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たてコラム

たてヨコメンバーによるフリーテーマのコラム

エッセイビジネス

協力お願いします!〜チャレンジストーリー〜

「私の強みは、自分の信念を持ち、好奇心旺盛なところです!」

初めまして。西条市出身、今治西高校、そしてお茶の水女子大学進学を機に、18年間馴れ親しんだ愛媛に別れを告げて、現在東京で暮らしている安藤令奈と申します。

今回はたてよこ愛媛の皆さんにご協力のお願いをしたく、コラム投稿に参加させていただきました。

2021年4月の創業を目指しています

いきなりですみません。

実は昨年から、「大学生の間に事業を起こせないか」と企んできました。これは、大学で「アントレプレナーシップ」を学んだからです。

東京に出て、多くの「学生起業家」たちに出会いました。「社長」「起業」なんて、私の選択肢には無かったので、とても驚きました。しかし出会う起業家たちみんなが、悩みながらも、自分の力で考え行動していて、とてもキラキラして見えました。「私もこんな風に生きがいを持って生きたい!」そう思うようになりました。

そんな時、大学で「アントレプレナー育成」という講義を見つけ、受講しました。そこで、「責任を持つこと」について教えてもらいました。『「起業」すると、その会社の代表になり、「責任」が伴う。責任とは英語で、”responsibility”。”responsibility”の語源は、「response(応答)」「ability(能力)」である。つまり、責任を持って初めて、社会に対して応答することができるのだ。』とのことでした。

そこで単純な私はこう思うのです。『え、責任がないと、社会に対して応答する力がないの?そんなバカな…!私はこの社会の一員として生きていたいんだ!よし!社長になるぞ!』

ひ、飛躍していて本当にお恥ずかしいです…。しかし、私はこの教授の言葉に適切に反応できたのではないかと思っています。

「アントレプレナーシップ」についての学びはこれに留まりません。もう1つ、「事業を起こすことによって、埋もれていた価値を発掘していきましょう」という教えが印象に残っています。『社会にムーブメントを起こすのは、並大抵のことではありません。30年、50年、もしかしたらそれ以上かかるかもしれません。それでも継続し続けるくらい、熱量が注げること。それを通して、社会の常識に囚われない、新しい価値を定義すること。それに浪漫があるのです。

そこでまた素直な私は考えるのです。『ほうほう。熱量が注げることか、埋もれていた価値か。なんだろう』

私の答えは、『愛媛だ!地方だ!』でした。

50年後、教育を改革したい

大きな見出しをつけてすみません。(「言葉と行動は活発に、心は謙虚に」生きていきたいです)

結局事業のお話をできていないままですが、もう少しこれまでのストーリーにお付き合いください。

大学2年の冬から、同じ中学校出身で、大学を機に上京した先輩に誘われ、インターンシップを始めました。「学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校」という高校卒業認定が得られる、オンライン・オフラインの両方を展開するフリースクールです。部署は経験学習部能力開発課。オンラインの学校なので、全国に学生がいます。その学生たちが、ある地方で職業体験をするという事業の担当です。(他にも担当事業はあります)実際に、北海道、沖縄、長野での4泊5日のプログラムに、大学生TAとして同行しました。

その時です。高校生たちが、知らない場所で、知らない人たち(学生同士も、我々スタッフとも、現地の人々とも)と時間を共有する中で、たった5日間でとても成長(変化)したことが、目に見えて分かりました。普段は内気な性格だという子が、田舎で活きいきと活動する。夜の対話の時間で、泣きながら自分の過去や葛藤を曝け出し、みんなにただ聞いてもらう。最初出会った時は全く話せなかった子が、最後には自分からマイクを持ち、市役所の役員の方々の前で話す。涙なしには過ごせない、胸を打たれる経験でした。

これを経て私は、改めて「地方」のもつ「余白」の力に驚かされました。競争原理がはたらき、埋もれやすい都会から一線を画した地方で、自然豊かな風に触れてみること。全く知らない異文化の土地の匂いを感じ、その地で暮らす人たちと交流してみること。「地方には何もない」と思ってしまいますが、慣れ親しんでいない人たちは、そこにしかないものを感じます。「きっと何かがある。それを無理に言葉にする必要はなくて、感じればいいんだ」と思いました。

そんな時に、上述したアントレプレナーシップを学んでいました。そこで私は、「教育で新しい価値を作りたい」そのためには「1人1人が生きている実感を感じられる地方だ」と思うに至りました。自身が東京へ進学したり、N高生の成長を見るなかで、「地方のほうが、情報、モノ、人口が少なく、可能性がたくさんあり、1人1人にしっかり向き合うこともでき、自分が自分に集中できる環境である」と思ったからです。

