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たてヨコラム

たてヨコメンバーによるフリーテーマのコラム

ライフスタイル

思考の切り替え方

自己紹介

こんにちは。石川水緒と申します。愛媛県宇和島市出身の36歳。高校卒業後、福岡、兵庫、京都、北九州を経て松山に来ました。大学時代からフリーターのように過ごし、職業いろいろ。趣味も広く浅くいろいろ。

お会いした方はご存知の通り、車椅子が足のかわり。約5年前に高所からフライアウェイ~が、羽ばたきが足らず首右肩右手首の骨が粉砕。車いす生活の始まり。あらら。葛藤はしたものの、楽しく生きるかと切り替えました。そんな現在はWebアクセシビリティ検査員をしつつ、車椅子マラソン選手やイベントプランナーと呼んで頂いたり、たまに絵を描いていたりします。よろしくお願いします。

問題解決するための思考

私の障害は頸椎損傷で握力はゼロ。大変でしょ。よく言われます。いやいや、開き直って楽しんでみると面白くなってくるもので。日々の中でできないことは多すぎて落ち込んでいては何も進まない。感情は置いておいて、どうしたらできるのかを考える。これが結構楽しい。そして、「どうしたらできるだろう」これが、私がたてよこ愛媛に参加している理由につながっていきます。

社会問題に対して解決法を事業という形で考えていく、その過程における物事の色んなとらえ方を、日常にどう生かせるかを考えるのも面白いものです。身の回りの日々の問題は規模が小さいだけで、解決の仕方は同じです。客観的に見て、問題点と対策を洗い出す。視点を変えることができれば意外な解決法が見えてきたりします。物事の正面だけを見て解決しようとすると行き詰ってしまうけど、視野が広ければほかの面を見つけることも可能になります。その、他の見方を知る機会が、たてよこ愛媛だと私は思っています。なんせすごい人たちの集まりで、みんなクレージー。

普段と違う、ものの見方に触れることこれこそが工夫につながる大きなヒント!

情報を分解する

工夫をするためのひらめきを増やすには、そのもととなる材料、つまり情報をどれだけ持っているかが大事になります。しかし、今あるものをそのまま使ってみても、状況が違えばうまくいかないことも多い。そう、応用力が必要です。そして、情報をできるだけ小さく、様々な要素に分解できると応用しやすく、また今までと違った組み合わせ方や使い方ができたりします。

例えば、マヨネーズを使ったケーキのレシピがあるのをご存知でしょうか。マヨネーズとケーキ…意外、というかちょっと遠慮したい組み合わせですけど、マヨネーズの原料を思い浮かべてください。卵と油とお酢。お酢の酸味は熱で飛ぶのでないと考えます。そうすると卵と油は卵とバターと同じ扱いができます。マヨネーズを卵と油という要素に分解したのと同じように、情報を分解して考えることができたら、使い方のバリエーションが増えますよね。

私たちは日々情報に囲まれていて、無意識のうちに取捨選択しています。情報を探す際に、色んな要素を知っていると、必要な情報を選びやすくなり、結果的に使える情報が増えてくる。視点が変わると情報に対する選択の仕方や応用の仕方が変わるので、普段の視点や思考の幅も広がってきます。記憶する時も同じで細かくすると整理しやすく取り出しやすくなる。

楽しむという視点を持つ

win-winの関係を作ることや相手の立場になって考える。これは「自分の見方で相手の位置に立ってみる」ことではなく「他の見方で物事を見る」ことではないでしょうか。だからこそ様々な視点があることを知るのはとても大切。仕事においても、日常においても。思考の切り替えも視点を変えてみることで可能になります。簡単なことからいくと楽しんでみる、つまり楽しむための視点に切り替えることです。楽しむと脳が活性化して思考もひらめきもより活発になります。さらに楽しむための視点を探し始めると、視界を広げないといけないので、自分の感情にとらわれにくくなります。良いこと沢山。活用すると日々の中に少し楽しさが増えたりします。ちょっとの楽しみは意外と大事。お試しあれ。

ABOUT ME
石川 水緒
いろんな視点を知りたくて参加しています。広く浅くいろんなことをやるのが好き。お酒と音楽が大好き。よろしくお願いします。
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