱり自分はできないヤツって認定される」と思えば思うほど、自分の中でネガティブが増殖していきます。
そんな時は逃げ道を考えましょう。
「もう辞めようと思ってたのに工夫して続けようとしている自分めっちゃ偉い」と自分の行動を褒めたり、「これでダメなら辞める」など、次の行動を決めたりしましょう。
逃げ道があることで心の余裕ができ、失敗しても次のルートがあれば前向きにとらえることができます。辞めようと思っていたけれど、「次はこうしてみよう」という次のステップが見えることもありますしね。
とりあえず楽しみたい
コールセンターで「電話応対のキャラクターを操作する私」というゲーム的な発想に変えたことで、クレームが発生したとしても客観的な立場で捉え、落ち着いて相手の行動パターンや声色、攻略ルートを考えられるようになりました。

もちろん、話の中では相手方で起こった状況を聞いて申し訳なくなったり、落ち込んだりすることもありますが、言葉の暴力を真正面から受け取るのは辛く苦しいです。
辞める前に上司へ相談して、すぐ諦めずにとりあえずゲーム要素を取り入れたことが結果として自分の中で浸透し、人生の考え方の軸になりました。
多忙でどうしようもないことや起きたトラブルを後悔するより、「この壁をどうやって乗り越えていくか」を考えて動いたほうが原動力も段違いだし、周りにも相談することでプラスの相乗効果が生まれると思うんですよね。
20代でまだまだ仕事にも慣れなかった自分が、最初のころにこの経験ができたのはすごく意味のある成功体験でした。
自分の身を守るためかもしれない
さて、ここまで整理しつつそれっぽいことを並べてみましたが、どれも「自分をポジティブで守っているのではないか」と思えてきました。
楽しむためには経験が必要で、継続するためには楽しむ工夫が必要です。
- 客観的に視る :視点を自分に向けないようにコントロール
- 逃げ道を用意 :何かあった時の回避ルートを用意しておく
- とりあえす楽しむ:仕事をいかに楽しく工夫するか
そして、他にも自分を守るために気を付けていることがありました。
ネガティブな「言霊」の影響力
霊とかの話は苦手ですが、言葉に宿る「言霊」が自分にとっては大きな影響を受けています。そのため、ネガティブな単語だけでは極力発言しないようにします。
また、自分自身がネガティブな言葉を耳にすると、真っ白な絵の具に黒が混ざっていくように、自分の中にあるポジティブな言葉がくすんでいきます。

後ろ向きな言葉が必要な時には、「しんどさを楽しみたい」「辛いけどここを乗り越えられれば」という、相対的にポジティブな言葉をつなげて前向きな言葉にします。
どうしても溜まって発散したい時
と言いつつも、どうしても自分の中で消化できないストレスは溜まっていきます。そんな時は自分が好きなことをとにかくやりましょう!なんでもいいです!私は主に以下のことが多いです!
- カラオケで大声を出して発散する
- 体を動かして汗を流す
- 泣ける映画やアニメを見て泣く
- 友達と遊んで笑う
- モノづくりなど趣味に没頭する
なんでもいいです!イライラしたことから離れて発散したり、笑ったり泣いたり大声を出したりしてとにかくスッキリしましょう!
相対的ポジティブで自分と周りを守る
- 光があれば影がある
- 楽しい時があれば苦しい時がある
- ネガティブがあればポジティブがある
ネガティブな考えから始まっても、逆説や相対的に考えれば何かしら前向きなことが浮かんでくるはずです。それを言葉に出すとき、プラスに置き換えるがネガティブなままにするかは自分次第です。
辛い出来事があったことをそのまま捉えるより、壁を乗り越える方法を考えたり、その先に見える未来をどうしたいか考えて、周りへ伝えていくほうが心にプラスになると思っています。
人生は常に選択肢の繰り返しです。辛いことがあっても前向きにとらえる選択を続けていきたいなぁと思っています。

自分の人生を面白くするか、どんなストーリーにするのか、いつだって決めるのは自分!!
そんなコトを言いつつ、今の世の中には新型うつやHSP、インポスター症候群などいろんな病気でなかなか考えが変えられない人もいますよね…。
自分の無理のない範囲で、生きにくいと感じている自分の世界が少しでも、ちょこっとずつでも視野が広がりますように…!
(※最後の一文で逃げ道を作りました)
画像出典:ぱくたそ
挿絵:中山