実現したい世界と、今の私にできること

大学での専攻が発達臨床心理学、そしてN高等学校で、特性が強く出ている学生たちと触れ合うなかで、「こういう子ども達も生きやすい社会にしたい」と思うようになりました。しかし、自分の受けてきた教育を振り返ると、そのような特性を持った子たちを置き去りにし、同一や平均であることや、得意不得意ではなく、いい成績をとることが良しとされていることに気がつきました。私自身、その弊害を受けています…。

そして、アントレプレナーシップの講義でこういわれたことを思い出しました。「学んだ者は、行動しなさい

素直な私は、また、「よし、こんな大事なことに気づけたのだから、何かしなくては!」と思うのです。

しかし、N高等学校の規模感のことを、ちっぽけな私ができるはずがありません。「私がやる理由」を探した時に、自分が当事者である、「大学生」からアプローチを始めようと思いました。

就活を控える友人や先輩たちから、「やりたいことがない」「とりあえず大手」「収入や福利厚生がいいところならどこでも」という基準で職業選択をしていると聞きました。また、就職された先輩方から「不本意就職」の現状についても伺うことがありました。そこで、そんな学生たちを助けるためにも、「大手や収入」が基準ではなく「自己実現」や「well-being」が基準になるように価値観を広げるきっかけをしたいと思うようになりました。

そこで頼りにしたのが、自分の「地方だ!」という軸です。

地方の余白(可能性)を学生時代に体験することで、その学生が当事者意識を持って生活することができ、価値観のアップデートに繋がるのではないかと考えます。

またこれは、地方に還元することにも繋がります。伊予銀行による2017年度の「若者離れ」の調査によると、流出が約4600人、流入が約2000人で差し引き約2600人の転出超過。県内4大学のうち、そのまま愛媛県に就職する割合は約50%だそうです。このように、「若者離れ」で悩む地方は、愛媛だけではないでしょう。

しかし絶対にしてはいけないことは「地方就職すべきだ」という価値観の押し付けです。正直私は、愛媛での就職はしないと思います。このように仕組み作りを考え、愛媛という枠にとらわれず、各地方へのパイプ役になりたいからです。物理的な位置に囚われることなく、いろいろな地域を飛び回っていたいです。

学生たちが、今まで絶対に触れることがなかったような地域との接点を持ち、「日本もまだまだ魅力があるな」と気づくためのきっかけ作りをするに留めます。意外と、「愛媛の人が愛媛の良いところ」を認知しにくいのではないか。一度県外へ出たり、県外出身の方のほうが、他県と愛媛を比較をして、愛媛の魅力を見つけやすいのではないか。という推測から、そのようなきっかけ作りをします。そして、これが俗にいう「関係人口」となればいいなと思っています。

地方と学生でベンチャー企業なんてできるのか

ここまで私の人生の1部にお付き合いいただいた皆様には察していただけているかもしれませんが、私は「地方」と「学生」に焦点をあてたビジネスをしていこうと思っています。

なんかもっと私サイズでできることってあると思うんです…。もっとプライドを捨てたり、頭を捻ればいいと思うんです…。それでも、自分がやりたいこと…。『どうにかして「地方」と「学生」を輝かせたい…!』そして、「地方」と「学生」をターゲットにして、しっかりとビジネス(経済活性化)ができるということも示したいのです。

まずはじめの第一歩として、「メディア作り」を構想しています。どうして「メディア」なのか。ここにもアントレプレナーシップの教授の教えがたくさん詰まっています。しかし、これは割愛しますね。私のメディアに対する熱い想いは、またいつかコラムで書かせてください。

では、どういうメディアか。「メディア」という表向きの「コミュニティ」作りです。学生と地方が繋がり、交流できる「場」作りをしていきたいです。キャッチコピーは「共創し、共学するメディア」です。ちなみに会社名は「maview」にしようと思っています。

具体的には、学生が地方企業をブランディングするための記事や動画を作成し、それを掲載していきます。それを見るユーザーたちも、maviewコミュニティの一員になります。

最初の依頼企業想定

  1. 人手が足りておらず、学生インターンを募集している
  2. 若手をリクルートしたい
  3. 大手企業に頼むのは抵抗がある、どうせなら学生を応援したい

学生側のストーリー

  1. 愛媛出身→東京や大阪の大学に進学しながら、リモートでライティング記事作成などのインターン→将来地元の企業へ就職
  2. maviewに登録する都会、または愛媛ではない地方の学生とのマッチング→①同様にインターン→将来就職や移住の選択肢となる

