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たてヨコラム

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笑いのススメ

笑うことは体に良いと言います。笑いといえば大阪ですが、大阪府は「大阪発笑いのススメ」なんて啓発冊子も出している。

他にも笑いヨガやホスピタルクラウン、ガンも治るとかは結構聞くお話ですが、私が笑う事の効果を意識しはじめたのはマラソン練習の時でした。痛みで上げられなかった肩が笑った後痛みが消えていたり、疲れが取れてまたこげる。そんなことが続いて「笑う事」がいい影響を及ぼしているのではないかと考えたのです。

身体への効果

笑うことの身体への影響はとても幅広く、血糖値の上昇が抑制される・脳が活性化される・免疫力が上がる・痛みを感じにくくなる等々。酸素が多く取り込まれ、血流が良くなり、体温が上がることで免疫力が上がる。軽い運動に近く血流が良くなることで脳にも酸素が多くいきわたり思考が活発になる。

スポーツでいうと体の余計な力みが抜けるためパフォーマンスが上がる。仕事だと効率が良くなりアイデアも出やすくなる。おお、すごいじゃないか。

日々を楽しむ

では皆さんは日々どんなことに笑っていますか。

私は車いすで動き回るのですが、街中に出ると線路にはまる・溝にはまる・5㎝あると段差が越えられないなどできないことだらけです。でも何かしら起こった瞬間はいつも誰かが助けてくれます。それでなんだか楽しくなってきちゃう。笑いながらお礼を言うと笑ってくれるからまた嬉しくなる。笑う事が増えて楽しくなるので結果的に笑える。

お笑い芸人の話が面白いのは、いかに面白くとらえるかを日々考えているからだそうです。楽しいから笑うのか、笑うから楽しいのかはわかりませんが、自分にも他人にも良い気分になることは間違いない。

笑ったもの勝ち

落ち込んだり怒る人さえいる状況を、私がなぜ笑えているのかというと、できないことを感情でとらえず単なる事実として理解しているからなのかもしれません。私は障害上自分に合う環境の方が珍しいので周囲環境に期待をしません。できなかったことにも自分にもあまり失望しない。

できないことをできるはずと思うから失望するのであって、そもそもができるかわからないと考えると笑う余裕も生まれ、失敗を笑い話にして区切りをつけたら次に進めます。

自分のできないところを理解して、できないところはできる人に頼ることができる・挑戦を見守ったり助けてくれる人がいる。そういう環境はとても恵まれていてありがたいものです。自分一人だと1のことが3にも4にもなり、一人じゃないからこそ笑う余裕ができる。たてヨコ愛媛はそんな可能性に満ちている気がします。

いつもポジティブでいる必要はなくて、喜怒哀楽、どれも欠けないことが大事なことだけれども、笑いは福を招くと信じたいものです。健康でいられるし。まさに「笑う門には福来る」ですね。それでは皆様笑いの多い日々をお過ごしください。

ABOUT ME
石川 水緒
いろんな視点を知りたくて参加しています。広く浅くいろんなことをやるのが好き。お酒と音楽が大好き。よろしくお願いします。
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