どんなことをするか

  1. Zoomを使ったインタビューによるブランディング記事作成
  2. 実際に地方を訪れて短期インターン
  3. 学生の切り口から、企業の体力だけでは行き届かない調査分析

 例:他社比較を行う記事を別に作成して、依頼企業のブランディングに繋げる・顧客満足度等を調査分析して、施策提案・新規事業の構想

読者想定

  1. 就職を考えている学生
  2. 地方について知りたい
  3. きっかけは友達が書いた記事だから…かもしれない

 例:地方企業について知りたい・どんな人が経営しているのか、社員のやりがいや課題感について知りたい等

構想中…

また、各自治体とも連携を測れないかと考えています。観光やPR目的の記事作成やHP作成をおこないます。また、短期民泊経験を含めたプログラムができれば、愛媛に東京から学生が訪れる機会にもなります。その際の民泊やプログラムを作れたら、とてもやりがいがあります。

「地方は魅力がある」と言いがちですが、では『「魅力」ってなに?』と尋ねられると、なかなか答えられません。私は「魅力」とは、「文化」や「特性」だと思います。愛媛の「文化」といえば、俳句や道後と答えそうになりますが、「会社」にも「人」にも、それぞれの「文化」があると思います。それぞれの理念や価値観を「文字化、または文章化」してみることで「文化」が見えてきます。そこで、「地方の魅力発信!」というようなブランディングをして、読者が「愛媛の魅力」を知るために、「愛媛の企業について知る」という文脈もできればいいなと構想中です。

学生にとったら、「異文化の大人の話を聞け、それをコンテンツ化し、発信する」という過程にこの上なくやりがいを感じます。そこに留まらず、調査や施策提案まで内部に組み込めるという経験は、今後の糧になります。意欲のある学生を応援してくださいませんか。

まだまだ試作段階で、ユーザーがつくか、どうようなブランディングができるかの確証はありません。ノウハウを蓄積し、「maviewの学生に頼んだら、面白いブランディングをしてくれる」というだけのメソッドの確立に踏み込みたいと思っています。何事も恐れずにトライアンドエラーーー!!!

ということでまず、協力してくれる企業さんを募集しています!!!!!

「うちやるよ!」でも、「ここならやってくれるんじゃない?」でもいいです。

またお願いとして、

  1. ライティングやムービー作成のノウハウがある方に、教育プログラムの作成を協力していただきたい。監査役になってほしい。
  2. もし民泊プログラムができるのであれば、受け入れ人、民泊場所等も担っていただける方を募集したい。紹介していただきたい。

です!

何かお声がけいただき、力になってくれれば幸いです。

聞きたいことがあれば、なんでも聞いてください。

*ここまで、テイトさん、篠原さん、稲見さん、山田さん、河合さん、本田さん…多くのたてよこ愛媛のみなさんに、本当に本当にお世話になってきました。感謝してもしきれません。まだまだ途中ですので、引き続きご支援いただければ幸いです。

↑テイトさんにZoomインタビューした際の写真

魂のあるビジョン

「日刊新聞社主催 学生ビジネスプランコンテスト キャンパスベンチャーグランプリ東京大会」で169チームからファイナル審査進出の10チームに選ばれ、「奨励賞」を受賞致しました。まだプレローンチもしていない段階で、このような賞をいただけたことを、とても幸運に思っています。

ビジネスプランの革新性というよりも、ビジョンを評価していただいての受賞だと捉えています。この機会に恩を返すためにも、覚悟を持って事業構想に向き合っていきたいと思っています。

「迷いと逡巡のなかにこそ、魂は宿る」

おわりに

拙い文章を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!未熟で勢いだけはある、「大学生らしい」文章を楽しんでいただけていたら幸いです(笑)

本当はもっともっともっと書きたいことがあったのですが、なるべく簡潔にしたつもりです。

「どうして事業を起こしたいのか」を考えると、「私はどう生きるのか」に繋がります。

決して利己的な意味合いではなく、私は今の自分から成長するために。いわば利他的になるために。社会に貢献するために、事業を起こしたいです。

「それなら愛媛に帰ってきて、観光業とか、商業施設を営んで、しっかり経済に寄与してほうが早いじゃないか」という意見もあると思います。しかし私は、愛媛におらずとも愛媛に還元したいし、愛媛だけではなく、行ったこともない日本の地方にまで貢献したいです。

そして前述しましたが、私のビジョンは「教育」「人づくり」の事業です。この「ビジョン」と、「今できること」はかけ離れているかもしれませんが、50年後のために、地道に精進していきます。

こんな威勢がいいだけの私ですが、1歩1歩、地に足つけて歩いて行きますので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

↓たてヨコメンバーの方々はこちらでコメントをお願いします!

https://www.facebook.com/groups/2899738560047641/permalink/3792999377388217

ABOUT ME
安藤 令奈
今治西高校出身、お茶の水女子大学3年です。 臨床心理学を専攻しており、公認心理士を目指しています。大学2年次にはシアトルへ留学していました。 地方創生にも興味があり、愛媛に貢献したいなと漠然と考えています。将来は事業を起こすことを目指しています。